●自己紹介
・寺本菜央
長崎県出身、大阪在住、2児のママ(10歳双子)
保育士、株式会社リクルート(営業・営業事務)、大学広報を経て現在性教育講師として活動中。
(簡単な経緯)
いじめや毎日の友達トラブルで悩む娘から「死んだら楽になれる?」と聞かれ、衝撃を受けすぎて「自分を大事にしてほしい」としか伝えることができなかった。しかし、「どうやって自分を大事にしたらいいの?」と質問が返ってくるも、自分の心やからだを大事にする方法を自分が1番分かっていないことに気づいた。
そんなとき、性教育という学問に出会い、自己肯定感・自己受容、相手とのコミュニケーション・健康・防犯・多様性の理解・境界線など、すべて「性教育」が土台にあることを知った。幼少期から自分の守り方や大切にする方法を知ることは、生きていく上で必要なスキルだと思い、活動をはじめた。
実績としては、
膣ケア・膣トレ講座、生理講座、セックス講座など女性を中心とした講座や幼稚園~高校生向けに性教育授業の実施、企業向けに「女性のヘルスケア研修」を行い、女性が働きやすい会社づくりのきっかけ作りを行う。(累計約500名)
・町田小春
新潟県出身、元保育士。2児のママ。
学生時代から幼児期の子どもたちに性教育を伝えることの重要性を感じながら、保育士として働き始めた。保育士として働くなかで改めてその重要性を感じるものの他の保育士との温度差や現場での知識不足を実感した。自分自身が母になり、自分の子どもへ性教育をしていたが自分の子どもだけではなく、他の子どもたちにも自分自身を大切にすることを伝えていきたいと感じ、活動を始めた。
・寺尾智香
北海道 京都府京田辺市在住
3人のママ(7歳、3歳、0歳)
母業の傍らバスト専門サロンを経営(2018年より)
20年間体に携わるお仕事に従事。美容技術の講師業もしており、女性の自立支援のサポートも行っている。
体外受精を経て、長男を出産。体と向き合い、次男、長女は自然妊娠。その際に向き合った『自愛』という意識の大切さに気付く。元々は自己肯定感が低く、やりたい事も未来も描くことができませんでした。自分と向き合う中で、その根底にある『性』への意識が自己肯定感に直結する事を知る。私自身が夢を描けず、諦めていた未来を捉え直せたことにより、人生を自由に選べれるようになりました。
『性教育』は自分を信じる力、守る力を高めることができます。それは子供達の未来に繋がります。そんな未来が生きやすい社会になるよう尽力していきます。
●活動実績
文部科学省 研究事業 高等学校改革推進事業 創造的学習方法実践プログラム
・枚方市PTA協議会子ども人権啓発委員会全大会
・京都府立北嵯峨高校 高2向け授業
・滋賀県唐崎中学校 中3向け講義
・滋賀県仰木中学校 中1向け講義
・京都府私立幼稚園 保護者向け講義
・メタバース内不登校向け学習『みんなの学園中等部』
・新潟県公立保育園 幼児向け性教育
・新潟県公立保育園 保護者向け性教育
・新潟県支援センター保護者向け性教育
・新潟県行政とのコラボイベント
・大手企業での生理研修
・(株)LITALICO LITALICO仕事ナビ「女性のヘルスケア研修」
・大手保険会社など企業への生理研修
・オンラインでの性教育講座
・オンラインサロン運営
・出張講義
今回の情報の専門性としては、
『保育士資格』『幼稚園教諭』『下着開発マイスター』『pca心理学カウンセラー』『重度心身障害児施設での2年間のボランティア経験』から得た学びを情報として発信しています。
●解決したい社会課題
子どもを取り巻く深刻化した状況と環境を改善していきたい。
【子どもを取り巻く今の日本の現状】
・いじめ認知件数の増加
・いじめの認知件の増加
・不登校の増加
・性感染症の増加(10年前とくらべて11倍~40倍)
・スマホの普及により、性被害にあう子どもが低年齢化
・SNSを通した性被害の増加
・性加害の多様化
・生理の貧困問題
・10代の自殺者の増加(昨年度過去最多)
・若年妊娠や貧困の増加
・アダルトサイトへの簡単なアクセスによるトラブルの増加
※スマートフォンやSNSの普及に伴い、スマホを使用する年齢が低年齢化しているが
フェイクの情報が多い中で、誤った知識をつけたまま大人になり、様々な問題へと発展している。
●この課題に向き合う背景
子どもを取り巻く環境はどんどん深刻化しているにも関わらず、
日本における性教育は「恥ずかしい」「卑猥」といったタブー視されることがほとんど。
そのため学校教育では「はどめ規定」が存在し、本当に伝えたい部分は教えられない現状や、
教える大人(特に教員)も性教育を学んでこなかったため、知識が希薄だったり、
教員の思考や価値観で伝えることも多いため、子どもたちへ平等に伝えることが難しい。
しかし、性教育は「自己肯定感」「安心安全(防犯)」「人間関係」に深くかかわる学問。
いわゆる生きる上で必要な知識やスキルになる。
私たちHug meの3人は子どもを持つ母親でもあるため、自分の子どもが将来に期待できる、明るい未来を築いていく土台としてしっかり身に着けてほしいと思っている。
なにより、自分の子どもだけでなく、一人でも多くの子どもが「自分を大好き」といえて
「自分のこころとからだは自分で守れる」状態にすることで、周りにいる友達や家族を尊重できるようになる。そんな子どもが1人でも多くいることで、上記の社会課題をクリアできると考える。
●このプロジェクトで実現したいこと
・生命の誕生
・プライベートゾーン
・思春期(二次性徴)や困った時の対処法
・男の子と女の子のからだのこと・洗い方
・同意(性的同意)や境界線(NOの重要性)
・ジェンダーの理解
・情報リテラシー(SNSとの付き合い方、ネットトラブル)
・コミュニケーションの種類
・具体的な避妊方法(コンドームの付け方、ピル)
・性感染症
・性暴力やデートDV
・コミュニケーションの種類
・セルフプレジャー
・性犯罪
・避妊、妊娠、将来設計
・自分を知るワーク、相手を理解するワーク
など、対象年齢に合わせて各学年年間6回、出張授業にて性教育を展開したい。
将来的には性教育が当たり前になる社会にしたい(性教育の義務教育化)
●リターン品について
・各種講座 60分/回
オンライン(zoomを使用)/有効期限なし
・よもぎ蒸し 1個
・お礼のメッセージ 1通
●スケジュール
2024年3月16日
クラウドファンディング終了
2024年4月以降
よもぎ蒸し、お礼のメッセージについては随時発送
各種講座についてはメールで日程を調整して開催
●資金の使い道
・会場費 約50万円
・交通費/宿泊費 約25万円
・広告宣伝費 約5万円
・人件費 約5万円
・手数料 約15万円
直近の予定での活動費としては、以下を予定しております。
12/22 開明中学校で出張講義
1/15 北河内エリア人権擁護委員向け研修
2/28 枚方市PTA協議会 全体会
●最後に
私自身が性教育の大事さに気づいたのは、娘が学校でいじめられて「死にたい」と口にしたときでした。しかし、思い起こしてみると、小学生・中学生・高校・社会人になってからなど、今思えば「性被害」にあっていたのだと気づいたことがたくさんあります。
実際、若年層のうち4人に1人が何らかの性被害にあっているといわれているし、
性被害にあった年齢で10代が52.7%と半数以上、性被害にあったと認識するまでに1年以上かかった人の割合も48%と、知識がないために被害にあったことすらわからなかった人も多数存在する。加害者との関係も53%が顔見知り。
また、被害にあったと気づいても約半数の人が誰にも相談しないということも分かっている。
私自身性被害にあったこと、娘の学校トラブルを通して、1度ついてしまった傷はなかなかふさがらないし、トラウマになることもあり、将来に大きく影響する場合もある。
自分の身を自分で守るための最低知識を小さいころから身に着けてほしいと思っている。
「自分は大丈夫」「自分の子どもは大丈夫!」ではなく、自分や、自分の大切な人がこれから安全に、幸せに生きていくためには、「生きていく社会にいる全ての人の知識水準を高める」必要があると考えている。
<募集方式について>
本プロジェクトはAll-in方式で実施します。目標金額に満たない場合も、計画を実行し、リターンをお届けします。
コメント
もっと見る