意外と手こずった、MOMINOKI探し。
木のことを知らない他のメンバーはさっと見つけて、運んで、ブッ立てる、
そう思っていたがそうはいかない。
それは八尾が「造園のまち」だから。意外と知られていないが八尾は造園業が盛んで大阪でも有数の造園のまち。それを知る卸し業者も八尾に納品するとなると、下手なものは卸せないと気合が入る。
だって「YAO PATERU MOMINOKI WEEKS」だから。
さらには枝の密度、ワサワサ感、三角形状のシルエット、拘り出せばキリがない。眉間にシワを寄せて業者から送られてくる候補を吟味しているPATERUメンバーの庭作家北谷の姿が目に浮かぶ。
だって「YAO PATERU MOMINOKI WEEKS」だから。
そんな選択肢が少ない中、やっぱり拘る木はカヤでもなくツガでもなく、モミなのだ。
最悪、似てる木を、、、の選択はなし。
だって「YAO PATERU MOMINOKI WEEKS」だから。
木は生き物。
針葉樹は気温が下がらない間に根を切ってしまうと、必要以上に傷付けることになる。水をやるタイミングも重要で保管期間をなるべく短くし、傷みが少ないように、緩んで不安定にならないようにと、生の樹木ならではの心配事があるんだとさ。
何かに挑戦すれば、色々な学びがある。
「出来る人が出来ることを出来るだけ」
そんな思いでつくり上げる
「YAO PATERU MOMINOKI WEEKS」