はじめまして、日本大学3年の濱野 奨也と申します。
5年後に消滅の可能性!? 島根県の”かきのき村”を次世代に伝え残すプロジェクト!
をご覧いただきありがとうございます。
僕が島根県の"かきのき村"と出会ったきっかけは、ボノ株式会社が実施する「まち冒険プロジェクト」に参加したことでした。
このプロジェクトは、地域に眠る資源を大学生の視点から発見する、というものでした。けれども僕は、かきのき村の魅力を発見するどころか、かきのき村に心を奪われてしまいました。
【2020年東京オリンピック後に”かきのき村”は消えてしまう…】
そんな僕の心を奪ったかきのき村ですが、実は5年後には消滅してしまう、という危機にひんしています。
かきのき村は2003年に島根県の吉賀町(よしかちょう)と合併しました。現在は移行期間で"かきのき村"という名前が残っていますが、5年後には吉賀町という名前に変わってしまいます。
現在は"かきのき村"という名前が消滅してしまうことを防ぐために、現地の人たちは自治区制度を利用して活動しています。
しかし、日本の多くの地域と同様にかきのき村にも高齢化の波が押し寄せています。このままでは”かきのき村”の名前が残ったとしても、”かきのき村”の存在そのものが消滅してしまう可能性があるんです!!!
【かきのき村へ、大学生の僕ができる3つの恩返し】
まち冒険プロジェクトでかきのき村に行った時、その素晴らしさに惚れると同時に消滅してしまう危機が迫っていることを僕は知りました。
なんとかして僕の大好きな”かきのき村”を残したい。
そのために自分に何ができるのか考え、以下の3つのアクションを起こすことにしました。
1. かきのき村に何度も「行く」
大好きな”かきのき村”を未来に残すためには、まずは自分自身が"かきのき村"に通うことが大切だと思います。
それもただ通うだけではなく、何か”かきのき村”にプラスになる活動をしたい。そう考えてかきのき村の方に相談したところ、田植えの時期と草刈りの時期、そして収穫の時期の3つのタイミングで特に人手が必要だという話を聞きました。
そこで1つ目のアクションとして、"かきのき村"の米作りを手伝いに行きたいと思います。
2. かきのき村に人を「連れて行く」
かきのき村の米作りを手伝うにしても、僕一人だけでは全然足りません。そこでなるべく多くの人を"かきのき村"に連れて行きたいと思います。
具体的には、僕が代表をしている学生団体Volanteのメンバーや友人たち。そしてクラウドファンディングで応援してくれたみなさんが行けるようなイベントを作りたいと思っています。
3. かきのき村のことを多くの人に「伝える」
僕が起こすアクションの3つ目は、"かきのき村"のことを多くの人に伝えるためのアクションです。
このプロジェクトを立ち上げるにあたり、学生が主体的に運営している02cafeというカフェの方と繋がりました。このカフェと共に"かきのき村"の有機野菜を使ったメニューを開発したいと思います。
さらにこのプロジェクトの活動内容を報告するイベントを開いたり、活動を通じて見つけた情報をSNSなどで発信したりしていきたいと思っています。
集めた資金の使いみち
クラウドファンディングで集めた資金は以下の3つの用途で使わせていただきます。
・メニューの試作用の野菜購入費
かきのき村が存続するために、カフェで出すメニューのための野菜は買取りをしたいと思っています。クラウドファンディングで集めた資金の一部はこの試作メニュー用の野菜の購入費にあてます。
・僕たちの”かきのき村”までの交通費
集めた資金の一部を僕たちが少しでも多く、かきのき村に通うための交通費として使わせていただきます。
・未来への投資
資金が残った場合は、かきのき村のことを一人でも多くの人に知ってもらうためのチラシの印刷代や、イベントの場所代など未来につながるものに使わせていただきます。
【プロジェクトメンバー】
つぎに、このプロジェクトを僕と一緒に進めてくれるプロジェクトメンバーを紹介したいと思います。
《かきのき村チーム》
・石黒智絵さん
吉賀町企画課 よしか暮らし相談員
かきのき村の移住者受け入れや広報活動をされている方です。
・八木諒平さん
食と農・かきのきむら企業組合事務局
かきのき村の農産物の流通、各種イベントなど広報活動をやられている方です。
《東京チーム》
・学生団体Volanteのメンバー
「Made in japanを元気に!!」を理念に掲げ、商品開発・地域活性を行っている自分が代表をしている学生団体です。
http://www.volante-tsunagu.com/
・学生カフェ「02cafe」
早稲田大学の学生が中心となって学生のみで経営・運営しているカフェです。早稲田大学の近くにあります。
・ボノ株式会社(まち冒険プロジェクト主催)
このプロジェクトのきっかけになった「まち冒険プロジェクト」を主催している企業です。
僕たちの活動に関する情報はこのFacebookページを中心に発信していきたいと考えています。
もしよければ、こちらのページに「いいね」を押して少しでも”かきのき村”という素晴らしい場所があることを広める手助けをしてもらえると嬉しく思います!
FBページもつくりました!!ぜひ「いいね!」でも応援よろしくお願いします!!
【最後に…このプロジェクトにかける想い】
僕は昨年(2015年)11月、まち冒険という企画に参加してかきのき村に初めて訪れました。その時の様子↓↓
※島根県吉賀町の中に「かきのき村」はあります
もちろん行くまで”かきのき村”のことは全く知りませんでした。
2泊3日かけてかきのき村の様々な場所、食、そして村の方々に出会いました。そこで感じたのは「つながり」でした。
人と人とのつながりはもちろんのこと、人と自然、人と歴史のつながりを強く感じました。
僕はこの時、様々なつながりがあること、それが「まち」のあるべき姿の一つであり、魅力なんだだと思いました。
この「つながり」がある”かきのき村”を知ってもらいたい、一人でも多くの方に繋がってほしいという想いでこのプロジェクトを発足させました。
最後まで読んでいただきありがとうございました!
※6月上旬にかきのき村に行き、今より多くの種類のリターンを探してくる予定です!
最新の活動報告
もっと見る7/1 かきのき村の方々と打ち合わせ
2016/07/02 07:01我楽多工房での打ち合わせ 6月も終わり2016年も折り返しに差し掛かかるそんな1日にかきのき村の石黒さん、八木さん、はらだ屋旅館の女将の斉藤さんははらだ屋旅館に集まり、東京チームは学生2名、島根県東京事務局の水戸さん、まち冒険をしている株式会社ボノの谷津さんと株式会社ボノの我楽多工房に集まって打ち合わせをしました。 リターン最終確認・夏のかきのき訪問 話し合ったのは、クラウドファンディングのリターンの値段設定や数量確保などの最終確認と8月の東京から学生の訪問の件についてでした。 かきのき村側からもokがおりたので近日中にリターンを追加します!! 夏の訪問の話し合いでは日程やコンテンツなどより詰めることができました。 夏のかきのき村も楽しみです! もっと見る
【かきのき村フィールドワーク 2日目 料理教室・交流会編】
2016/06/27 20:47 初めまして!今回、02cafeのスタッフとしてかきのき村に行ってきました。 日本女子大学2年の荒木奏穂です。 私からは2日目の午後に行われた料理教室と交流会についてお伝えしたいと思います! かきのき村のお母さんたちのお料理教室 かきのき村で採れた食材を使って、かきのき村のお母さんたちに教わりながら料理をしました。 お母さんたちはかきのき村での日々の暮らしのことを話しながら、私は02cafeの活動のことを話しながら、一緒にご飯を作りました。 お母さんたちは元気いっぱいで笑顔が絶えません。 私もつられて笑ってしまいました(^^) かきのき村で採れたばかりの新鮮な野菜は美味しいものばかり! 「これ美味しいよ!食べてみて。」とくれた葉っぱのお野菜、ゴマの味がしてとっても美味しいかったです......! お母さんたちの温かさがとても心地の良い時間でした。 こんなにギッッシリ詰まったキャベツ、見たことがありません!!!! 新じゃがはほくほくで、ほんの少しお塩を振ると甘みが感じられてとっても美味しかったです。 鮎の塩焼きもしました。 完成したお料理がこちら!! ・ふきご飯のおにぎり ・鮎の塩焼き ・猪肉の煮物 ・人参と水菜のかき揚げ ・ふき煮しめ ・野菜たっぷりサラダ ・野菜炒め ・切り干し大根としいたけの煮物 たくさんの山の幸をいただけて幸せでした。 私が特に美味しいと思ったのはふきご飯。ピカピカのお米と味のよくしみたふきのおにぎりの味は忘れられません。 交流会ではかきのき村の美味しいご飯を食べながらみんなでわいわいお喋りをして、笑顔がいっぱいの会となりました。 かきのき村のお母さんが「山の学校のことは聞いたことはあるけど行ったことはないの、行ってみたい!」と言うと、 川本さんが「ぜひ来てください。」とニコニコ。 私たち学生とかきのき村のみなさんとの交流はもちろん、かきのき村の中での交流もありこれから先の未来に繋がるような時間を過ごせました。 交流会の後はみんなで片付けをし、お別れの時間。 名残惜しい気持ちがいっぱいでしたが、「またね〜」「ありがとうございました!!」とお別れしました。 さて、次回はかきのき村でのフィールドワークについて、メンバーのコメントを載せる予定です! もっと見る
【かきのき村フィールドワーク 2日目 注連川の糧・夏のスポット巡り編】
2016/06/22 15:35尚人からバトンタッチされた今回のプロジェクトリーダーの日本大学3年の濱野奨也です。 注連川の糧 土井さん さて、斎藤さん宅での農作業を終え次に訪れたのはかきのき村の有機農業の任意団体、「注連川の糧」代表をなされている土井 義則さんに有機米についてお話しをしていただきました。 土井さんが有機米に込める想い、こだわりや今の日本人の食べ物に対する在り方など熱く語っていただきとても勉強にもなりましたし、考えさせられるものがありました。 「一流は草を見ずして草を刈る」とても印象に残っている言葉です。 草の庭での昼食 土井さんにお話しいただいた後は、一緒に昼食を「草の庭」さんで食べました! 天然酵母で作ったオリジナルサンドイッチは様々な食材が使われており、とても美味しかったです!! 夏におすすめスポット お腹いっぱいになった後は、日本でも数少ない水源の見える高津川の水源を見に行きました!一本杉の根元から湧き出る水源はとても幻想的でした。 そこから少し山を上がると、天然のウォータースライダーが!!!高津川の綺麗な川の一枚岩は夏になると中学生が滑りにきたり、近くでバーベキューをするんだそうです。絶対楽しいですよね。 次回は2日目の最後、料理教室と交流会の様子を荒木奏穂ちゃんがお届けしてくれます!お楽しみに〜! もっと見る
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