2016/10/28 10:55
『植物学者のパラドックス』の下絵。この題名は、C-value・paradox(C値パラドックス)から名付けられています。
C-valueとは、DNAに書かれている情報量のことです。色んな生き物のDNAを調べ、C-valueを計算してみと、単純な構造の生き物のC-valueが高くて、逆に人間のような複雑な構造の生き物のC-valueがそんなに高くないという矛盾が存在します。
実は、DNAには無駄な部分があり、単純な構造の生き物のC-valueが高いというのは無駄の多いDNAであり、人間のような複雑な構造の生き物のC-valueが低いというのは無駄の少ないDNAである、ということがいえます。