ご挨拶と奏楽会のご紹介
始めまして。一般社団法人奏楽会の葉山久美子と申します。奏楽会ではマーケティングを担当しております。一般社団法人奏楽会は、気軽に楽しめる、クオリティの高いオペラや声楽コンサートで、歌の芸術の魅力をお届けある団体です。
私たちの演奏会で心掛けていることは以下の3点です。
-思い立って見に来るだけで楽しめること。クラシックにありがちな公演前の予習を不要にすること。
-世界的な指導者とともに演奏を作り上げること。奏楽会の出演者は、彼らが認めたアーティストばかりです。
-人の喜びにつながる芸術とされる歌の魅力をお届けすること。皆さまに歌の芸術で心から楽しい時間をお過ごしいただくことを心掛けています。
奏楽会は、オペラや声楽コンサートの上演とオペラに関わるアーティストの育成も行っております。メトロポリタン歌劇場のスタッフの皆様などのご指導で10年続くプログラム、Tokyo International Vocal Arts Academy (TIVAA)や、イタリアでのトレーニングプログラムであるMusic Institution for Classical Arts (MICA)などの活動では、海外デビューを飾るオペラ歌手の育成に成功しています。
日本の演奏活動は、これらのプログラム修了者を主な出演者として、オペラや声楽という芸術が広く日本で受け入れられることを目指して行われています。
クラシックのコンサートの収支って。。。
海外のオペラハウスなどの事例を見ても、クラシック・コンサートは大抵の場合、チケットが全部売れても3割程度しか経費をカヴァーすることができません。今回のコンサートも、東京都アーツカウンシルから助成金はいただく予定ですが、それをもってしても赤字を埋めることができません。今回も13名の出演者の出演料以外に、チラシやプログラムのデザインや制作費、当日の受付やステージ周りのスタッフの人件費、ピアノの調律費用、チケットの販売手数料などがかかります。これらを合わせると経費は総額300万円ほどがかかります。会場は300席ですから、チケット代金を1万円で満席にした場合になんとかやっと赤字にならないレベルなのです。
しかし、大体このようなコンサートはチケット代金が5千円というのが一般的。それに学生にはもっと安く見せてあげたい。。。
そこで大きな赤字を埋める必要が生まれてくるのです。
中でも会場費は数十万円と大きな出費です。今回のハクジュ・ホールは300席の会場ですが、付帯設備費用と合わせて約40万円(38万8千円)が会場費用となっています。このコンサートはハクジュ・ホールからもその価値を認めていただき、利用料金を2割引いていただいていますが、それでも会場代は全体に重くのしかかります。せめて会場代を皆様にサポートいただければ、残りの赤字は奏楽会の工面で何とかなる。そのために、今回初めてクラウド・ファンディングに挑戦することにいたしました。キャンプファイアーの手数料17%と合わせて45万8千円を目標にファンドレイズを行いたいと思います。
みんな知らない世界の名曲って?
オペラ歌手は世界各国に留学していることが多いのですが、その国ごとに大変人気の曲で、日本ではまず滅多に演奏されない曲に出会うことがよくあります。しかも、そういう曲に限って初めて声の芸術に触れる人はきっと好きになるだろうな、、、と思わせられる面白い曲が多いのです。
そこで、それらの知られざる名曲をぜひ日本のみなさんに聞いていただき、声楽の世界の広いバラエティを知ってもらいたい。そんな思いでこのコンサートは企画されました。
昨年、コロナ禍の余波の残る中、第一回コンサートが行われ、聴きにいらしたお客様方からは、声のコンサート初心者の方も、ベテランの方も聞いたことはないけれど、楽しかったり美しかったりする曲がたくさん聴けてとても楽しかった、という感想をいただきました。そこで、今年もぜひコンサートを開催して、もっともっと多くの人に新しい音楽を知っていただければと考えています。
公演の特徴
世界の名曲を多くの言語でお届けします!今回は、イタリア語、ドイツ語、フランス語、ロシア語、英語、スペイン語の曲が登場します。
日本語の訳詞もありますし、ナビゲーターのフォーブス・ジャパン・ウェブ編集長、谷本有香さんが、お客様皆様の視点に立ったとても分かりやすい解説と歌手へのインタビューで曲の聴きどころをお伝えしながらコンサートが進行します。予習の必要はまったくありません。
出演者も日本で今大活躍中のオペラ歌手ばかり。さらに、昨年に引き続き、ゲストには話題のヴァイオリニスト、廣津留すみれさんをお迎えします。
プログラムの一例です。約20曲の曲をお届けいたします。
ロッシーニ作曲 オペラ《試金石》より 「ミシシッピの尊大なる影」
アダム作曲 オペラ《中国のニクソン》より 「私は毛沢東の妻」
ライモンド作曲 オペレッタ《ザルツブルグの季節》より 「ザルツブルガー・ノッケルン」
ヒナステラ作曲 『5つのアルゼンチン民謡』より
クルターク作曲 『カフカ断章』より 他全
リターンについて
詳細はリターンのページに記載しております。当日チケット付きのリターンと、デジタルでお送りする資料、そして出張演奏をご用意しております。いただきました資金は大切に使わせていただきます。
スケジュール
11月20日 クラウドファンディング終了
11月24日 コンサート開催、チケット付きのリターンのお渡し
12月下旬 デジタルでお送りするリターンのご送付
2024年1月~3月 出張演奏リターンの実施(時期は目安です。)
資金の使い道
いただいた資金は、会場代に充当させていただきます。
会場費 30万8千円
付帯設備費 約8万円
手数料(17%+税)約11万1千円
合計約50万円
最後に
クラシックのコンサートは敷居が高く感じられるかもしれませんが、このコンサートはナビゲーターによる解説で中身もわかりやすいですし、鑑賞方法も説明しながら行いますので、初めてクラシックコンサートを聴きに来る方にもぴったりです。
あなたのお気に入りの一曲をぜひ見つけにいらっしゃって下さい。
<募集方式について>
本プロジェクトはAll-in方式で実施します。目標金額に満たない場合も、計画を実行し、リターンをお届けします。
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