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「私の家にはサンタは来たことないよ」そんなスラムの子どもたちに笑顔を届けたい

フィリピン・セブ島のスラム。ここには、今日食べるお米にさえ苦労する人々がたくさんいます。そしてもうすぐクリスマス。でも、スラムの多くの子どもたちの家にはサンタクロースが訪れません。そのような子どもたちに、遠い海の向こうからやってくるサンタクロースになって、せめてささやかなギフトを届けたいのです。

現在の支援総額

400,333

122%

目標金額は326,400円

支援者数

43

募集終了まで残り

終了

このプロジェクトは、2023/10/18に募集を開始し、 43人の支援により 400,333円の資金を集め、 2023/12/22に募集を終了しました

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現在の支援総額

400,333

122%達成

終了

目標金額326,400

支援者数43

このプロジェクトは、2023/10/18に募集を開始し、 43人の支援により 400,333円の資金を集め、 2023/12/22に募集を終了しました

フィリピン・セブ島のスラム。ここには、今日食べるお米にさえ苦労する人々がたくさんいます。そしてもうすぐクリスマス。でも、スラムの多くの子どもたちの家にはサンタクロースが訪れません。そのような子どもたちに、遠い海の向こうからやってくるサンタクロースになって、せめてささやかなギフトを届けたいのです。

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ストリートチルドレン の付いた活動報告

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皆さま、ご支援・ご協力、誠にありがとうございます。クラウドファンディング実行者・NGO「HOPE~ハロハロオアシス」代表の松沼裕二です。少しずつですが、皆さまからのあたたかいご支援が集まり、本当に感謝しております。今後ともあたたかい応援、そして、尊いご支援・ご協力をお願い致します。今日は、フィリピン・セブシティのダウンタウンにて、ホームレス(路上生活者)、ストリートチルドレンへのフィーディング(給食)を行いました。大鍋で作った、ライスとルガオ(おかゆ)とモンゴスープ(大豆みたいなモンゴ豆のスープ)を、車に積み、日本やドイツからのボランティアと一緒に、支援活動に赴きました。路上生活者が多くいる通りに車を止め、そして、周辺の路上生活者に声をかけます。道端で寝転ぶ人や橋の下で生活する家族、川で水浴びをするストリートチルドレンを呼びます。「ご飯を持ってきたよ」と。だんだんと人が集まえい、いつのまにか行列ができます。もちろんみんな徒歩だし、自分らもそんなに遠くまで呼びにいけるわけではありません。でも、途中で早々とモンゴスープが無くなってしまうくらい、たくさんの路上生活者が集まります。これが、このセブシティという、大都市の現実です。すぐ近くには有名な観光地や教会、大きなショッピングモールもあります。少し足を伸ばせば、世界有数のビーチリゾートが連なります。しかし、その裏には、果てしないゴミ山があり、多くのストリートチルドレンが飢えに苦しんでいます。著しい貧富の差。そして、「貧」の占める割合の多さが、ここフィリピンの深刻な問題のひとつなのです。食器さえ持っていない子どももいます。そういう子には、ビニール袋に食べ物を入れて渡してあげます。路上での給食作業ということもあり、楽しく盛り上がる、とかではないですが、列に並ぶ子どもに話しかけたりしているうちに、だんだんと表情が柔らかくなり、笑顔がこぼれたりもします。たまに見かける(日本でも)のですが、路上生活者の中には犬や猫と暮らす人がいます。自分の食べ物にさえ困っているのに、どうして?と思うかもしれませんが、何らかの事情があって、家族と離れ、ひとりで路上生活を送る人にとっては、大切な家族であり、癒しなのでしょう。子犬を抱いて列に並ぶ彼が、抱いたままだとご飯を受けとれないので、代わりに抱いてあげました。かわいい子犬のぬくもりが、確かな生命の息吹が伝わってきます。こんなふうに、心をあたため合いながら、命を支え合いながら、彼と犬は一緒に暮らしているのでしょう。社会から見放されたホームレスも、通りで汚れる野良犬も、どっちも大切な命なのです。ひとりのストリートチルドレンが、話しかけてきました。現地語でよくわからなかったので、現地スタッフに聞きました。彼はこう言いました。「また来てくれるの?」少しの笑顔と、深い哀しみを宿した瞳で、少年はそうたずねました。「うん、また来るよ」そう返事しました。定期的にこの活動を行っているので、決して嘘ではありませんが、でも、約束もできません。でも、必ず、また来るから。彼らはべつにこのような食糧配給を期待してたり、当てにしてるわけではありません。もちろん、残飯ではない、作り立てのご飯をお腹いっぱい食べられたら嬉しいにきまっています。でも、次はいつだろう、って、期待して待つような気持ちは、もう擦り切れてしまっているかもしれません。願ってもどうせ叶わない。その願いが、ただ「お腹いっぱいになること」だとしても。それがこの少年たちをとりまく当たり前の、そして過酷な現実なのです。それでも、こんな厳しい毎日の中に、少しでもうるおいや喜びを届けてあげたい。もしかしたらこの一杯のおかゆが、ひとつの命を救うかもしれない。この支援活動や束の間のふれあいが、もし希望になるのなら、もしかしたら逆にそれは残酷なことなのだろうか?それとも何か明日に繋がる意味のあることなのだろうか?そんな自問自答や試行錯誤も頭の中に渦巻きます、それでも今、できることを続けたいと思います。だから、必ず、また来るよ、、、