八月戦争末期
私のお母さん きれいなお母さん
お出かけの時はいつもきれいな着物ときれいな帯
そして
私の大好きなきれいなパラソル
可愛い弟が生まれます名前はまこちゃん
うれしいな うれしいな

優しく美しいお母さんは戦争中の大変な生活の中で
亡くなります

横浜にも飛行機が現れました。囂々とすごい音。
お父さんは言いました。
田舎へ行こう。ここにいたら危ない。
家族みんなで田舎のおじさんおばさんのところへ行こう
田舎のおじさんおばさんは、待っていてくれた。
ここは山があって田んぼがあって
とても静かないいところ
お友達もすぐ出来た。「けえこちゃん」みんなが私を呼ぶ
みんなと遊んでいるうちに田んぼの中で迷子になった。
みんながいなくなっちゃった。
空にはたくさんの飛行機が

飛行機が近づいて来る。操縦士の顔が見えるほど近づいて来る。
ああもうだめ
この後不思議な出来事が
これはまこちゃんがきたかすりの着物です。
これを着たマコちゃんの可憐な姿は今でも私の脳裏を掠めます。
戦争が終わって、家族は横浜に戻ります。
平和な時代が来ます。
新しいお母さんが来ました
しかし過酷な時代はまこちゃんの体を蝕んでいきました。
ある日、お母さんはマコちゃんの手を引いて出かけます。
お母さんは言いました。
「病院に行くのよ」
桜が満開でした。
桜のトンネルの中、2人は坂を下りて行き、角を右に曲がってきえて行きました。
そしてまこちゃんは帰りませんでした。
まこちゃんは望まれることなく生まれました
そして静かにいなくなりました
私にとって理不尽な死でした
自己紹介
私は1941年に横浜で生まれました。港横浜で海を見ながらロマンチックな夢を抱き育ちました。
自然と周りの女の子も語学を勉強し、世界を夢見て育ちました。
私の生まれた1941年は太平洋戦争が始まった年です。
私はこの年に生まれたことを何か運命的なものを感じます。

今から、3年前統合失調症の息子が突然言いました。
「東京へ行かない?」と
70年以上住み慣れた横浜でしたが、この言葉に触発され東京へ移り住みました.。
今住んでいるのは墨田区です。故郷の横浜はハイカラな所でしたが、歴史は新しいところでした。
こちらは、江戸の明暦の大火事以来、人口が増えたところで、勝海舟とか吉良邸とか、北斎とか
歴史好きの私が、わくわくする名前が飛び出します。その偉大な人たちにあやかって、私も
ささやかながら活躍したいと思った次第です。
このプロジェクトで実現したいこと
まさに私は昭和の真ん中で育ちました。私は横浜大空襲の中で父の背中におぶわれて逃げたこと、
疎開をしたこと、事細かく覚えております。私と同じ世代の人でも、何も覚え
ていない人も多いのです。
「人から聞いた話だろう」とよく言われます。
団塊の人達からはこう言われました。
「知らない。興味ない。関係ない。」と。
日本人はもう戦争を卒業したと思っています。
しかし世界ではここ80年の間、戦争がどこかしらで絶え間なく起こっています。
今こそ叫びたい。戦争の記憶を!
私は今、82歳です。
世の中、100年時代と言われています。騒がれている割には高齢者は支援していただけません。
ほとんどが高齢者を語る場合、内容は健康、介護、年金、寿命、福祉、趣味といった範囲です。
ほとんどマイナスのお話です。
私はもっとプラスの形で生きたいです。
力一杯、働きたいです。
昨年私は主人を見送りました。
私は高齢ですが、余生を送るという気持ちは全くありません。音楽が好きで、毎年友人とコンサートを
主催しておりましたが79歳の時のコンサートで、モーツアルトのピアノトリオ作品503番をヴァイオリン・チェロ
と共に演奏しました。芸術性も高く大変難しい曲でしたが、弾き終わって、大きな達成感を得ました。そしてこれを
持って今までの人生を一度閉め、新しい人生を歩もうと自然に思いました。
それはひとり出版社を立ち上げることでした。
第一作目の絵本「ある8月のものがたり」は何年か前に、美容院で耳にしたお話をもとにしています。私の
担当の美容師が私より少し年上のお客さんから聞いた話を私にしました。小さい時、野原で遊んでいたら
空襲になり逃げ遅れて機銃掃射の戦闘機に襲われた時の話で、驚くべき内容でした。
「この話、私のものにしていい?」「いいわよ」ということで長年この話を心で温めておりました。
この度、出版社を立ち上げるに際して、この話をもとにした絵本「ある8月のものがたり」の出版を計画しました。
この絵本は、基本的には幼児、小学生向きですが、あらゆる世代の人に読んでいただきたい。
絵は芸術として見ていただきたいし、文は詩味わっていただきたいと思います。
絵 篠崎 正喜さんのこと
1945年生まれ。 絵画、金属立体、イラスト、デザインと幅広く活躍しております。
絵はベテランの方であるにも関わらず、快く引き受けていただきました。今までの戦争ものの傾向に反して
明るく美しい絵にしていただきました。絵を男性の画家にお願いしたのは、迫力ある戦争場面を描いていただきた
かったからです。戦争の悲劇を強く描いてみたかったのです。 絵本の世界に一石を投じたいと思います。
画像キャプション
リターンについて
書籍
完成した絵本「ある八月のものがたり」をさしあげたいと思います。
こちらは株式会社工房からの出版物となります。
ご希望があれば数冊でも考えています。
Tシャツ
この本の画家、篠崎正喜デザインのオリジナルTシャツ
サイズはSMLと揃えていますので
ご希望のサイズで差し上げます。
色 白地
篠崎正樹氏オリジナルデザインTシャツ
スケジュール
10月 絵本を編集する
11月 クラウドファンディング終了
原稿を印刷に回す。本屋さんに営業に回る。注文を取る
12月 印刷、製本の作業が終了 本を取次に送る
6年1月 本が全国に流通される。
6年1月 リターン発送
印刷、製本代:約160万円
営業費: 約60万円
:計 約220万円
手数料(17%+税):約60万円
最後に
このお仕事はお金の心配さえなければ実に楽しいお仕事です。
ここに紹介する絵は第一作目ですが、ここ数年企画は沢山持っております。
個性的な企画を次々に出したいと思っております。
この美しいお話を、絵本にするために力一杯働きました。
皆様のお力をお借りして、この絵本を世に出したいです
そして私自身が100年時代のモデルになればと願っています
<募集方式について>
本プロジェクトはAll-in方式で実施します。目標金額に満たない場合も、計画を実行し、リターンをお届けします。











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