皆さま、ご支援・ご協力、誠にありがとうございます。クラウドファンディング実行者の松沼裕二です。少しずつですが、皆さまからのあたたかいご支援が集まり、本当に感謝しております。 手数料を抑えるため、このクラウドファンディングはAll or nothing方式で行っており、目標金額に達しないと、支援が現地に届きません(現在の支援も無くなり、0円になってしまいます。)。スラムの子どもたちの未来への可能性を支えるために、その純真な笑顔を守るために、少しでも充実した支援を行いたいのです。もしよろしければ、引き続き、ご支援・ご協力お願い致します。 今日は、クラウドファンディングにより行う支援イベントの開催地のひとつである、山奥のスラムで、現地ボランティアや地域の方々とミーティングを行いました。 その折に、周辺を歩いて、スラムの様子を見てまわっている時のことです。 家の前で、子どもたちが、炭を袋に詰めていました。 この炭は、山に生えている木を燃やして作ったものです。 家は貧しく、お金も食糧もありません。 子どもたちが、なんとか少しでもお金を作ろうと、こうやって働いています。 児童労働?そう言ってしまえばそれまでですが、そうでもしないと生きていけないのです。 このあと、おにいちゃんが、この炭を町に売りに行きます。 山はこうやって人々に恵みをもたらしているのかもしれません。しかし、それが果物とかならいいのですが、木を切って燃やすことは、森の破壊に繋がり、煙による環境への悪影響もあり、決して良いことではありません。 でも今は、彼らには、そんなこと言ってられないのです。 貧困は、こんなふうに、巡り巡って、環境破壊にも繋がっていきます。 自分たちを守り、育ててくれた、この山を、森を、自然を大切にしたい。 誰だってそう思っています。 でも、何もせずに、ただ死んでいくことを受け入れることができますか? どうにかして生き延びる道を探さなければいけません。 児童労働?それは間違っているからやめる? じゃあ、その引き換えに得られるものは、、、 それは、飢え死にです。 自生する果物を食べればいい? 果物だけではもちろん栄養失調になります。 そうやって栄養失調になり、お腹だけがポコンと出た子どもがたくさんいます。 これが、今、この地での現実です。 NGOでは、少しでも、その命を守るために、支援活動を続けています。 でも、本当に小さな力でしかありません。 それでも、 それでも、今できることをせいいっぱいやっていくしかありません。 みんなが絶望の中、それでも今を生きていくためにがんばっています。 自分たちも、そんなスラムの人々と、ともに歩んでいます。 励まし合いながら、協力しながら、支え合いながら、 いつか見える希望を信じて、支援活動を続けています。 炊き出しや支援物資の配給を行い、その地を後にし、また翌週は違う場所で支援活動を行います。 そして、数週間後には、またここに帰ってきます。 その時まで、きっと、なんとか生き延びていて下さい、という祈りと共に、、、。 先の見えない状態の中、そのかけがえのない命を守るために、NGOでは支援活動を続けています。 食べていくことにせいいっぱいで、子どもが学校に行きたくても、そのための文房具を買うお金もありません。 そのようなスラムの子どもたちに、今回のクラウドファンディングで、文房具の支援を行います。 そして、子どもたちは、なんとか学校に通うことを続けられ、将来の夢をまだあきらめてしまわずにすみます。未来への可能性をつないでいくことができます。 皆さま、もしよろしければ、過酷な生活環境の中、それでもがんばって勉強を続けようと、夢をあきらめたくないと、毎日をせいいっぱい生きていこうとしているスラムの子どもたちの、日々の命を支えるため、そして、子どもたちの未来のため、その純真な笑顔を守るために、ご支援・ご協力をお願い致します。