はじめに・ご挨拶
まず、興味を持ってこのページに目を通してくださり、ありがとうございます!
私は、「子どもが平等に学習できる」そんな世界を目指して、アフリカのマラウイという国でボランティア活動を行っている小林汐樹(こばやししおな)という者です。
はい、みなさんがこの投稿を読むにあたって1度は絶対したであろうことを当てましょう。
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恥ずかしながら、私もアフリカに興味を持ち始めて調べるまで「マラウイ」という名前を聞いたことがありませんでした。
・マラウイってどんな国?
アフリカの南東部に位置する国。アフリカで3番目に大きな湖があり、国土の5分の1を占める。南北に長い国土は北海道と九州を合わせたくらいの広さである。労働人口の約80%が農業及び農業関連事業に従事。独立以降、外国との戦争や内戦を経験していないこと、また温かい国民性から「Warm Heart of Africa」と呼ばれている。
https://www.worldvision.jp/news/works/africa/202010_malawi.html
(国際協力NGOワールド・ビジョン・ジャパン)
・なぜボランティア活動をアフリカで?
詳しくプロジェクト説明にはいる前にちょっとお時間をください。私がボランティアをするに至った経緯についてお話ししたいと思います。私は、宮城県にある南三陸町という小さな町で育ちました。南三陸町と聞いて皆さんが想像するのは「東日本大震災」のことでしょうか。まさに私がボランティアを始めたきっかけがこの震災にあります。それは、震災時に、多くの方が支援に来てくださったことです。人道支援に関わる人々を見て、小さいながらに自分も何かしたいと思うようになりました。
なんでアフリカ?アフリカに興味を持ったのは、マーベル映画の「ブラックパンサー」という映画を見たことがきっかけです。それまでのいわゆる「アフリカ」というイメージが変わり始めました。そこからアフリカについて調査を進めていくうちに、アフリカには世界を変えていける力があるのではと思うようになりました。
アフリカは他国からの支援に依存している部分は確かにあります。しかしアフリカにはそれ以上のパワーがあると思っています。人口の点でいえば、2050年には世界人口の4分の1がアフリカ人になると言われており、例えばマラウイの平均年齢は18歳と若いです。今後マラウイを中心に、アフリカ全体での成長が起きれば、世界全体でのレベルアップがみられると思います。私は世界とアフリカとの関係を、支援する・されるという垂直方向の関係性から、互いに支え合う水平方向の関係性に変えたいです。こんな世界を作っていく過程に自分も参加したいと思うようになりました。
・教育の重要性
私が、なぜ教育に力を入れているかというと、教育は多くの問題と関係があるからです。例えば「貧困」。貧困と教育は大きく結びついています。教育を受けられないがために、働き口が見つからず、収入を得ることができない。また、教育を受けられずに育った親を持つ子も教育を受けられないという負の連鎖が起きてしまいます。教育を受けることで、知識を持ち、自由に生きていく権利を獲得することができるのではないかと思います。
・マラウイの教育状況
マラウイでは、「MALAWI 2063」という計画が立てられ、マラウイの教育状況の改善に取り組まれています。また、1994年に初等教育が無償化されたことで初等教育就学者が急増しました。Malawi education situiatin 2023によると、毎年2.3%ほど学校数が増えているようです。しかし、それがゆえに学校数が追いつかず生徒が集中しすぎてしまうという事態が起きています。その改善のために現在マラウイでは、午前中のみの学校、午前と午後で分ける学校、などの策がとられています。
また、ドロップアウト(中途退学)も問題になっています。貧困により、学校に通えないという理由が大部分を占めていますが、それ以外にも、病気、家族の問題、早期結婚、それに加え、学校の設備不十分大きな要因の1つです。特に、sanitation衛生状態が問題です。特に女子生徒に取ってはトイレの設備不足が問題となっています。トイレがないことにより、コレラ、赤痢、A型肝炎、腸チフスなどの感染症を引き起こし、子どもたちの教育に障害が生じ、また人としての尊厳も守られません。1人でも多くの子どもが安心して学校に通える環境作りを目指しています。
[2023 MALAWI EDUCATION STATISTIC REPORT]
学校に通う生徒が増えても、ドロップアウトの子どもが増えてしまったのでは教育状況が改善されたとはいえないのです。
・私達にできること
私に、できることはなんだろう。マラウイという国の教育問題全てを改善することは難しい。でも何かせずにはいられない。そんなとき、1個の学校を訪れる機会がありました。「Mwenelondo Primary school」
そこで目にしたのは、明るく私を迎えてくれる生徒達。外で遊ぶ子ども達。日本と変わらず、笑顔であふれ、楽しそうに学ぶ子ども達がいました。違うのは、学校の衛生状況でした。トイレは1937年に立てられ、とても古いものでした。トイレは、ドアはなく、ひびの入ったコンクリート。先生によると、トイレの中に蛇がでたりするため、危なくて使えないとのことでした。また、トイレの衛生状況が良くないことで、コレラが発生してしまうとのことでした。現在は、仮設トイレを仮に使用しているとのことでした。実際に生徒に話を聞きました。「何個かトイレはあるが、壊れてて使えない。扉も壊れててない。安心して使えるトイレが欲しい。」と話しました。私は、この現状をみて、いますぐマラウイの貧困解決とかはできないかも知れないけど、今であったこの子達のためには何かできるのではと感じました。マラウイ学校全部のトイレは変えられなくても、ここにいる生徒の環境を変えることはできる。
そこで、壊れているトイレ2つを取り壊し、新しくトイレを作るという計画を考えました。
設計予定のものは下記の写真のようなものとなります。
実施計画
クラウドファンディング中は、生徒の様子や、学校の情報を提供→クラウドファンディング終了後→
材料を用意→解体をスタート(2日間)(その間は、通常通り仮設トイレ使用)→トイレを再建(約2週間)→トイレ完成写真の掲載
クラウドファンディングの内訳といたしましては、
建設費用総額 25万円
材料費(セメント、木材、鉄、インクなど) 8万円
解体費用 8万円
人件費(解体、建設) 7万円
・リターン
リターンといたしましては、「Mwenelondo primary school」に通う子ども達からのメッセージを予定しております。
トイレを作りたい!とは思ったものの私ひとりでは、難しい。そこで、皆さんのお力を貸してください。
遠い国で、今日も学校に通う子ども達のために。
これを読んでくださった皆様に、まずは感謝いたします。ありがとうございます。マラウイについて1人でも、知っているよって人が増えてくれたら嬉しいです。
今回の活動は、マラウイ・カロンガに拠点を置く「Helping You Community Forum」HYCFの協力の下、活動を行っています。
https://ulemudavidghambi11.wixsite.com/hycf
(Home| Helping You Community Forum-HYCF)
<募集方式について>
本プロジェクトはAll-in方式で実施します。目標金額に満たない場合も、計画を実行し、リターンをお届けします。
最新の活動報告
もっと見る完成動画
2024/01/23 20:17こんにちはみなさん元気に過ごされていますでしょうか。ようやっと、トイレが完成いたしました。予算の関係上、すごく立派な水洗トイレというわけではなく、トイレを修復することしか出来ませんでした。ですが、子供たちに使ってもらえるトイレが無事できましたこと、非常に嬉しく思います。これも、皆さんのご協力のおかげです。本当に本当に、ありがとうございます!!学校への引き渡しも終えました。トイレが、トイレの機能だけでなく、子どもたちに、日本のことを知ってもらえるような、明るい希望を与えられるような、そんな存在になったら嬉しいです。本当にありがとうございました。 もっと見る
外装と内装のペイント完成!
2024/01/21 16:22こちらの活動報告は支援者限定の公開です。
トイレ工事途中経過
2023/12/16 20:55こちらの活動報告は支援者限定の公開です。
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