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伊達政宗騎馬像をつくった小室達回顧展を開催、後世に残すため作品のブロンズ化を!

仙台のシンボル・伊達政宗騎馬像をつくった彫塑家・小室達の東京で初の回顧展を開催します。知られざる多くの優れた作品を紹介し、小室の全体的な業績と歴史的背景を多くの人に知っていただきたい。そして、作品を後世に残すために、石膏像のブロンズ化を支援していただきたく、お願いいたします。

現在の支援総額

525,000

105%

目標金額は500,000円

支援者数

25

募集終了まで残り

終了

このプロジェクトは、2018/04/12に募集を開始し、 25人の支援により 525,000円の資金を集め、 2018/05/24に募集を終了しました

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伊達政宗騎馬像をつくった小室達回顧展を開催、後世に残すため作品のブロンズ化を!

現在の支援総額

525,000

105%達成

終了

目標金額500,000

支援者数25

このプロジェクトは、2018/04/12に募集を開始し、 25人の支援により 525,000円の資金を集め、 2018/05/24に募集を終了しました

仙台のシンボル・伊達政宗騎馬像をつくった彫塑家・小室達の東京で初の回顧展を開催します。知られざる多くの優れた作品を紹介し、小室の全体的な業績と歴史的背景を多くの人に知っていただきたい。そして、作品を後世に残すために、石膏像のブロンズ化を支援していただきたく、お願いいたします。

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▼はじめにご挨拶

小室達(こむろとおる、1899~1953年)は、仙台のシンボル・伊達政宗騎馬像の作者で、帝展(文展、日展)などで優れた作品を発表しました。53歳で亡くなったこともあり、今ではあまり知られていませんが、魅力ある作品が数多く残されています。そこで、2018年6月3日~24日に、ギャラリー南製作所の企画展として「小室達展:伊達政宗騎馬像をつくった彫塑家の足あと」を開催することにいたしました。


(左:小室達、右:ご子息の少年時代)

▼プロジェクトをやろうと思った理由

今回の企画は、昨年春のギャラリー企画展「土方久功展:南の島の光と風と夢」に来場された小室達ご子息夫妻との出会いから生まれました。小室と土方は、東京美術学校(現、東京藝術大学)の同級生で、ご家族とも親しく交友されていたとのことです。小室は、今もご子息夫妻がお住まいの東京・杉並区にアトリエを構え、作品のほとんどはそこで制作されました。ぜひ、東京で初の回顧展を開きたいと思いました。


(ギャラリーにて、小室達ご子息夫妻とともに、左端オーナー)

▼このプロジェクトで実現したいこと

小室の作品は、ご遺族の寄贈などによって、郷里の宮城・柴田町に多くが収蔵・公開されています(今回の展示で、柴田町・しばたの郷土館などのご協力をいただきます)。しかし、事故や震災などで失われたものもあり、年月を経て補修・維持の必要な作品も出てきました。特に、石膏像の劣化は懸念され、ブロンズ化が必要になっています。優れた作品を後世に残すための資金的支援がプロジェクトの目的です。


(脚の部分に割れが出てきた石膏像小品)

▼これまでの活動

ギャラリー南製作所は、東京・大田区の町工場を2015年からアートギャラリーとして再生利用し、平面・立体の展示、音楽・舞踊のコンサートなどを通して地域に文化的な発信をしてきたスペースです。町工場としてはやや広めの100平米超の空間をそのままに、30年以上使われた工場の空気が残るギャラリーとして運営しています。


(展示会コラボレーション企画、アイルランド音楽ライブ)

現在活動されている作家・表現者の発表の場としての利用が主ですが、過去に活躍した作家・作品の紹介の場として企画展も開催しています。学芸員・研究者にも参画いただき、物故作家の再評価につなげる努力をしています。また、地域の小学校などと連携し、授業・課外活動の一環として、美術・音楽鑑賞会なども実施しています。未来へ向けて、子供たちが何かを感じてくれればいいなと思っています。

ギャラリー南製作所ウェブログ:http://2222gmf.blogspot.jp/


(土方久功展の特別企画、地元の区立小学校6年生の見学会)

▼資金の使い道

リターンの原価を差し引いた上で、作品の修復とブロンズ化に充当します。石膏像のブロンズ化には、小さな作品で10~20万円、大きな作品で50万円以上が必要です。目標金額を超えた場合、一部を開催経費に充当させていただきます。

なお、パトロンとなっていただいたすべての皆様には、リターンとは別に、使途明細(実績)をメールにてご報告させていただきます。


(家族の肖像、他にも多くの石膏作品が残る、しばたの郷土館)

▼リターンについて

小室達と伊達政宗騎馬像に関連する特別なリターンをご用意しました。ポストカード(絵葉書)10枚、パンフレット(図録、10ページ強)、騎馬像レプリカともに、オリジナルであり、所有者や著作権者(あるいはご遺族)の許諾を受けたものです。優れた美術作品を後世に残すという趣旨にご賛同いただければ幸いです。


(小室達アルバムより、アトリエから運び出される作品)

各リターンは、現在製作準備中で、詳細は追って記載します。ポストカードは、今回展示する作品が中心ですが、歴史的な資料写真などプロジェクト限定品を含みます。騎馬像レプリカは、伊達政宗騎馬像雛形(1936年、関係者・協力者に頒布したもの)を修復後、3Dスキャン・プリントによって特注する縮小レプリカです。


(兜の前立て・三日月が外れた伊達政宗騎馬像雛形、修復前)

小室達展は、既に開催が決定しています(詳細は下記)。オープニングパーティーご招待は、初日6月3日15時予定です。ご都合が合わない場合、最終日6月24日の打ち上げ、期中開催予定のギャラリートークへの振り替えも可能です。会場でのお名前掲示(特別協力)は、ご希望の方について、ご希望のお名前で、承ります。

「小室達展:伊達政宗公騎馬像をつくった彫塑家の足あと」
日時:2018年6月3日(日)~6月24日(日)、13:00~19:00、会期中(火)~(木)休み
場所:144-0034 東京都大田区西糀谷2-22-2 ギャラリー南製作所

▼最後に

3年間にわたり多角的な文化発信をしてきた町工場ギャラリーとして、初めてクラウドファンディングに挑戦します。どうぞ、よろしくお願いいたします!

最新の活動報告

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  • おかげさまで、無事にブロンズ化お披露目展も終わりました。https://2222gmf.blogspot.com/2018/11/blog-post_4.htmlそして、このプロジェクトの総仕上げとして、12月7日、柴田町役場にて、関係者列席のもと「童」と「ナイル」のブロンズ像の寄贈式が行われました。来春には、しばたの郷土館にて、今回の作品を含む小室達展が開催される予定です。ご支援いただいた皆様、ほんとうにありがとうございました!また、翌12月8日の河北新報に、大きく取り上げていただきました。河北新報ONLINE NEWSにも掲載されています(12/11現在)。https://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201812/20181208_73033.html もっと見る

  • 日時:11月3日(土‣祝)~10日(土)水‣木休み、12時~18時開廊(入場無料) 場所:ギャラリー南製作所(144-0034東京都大田区西糀谷2-22-2) 皆様のご助力のおかげで、ブロンズ化が進んでいます。今月末には完成予定で、柴田町へ寄贈する前に、ギャラリーでお披露目会をすることになりました。ブロンズ化した「童」と「ナイル」だけの小さな展覧会ですが、ぜひ皆様にもご来場いただければ幸いです。 ♦11月3日(土‣祝)15時から、お披露目ギャラリー・トークをします!♦ 仙台・青葉城址にある二代目伊達政宗騎馬像を鋳造され、今回「童」ブロンズ化をお願いした三浦美術鋳造所の三浦則夫さんと、小室達ご子息の穣嗣さんをお迎えして、「童」ブロンズ化にまつわるエピソードに始まり様々なお話をうかがいます(予約不要)。 もっと見る

  • ご支援ありがとうございました。 遅くなりましたが、ブロンズ化の途中経過と資金使途についてご報告させていただきます(パトロンの皆様には、別に詳細メールをお送りしております)。7月末日付で、435,750円(総支援額525,000円からCAMPFIREへの手数料89,250円を差し引いた金額)がギャラリーに振り込まれました。ここからリターンの原価315,866円を差し引きますと119,884円、これがクラウドファンディングの収支差額となります。そこに、会場での物品販売の売上代金とご支援(寄付・カンパ)の1/2を加えてブロンズ化に充当いたします。作品につきましては、小室達ご子息の穣嗣さんともご相談し、石膏作品「童」と決定させていただきました(本サイト6枚目の写真左の作品・穣嗣さんがモデルです)。約1月ほどで完成予定、その後、しばたの郷土館に収蔵されます。詳細未定ですが、その前にギャラリーにてお披露目会をさせていただくかもしれません。その際はご連絡させていただきます。 さいごに、今回の感謝をこめてギャラリーでも、穣嗣さん所蔵の「愛犬ナイル」(写真)を新たにひとつブロンズ化し、しばたの郷土館に寄贈することにいたしました。みなさまのおかげで、大変に幸せなプロジェクトになりました。心よりお礼申し上げます。そして、今後ともどうぞよろしくお願いいたします。 もっと見る

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