連載企画「一人一人が地球市民」
21人目は、元スタッフの山内さんです!
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ミャンマーでの学びがまちづくりの原点
私は2007年の春から2009年秋までの約2年半、ミャンマープロジェクトのインターン、そして現地調整員として地球市民の会にお世話になりました。
当時は循環型農業の実践・普及を中心に、小学校の建設事業やインレー湖の環境保全活動、アグロフォレストリー事業など、さまざまなプロジェクトに携わらせていただきました。
ミャンマーでの生活やプロジェクトをとおして、たくさんの経験と学びを得ることができましたが、その中でも心に残った大きな学びは、「地域づくりに取り組む上で大切なことは、地域のために、地域の中で、地域の方々と一緒に取り組むこと」ということです。
どのプロジェクトにもトラブルや困難はありましたが、みんなで知恵を絞り、一緒に汗をかき、できることを一つ一つ積み重ねていくことで、いくつもの困難を乗り越えることができました。
私は現在、行政職員として防災やまちづくりの部署におりますが、ミャンマーでの活動をとおして学んだことを大切にしながら、まちづくりに取り組んでいます。
私にとって、ミャンマーでの学びがまちづくりの原点なのです。
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地域に深く根付いて活動するのが、地球市民の会の特徴だと思います。
佐賀でも、ミャンマーでも、「この地域なら任せろ!」と言えるくらい地域に深く根付き、地域の人々と繋がり、取り組んでいます。
職場は変わっても、それぞれの場所で地域づくり、まちづくり、地球市民運動を続けている仲間がいることを嬉しく思います!