▼はじめに-ご挨拶-

はじめまして。プロバスケットボール選手の岡田優介です。本職は選手ですが、渋谷を拠点とする3人制プロバスケチーム「DIME.EXE（ダイム・ドット・エグゼ）」の共同オーナーの一人を務めております。

簡単に自己紹介をさせて頂きますと、バスケットボール選手としてプレーする傍らコツコツと勉強し、6年ほど前に公認会計士試験に合格しました。その後は大手監査法人にて非常勤で実務経験を積み、その知識と経験をバスケットボールの為に活かしていきたいという想いで、様々な活動を行っております。

2013年には一般社団法人日本バスケットボール選手会を設立し、初代会長に就任いたしました。そして、2年前の2014年から私の新しいチャレンジとして"3x3"という分野に参入することになりました。

▼3x3（スリーバイスリー）とは？

古くから"3on3（スリーオンスリー）"という呼称で、主にストリートバスケとして全世界で親しまれてきたスポーツが起源になりますが、それを元にFIBA（国際バスケットボール連盟）が世界標準のルールを定め、"3x3（スリーバイスリー）"として正式な競技種目としたのです。

通常の5人制バスケと比べると、ハーフコートで行う点や、21点先取or10分一本勝負で行う点などルールが異なり、さらに5人制で言うところの2Pシュートが1P、3Pシュートが2Pとなっている点も特徴的です。

単純に外角シュートが倍の得点ですから、身長体格で劣っていてもスピードとシュート力で勝負すれば世界で勝ち抜ける可能性を秘めています。

 

▼DIME.EXEとは？

DIME.EXEとは、渋谷を拠点とする初のプロバスケチームです。DIME.EXEは、世界初の3人制プロバスケリーグ"3x3 PREMIER.EXE"に創設初年度から参入し、初代シーズンチャンピオンを獲得いたしました。また、私の他にもお笑い芸人の麒麟田村裕さんと大西ライオンさんが一緒に共同オーナーを務めており、（自分で言うのもなんですが・・・）人気も知名度も抜群のチームだと思います！

2年目の昨シーズンは結果こそ6位で悔しいシーズンでしたが、様々な自主企画やPRイベントによって3x3の普及発展に貢献したとして、リーグからコミッショナー賞を頂きました。

 

 

▼このプロジェクトで何をしたいか？

「世界ナンバーワン競技人口のバスケットボール。3x3をオリンピック種目に！」

私たちDIME.EXEは、このプロジェクトを通じて、3x3を正式なオリンピック種目にするための一つの役割を担いたいと思います。

バスケットボールは全世界でNo.1の競技人口（4.5億人）ということをご存知ですか？2位のサッカー（2.6億人）と比べてもダントツ。つまり、3x3は世界ナンバーワンの競技人口がそのまま潜在的な競技者であり、ルールが浸透して知名度と実際の競技人口が増えれば、いつオリンピック新種目になってもおかしくないと言われているのです！

オリンピック種目化の推進活動は、FIBA（国際バスケットボール連盟）が主導しており、日本でもJBA（公益財団法人日本バスケットボール協会）が積極的に推進中で、プロモーションムービーも作成しております。

私もこの魅力的な競技を、いち早くオリンピック種目にしたいと考えております。

FIBA 3×3 World Tour Final 2014に出場したDIME.EXE西塔佳郎選手(2014-2015)

▼なぜ、3x3なのか？

私が3x3の普及発展を推進する理由はいくつかあります。なぜ今、3x3なのでしょうか？

 

（1）掛け持ちできる＝目標が増える

私が個人的に開いているバスケ教室で、保護者のお母さんたちに相談されることがあって、それは「公式試合の数が圧倒的に少ない」ということです。強豪校ならば県大会、関東大会、全国大会・・・年間に何十試合もあるでしょうが、弱小校であれば１回戦負け。極端な話、365日のうち公式試合が3試合だけということもあるかもしれません。

そういった場合、子供たちは何を目標に残りの360日を練習していけば良いのでしょうか？モチベーションを保つ上で、定期的な目標（＝大会）は非常に大事なポイントです。その穴を3x3で埋めることが出来ると考えています。

いつもの5人制の仲間を3人だけ集めれば、気軽に大会に参加出来ます。3x3は掛け持ちができるのです。

（2）個人スキルの向上=5人制にも活きる

昨今、マンツーマンディフェンス（1対1で守る方法）の重要性が提唱されています。その一環として、ジュニア世代のゾーンディフェンス（エリアを守る方法）が禁止されるまでになりましたが、ジュニア世代の個人スキルの向上が重要なことは紛れもない事実です。

3x3は基本的には1対1のスキルが求められます。嫌でも個人スキルを磨かなければ勝ち抜けない競技です。特にジュニア世代で3x3を推進することで、全体の個人スキルの底上げに繋がるでしょう。

（3）どこでも出来る、気軽に出来る=バスケ人気UPに貢献！

3x3の大会はフットワークの軽さが特徴です。ショッピングモール、横浜赤レンガ、六本木ヒルズ・・・多くの人が集まる場所でコンパクトに開催可能なことが最大の魅力です。

5人制はアリーナに足を運ばなければ観れないため、バスケを知らない一般の方はバスケと接点を持てません。一方、3x3はそのつなぎ役が出来ます。3x3をきっかけにバスケを知り、5人制も盛り上げれば最高ですよね！

その逆もまたしかりで、相互にファンを拡大することが出来れば、バスケットボール界全体に相乗効果が生まれるでしょう。

 

名古屋市・オアシス21銀河の広場

フィリピン・マニラ市 Robinson's Place Manila

▼そのためにはどうやって？-このプロジェクトで何をするか-

さて、この魅力的な3x3をどうしたら普及発展させることが出来るでしょうか？

3x3を最短で2020年東京オリンピックにて正式種目とするためには、開催国日本での知名度向上と競技者登録の増加、そして正式種目化への賛同者を増やすことが不可欠だと思います。

私たちにはそこまでスケールの大きなことが出来ないかもしれませんが、そのための第一歩、小さな火種を作ることなら出来ると思います。

そこで、DIMEとして出来る「3つの活動プラン」を考えました！

 

（1）トップリーグ「3x3 PREMIER.EXE」への参戦

まずは、これまで通りトップリーグPREMIERに出場し、ワールドツアーで優勝を目指します。強いDIME.EXEを魅せることで子どもたちの目標や憧れとなり、DIMEのブランド価値を高め、3x3の競技者やファンをますます増やします。

プレミアへの参戦を継続的に行うことが、3x3の普及発展に直結します。

（2）3x3大会の自主開催

次に、プレー機会の創出のために一般参加型の3x3大会「DIME.EXEカップ（仮）」を次の1年間で3回以上開催します。

その第一回目として、7/2（土）にイオンモール木更津にて、初の自主企画3x3大会を開催予定です。また、大会だけではなくファン参加型のイベントも開催していきます。

（3）3x3の普及発展の為に社団法人を新設

最後に、3x3の普及発展活動を本格化するため、2016年夏に非営利型の一般社団法人「パブリックスポーツ（仮称）」を設立します。こちらは大掛かりなプロジェクトなので、現在その中心となるメンバーを集めているところです。

社団法人では主に3x3の競技者登録促進活動や、子供たちへの3x3専門スクールの開講、地域スポーツ振興活動などを行い、行政との協力体制も構築していきます。3x3がより身近な競技となるよう、活動の幅を広げていきます。

 

以上のプランを実行し、3x3の一般社会への知名度の向上、子どもたちへの普及発展、競技者登録の促進をおこないます。

こういった活動が全国各地で起こることで、3x3のオリンピック種目化が近づくと確信しています！

▼資金の使い道

これらを行うために必要な資金をこちらのクラウドファンディングで集めたいと考えております。

プレミア参入費用　200万円
選手の年間遠征交通費　100万円
一般社団法人の設立準備費用　30万円
自主開催大会費用（１回分）　30万円

合計約360万

やはり毎年かかるプレミア参入費用が大きなコストとなっております。（プレミアが2カンファレンス制となったため、賞金最大獲得額も440万円から180万円に大幅に減りました。）

これらの費用のうちの半分弱の150万円を今回のクラウドファンディングで集めたいと考えております。（※万が一、目標金額に達しなかった場合でも借入により資金を賄い、このプロジェクトは必ず実行します。したがって、リターンは必ず履行されます。）

なお、集まった資金のうちの半分をプレミアへの参入資金、残りの半分を新設する一般社団法人の運用資金とさせて頂きます。また、実際に支援するだけではなくこちらのページをシェア・拡散してくださるだけでも力になります。

賛同して頂ける皆さんにはご協力を頂きたいと考えております！どうぞよろしくお願いいたします！