本日は、お寺で葬儀をしました。
ご遺骨をもってお経をあげてほしいと、お寺にやってきたご年配のご遺族。
葬儀をするつもりはなかったようです。その理由はお金がないから。
でも、故人の友人がご遺族に、「戒名くらいはつけてあげてよ~、かわいそうだよ…」と。
「葬儀=莫大な費用」というイメージ、また「戒名はいらない」という生前の遺言から、最近ではご葬儀をする方も少なくなりました。でも、半分以上の費用は斎場の場所代、祭壇の装飾代。
どんなに費用をかけようと、かけまいと、我々僧侶の「引導を授ける」という作法が変わることはありません。もちろんお預かりするお布施も、変わりません。
ご遺族に葬儀の必要性をお話しし、お寺で身内のみで葬儀をすることになりました。
葬儀終了後、ご遺族よりお布施の金額を聞かれ、(最初にもお伝えしたのですが)お伝えすると「え、安いですね…」と。その後も、なんどもお布施の金額を聞き返されました。その都度「全部でこれ?安いですね」と(笑)。通常は、お寺以外のことで費用がかかるのですよね(;^_^A。
お子様は、キッズコーナーでお遊び。