2023/10/05 20:59
目標金額の40%に到達できました!

9月30日(土)午前7時にスタートした「スマナサーラ長老『無常の見方』『苦の見方』『無我の見方』を紙書籍で刊行します!」クラウドファンディングは、6日目となる10月5日(木)、ご支援人数が90人を超え、目標金額の40%となる「支援金額80万円」を突破することができました。たくさんの応援とお申込みを本当にありがとうございます!


今回のクラウドファンディングは、今までとは違うチャレンジです

サンガ新社では、スマナサーラ長老の単行本のクラウドファンディングを、これまで3回実施しました。

これまでの実施したプロジェクトは、2021年12月〜2022年1月の『サンユッタニカーヤ 女神との対話 第一巻』、2022年9月〜10月の『スッタニパータ「犀の経典」を読む』、2023年3月〜4月の『ダンマパダ法話全集 第八巻』です。

今回はそれらに続く4回目のクラウドファンディングになりますが、これまでと大きく違うのは、以前刊行し、現在は入手困難となっている書籍の「復刊クラウドファンディング」という点です。

そのため「すでに『無常の見方』『苦の見方』『無我の見方』を持っている」という方もいらっしゃると思います。

しかしサンガ新社は、今回のクラウドファンディングは大きな社会的意義をもつプロジェクトと位置づけて取り組んでいます。


スマナサーラ長老によって、仏教を本当に理解することができた

スマナサーラ長老の著書に出会うまで、私は仏教を大きく誤解していました。

『無常の見方』では、日本社会でよく言われている「無常」が、仏教が伝える「無常」とは異なることを明確に教えてくれます。


 世間の無常は、変化に対する主観、感情です。変化を客観的に観察するものではありません。
 嫌な状況なら、変わることを期待する。良い状況に変わると喜ぶ。
 良い状況なら、変化させまいと踏ん張る。嫌な状況に変わると悲しむ。
 誰もが主観的で、感情的で、自分勝手なのです。
「サクラが散ると、はかない」「無常だなぁ」「世界は変わってしまうものだ」と感想を口にする。何かの変化をとらえて、「ちょっと悲しい」と言うのです。

 ――『無常の見方』より


サクラが散るのを見て「ああ、無常だなあ」としんみり感傷にひたる。かつての私は「まさに自分だ!」と思ってドキッとしました。

しかし、こうして『無常の見方』に出会い、無常の本当の理解に近づくことができました。また、『苦の見方』『無我の見方』にも、同じような発見がたくさんあります。

旧サンガの時代から、スマナサーラ長老のご著書を何冊も刊行してきましたが、スマナサーラ長老の解説によって、日本人の仏教理解はどんどん深まってきていると思います。そして仏教が、自分の人生を支えてくれるものになっていきます。

そう考えたとき、仏教の最重要語を理解できる『無常の見方』『苦の見方』『無我の見方』は、これからの世界に必ず残さなくてはいけない3冊です。

新しい本ももちろん刊行していきますが、やっぱりこの3冊は、仏教に初めて出会う方にお勧めしたい大切な書籍だと思うのです。


お得な事前予約をとおして、この3冊を未来に読み継がれる書籍へ

今回のクラファンは、3冊セット定価6,050円(税込)の書籍を「クラウドファンディング特別価格 5,500円(税込/送料無料)」でご予約いただけるお得なプロジェクトになっています。

お得な事前予約をとおして、この『無常の見方』『苦の見方』『無我の見方』の3冊を未来に読み継がれる書籍に育てていただければ、たいへんありがたいです。

クラウドファンディングの締切は「11月5日(日)23:59」です。それまで、引き続き応援をいただきますよう、どうぞよろしくお願いいたします。