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画家タガワマコトの《さわりたい光》にみちあふれた作品集「月と猫」

「出会いと別れ」をテーマに、一年以上かけて絵の制作をしてきたタガワマコトさんが、その作品群を作品集にまとめて出版するプロジェクト。100人以上のパトロンの方に支持され、原画の色を極限まで再現した作品集が完成しました。

現在の支援総額

1,009,700

201%

目標金額は500,000円

支援者数

114

募集終了まで残り

終了

このプロジェクトは、2013/08/01に募集を開始し、 114人の支援により 1,009,700円の資金を集め、 2013/10/17に募集を終了しました

現在の支援総額

1,009,700

201%達成

終了

目標金額500,000

支援者数114

このプロジェクトは、2013/08/01に募集を開始し、 114人の支援により 1,009,700円の資金を集め、 2013/10/17に募集を終了しました

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はじめまして、画家の田川誠です。
私は、「出会いと別れ」をテーマに、一年以上かけて絵の制作をしてまいりました。
今回は、その作品群を作品集として出版したいと思い、出版費用の支援を募るため、CAMPFIREにて募集させていただくことにいたしました。
動画は、制作の様子や絵画作品の展示風景、そして、このプロジェクトへの思いなどを語っておりますので、ぜひご覧ください。

1

■作品「月と猫」について

この作品群に取り組み始めたのは、一昨年前の父の死がきっかけでした。
家族との別れを経験しそれまで以上に「出会いと別れ」について深く考えるようになったからです。
「出会いと別れ」を「月の満ち欠け」に例えて制作を進めるうちに、自分自身と向き合う作業のような感覚になり、今までと違う一面を出せた気もしています。
これまで20枚以上の絵を制作してきましたが、それを「形として世に残るもの」に作り上げたいと考えています。
「月と猫」については、大手出版社から出版することも検討し、営業活動等もすすめてきました。
しかし、形式や前例・傾向にとらわれず、自分が納得する表現で作り上げるには、自費出版の方が良いと考えるようになり、今回募集させていただきました。
どうぞよろしくお願いいたします。

2

■自分にしか出せない「色」

私には、少数派色覚症状(色弱や色盲、または色覚異常とも呼ばれる)があります。
まだ幼い頃、母に「この色は何色?」と聞かれ、自分が感じた色を答えると、少しがっかりしたような表情を浮かべていたのを覚えています。
緑、茶、赤が同じように見えることがよくあり、灰色とピンクもよく間違えていたからでしょう。
色弱や色盲などと言われ続け、色の名前を言葉にするのがどんどん辛くなり、自信をなくしていったのもその頃です。
しかし、高校時代の油彩画の授業中に、恩師が興味深そうに私の絵を見ながら「お前はすごいなぁ……こんな色に見えるのか」とおっしゃいました。
その言葉には温かさが込められていて、自信を取り戻すきっかけにもなりました。
私の絵にとって、最大の魅力は色だと自負しています。
なぜなら、多くの人が見えない色を、私は見ることができるからです。
昔は欠点にしか思えなかった自らの特徴を、私の絵を見て涙する方や、感動してくださる方たちと接するうちに、「自分にしか出せない色」なのだと気付くことができたのです。
印刷の技術を最大限に活かし、原画の色の表現を極限まで再現したいと考えています。

3

■作品に添える「ことば」

私の表現する絵の世界を、より身近に感じていただけるよう、作品にことばを添えたいと考えています。以前より親交のある、あさひゆかりさんに、ことばを添えていただきます。
あさひさんのことばは、私の思いを代弁してくださっているように感じたからです。

4

■あさひゆかりさんのプロフィール

映像企画制作・雑誌プロデューサーを経て、フリーで編集・ライター、俳句など言葉に携わる傍ら、フードコーディネーターとして、二子玉川にて自然食のカフェ「ナチュラルクルー」を運営。
言葉をはじめ、二次元から三次元の表現で人に元気や感動を伝えられたらと従事されています。

あさひゆかりさんのコメント
タガワさんとの交流は、あるお店に訪れた際、壁に掛けられていた彼の作品と出逢ったことから始まりました。
色づかいや表現されている植物や生き物の形がとても印象的で、すぐに私のカフェでの展示をお願いした次第です。
作品を眺めていると心が静まり、過去の記憶や創造の世界から言葉や物語、メロディーを感じて…。
さりげなく詩を付けてみたことがタガワさんとの作品作りのきっかけとなりました。
今回の「月と猫」の言葉づくりでは、私は実際に飼っていた21年生きた愛猫と再会することができました。
形はどうしても消えてゆくもの。でも命とはいつでも会える。
この作品集を通し、月の満ち欠けと同様に生き物が避けることのできない「出会い(生)」と「別れ(死)」の繰り返しについて、様々な世代の方がそれぞれの感じるままに何かを確認し、また新しい明日に希望を持って頂けたら幸いです。

5

■本の仕様

※画像は試作品で、実際のサイズや装丁とは異なります。
※紙の素材など変更する場合がございます。
作品掲載点数:23点
出版部数:100部(シリアルナンバー入)
制作費:1冊あたり5,000円を予定。
サイズ:変型(300×300mm)
製本:上製本(ハードカバー)

見返し:タント100 (or NTラシャ)
本文:マットコート紙135kg、フルカラー、56ページまで、最終ページに四つ折りした大きいサイズのページを1 枚入れる
表紙:モノクロ
カバー:フルカラー、PP加工有

■なぜ50万円が必要なのか

目標達成のため募集金額を低めにすることも考えましたが、それが可能であればCAMPFIREで募集することはありませんでした。
現時点での見積では、下記の通り130万円以上かかると言われました。
これからも、出版に関わる様々な業者と交渉をしたり、自分でできる部分は自分でやるなどして、費用は必要最小限にとどめたいと考えています。しかし、それでも足りないのが実状です。切実に、皆様のお力が必要なのです。
実際に制作にかかる費用については、下記A社の他にも数社から見積を出してもらうよう、依頼しています。途中経過については随時ご報告させていただきますので、よろしくお願いいたします。
【見積依頼回答】
A社
出版料金:1,018,320円
本紙色校正:360,000円

■リターン

6
▲ポストカードセット
制作に使用している絵の具で独自のペイントを施したポストカードフレームと、月と猫のポストカードです。

7
▲トートバッグ&フィギュア&カップ
1.制作に使用している絵の具で独自のペイントを施したトートバッグ。
2.石粉粘土で成形し制作に使用している絵の具で独自のペイントを施した、独特な佇まいの猫のフィギュア。
3.マグカップに陶器用のマーカーで手描きでペイントし、焼き付け塗装したもの。
※このプロジェクト限定のグッズです。一つ一つ手作りのため、画像と多少異なります。ご了承ください。

8
▲作品集
※画像は試作品の為、実際のサイズや装丁と異なります。

9
▲オリジナル作品&新作
制作期間は最低でも一ヶ月以上は見ていただいています。ご了承ください。

■スペシャルサンクス

Eriko Kumagai
Kaori(Dahlia)
鹿嶋敏行
たけださとし
中田壮是
深澤慎也
あさひゆかり
Natural Crew
お茶と食料雑貨 Lasah

10
▲画像は、左から田川、あさひ、制作スタッフ深澤

11

■プロフィール

田川誠(タガワマコト)
長崎県出身、神奈川県在住。
これまで、デザイナーや美術館職員等をしながら絵画の制作を続けてきました。
現在は都内を中心に、画廊・カフェ等での展示も行っています。
公式ウェブサイト http://tagawamakoto.com/

支援に関するよくある質問

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最新の活動報告

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  • 先日(1月17日)、田川は静岡県藤枝市にあるO'KEEFFE FURNITURE(オキーフファニチャー)さんを訪れました。 O'KEEFFE FURNITUREさんは、旧東海道沿いにある古民家を再生し、昨年末にオープンされた家具のお店です。店主の平盛さんご夫妻は、作品集『月と猫』出版プロジェクトをとおしご縁をいただいた田川の友人で、久しぶりの再会に、田川もとても喜んでいる様子でした。 http://camp-fire.jp/projects/view/704(作品集『月と猫』出版プロジェクト) http://camp-fire.jp/projects/view/991(平盛さんご夫妻のプロジェクト) 素敵な空間でお互いの近況報告を行い、あっという間に時間は過ぎていきました。また、話し合いの中では、田川の作品を収めるフレームをO'KEEFFE FURNITUREさんにお作りいただきたいという話も出て、今後の展望についても語り合いました。O'KEEFFE FURNITUREさんについては、1月10日発売の『OZ magazine』 2月号において、6ページにわたり特集記事が掲載されています。ぜひご覧ください。 (スタッフ投稿)   もっと見る
  • おかげさまで、今までで最高の作品を完成させることができました。 この絵のタイトルは、「Into the Woods」。 森の中で複数のストーリーが同時に展開する同名のミュージカルをヒントに、僕自身の世界を描いたものです。 162×162cmの木製パネルに、アクリル絵の具で描いています。 実はこのパネル、亡き父とのエピソードがあるものなのです。 (詳しくは、作品集「月と猫」出版プロジェクト期間中である2013年9月1日に、CAMPFIRE上で行った活動報告をご覧ください。 → http://camp-fire.jp/updates/view/3936 ) こうして完成できましたことを、日頃からお世話になっている皆様に心より感謝いたします。父も、どれほど喜んでくれているでしょう。 この作品は、11月8日から15日まで、東京上野にある「東京都美術館」で展示されています。期間中に、ぜひ足を運んでいただけたら幸いです。 また、展覧会後もこの作品にふさわしい展示場所を探してまいります。 決まり次第、お知らせいたします。 今後とも、どうぞよろしくお願いいたします。 田川誠 ▼ 第40回 現代童画展 日時:2014年11月8日(土)〜15日(土) AM9:30~PM5:30 PM5:00まで入場 ※最終日はPM1:30まで入場、PM2:30閉場 会場:東京都美術館 1階 第1展示室、第2展示室、第3展示室 チケット:一般 700円、大・高・中学生 300円 もっと見る
  • 作品集「月と猫」出版記念サイン会にご来場くださった皆様、会場の提供と設営をしてくださったTSUTAYAスペース・エムの皆様、本当にありがとうございました。 無事にサイン会を終えることができました。 高校時代の恩師とも9年ぶりにお会いすることができ、大きな実りをいただいたイベントとなりました。 作品集出版プロジェクトを立ち上げた時は、まさかこのような機会をいただけるだなんて、夢にも思いませんでした。 いただいたこのご恩を必ずお返しできるよう、これからさらに励んでまいります。 皆様、今後ともどうぞよろしくお願いいたします。 もっと見る

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