自己紹介
プロジェクトネパールはUWC ISAK Japan高校生ら5人で結成されたグループです。メンバーの国籍はネパール、中国、ソマリア、日本と、多様なグループですが、社会に変革を起こしたいという共通のビジョンを持っています。全寮制の学校で共に生活する中で、価値観の違いや国境の壁を感じることもありますが、平和とネパールの発展において、自分たちができることを共に模索して、活動しています。
活動実績
プロジェクトネパールは2015年のネパール大地震をきっかけにつくられました。この地震で、農村部の医療基盤の薄さが明るみになりました。そこで、プロジェクトネパールメンバーはクラウド・ファンディング、ソーシャルメディア、ネットワーク活動を通じて1000万円を集め、その資金で13の仮設学校を建設し、3つのハウスポストを支援した。
Project NEPALは、2015年に「学校をつくろうキャンペーン」を代表してネパールの前大統領から表彰され、2016年には軽井沢ロータリークラブから「効果的な地域支援を行う若き未来の可能性を秘めたリーダー」として表彰されました。
解決したい社会課題
私たちが解決したい社会課題はずばり、ネパールで最も人里離れた恵まれない地域のひとつであるドルポ地区で、前向きな変化を生み出すことです。ヒマラヤ山脈に抱かれたドルポは、息をのむような美しさを誇る場所ですが、同時に、孤立した環境、医療施設の不足、教育へのアクセスの制限などのために、日常生活が計り知れない困難に見舞われている地域でもあります。
私たちのビジョンは女性の健康、家族計画、月経衛生に特に焦点を当て、ドルポの生活水準を向上させることです。私たちは、地理的な場所に関係なく、すべての人が基本的な医療と教育を受ける権利があると信じています。
掲げる達成項目
月経衛生の改善: ドルポの女性と女児は生理用ナプキンを利用できるようになり、より良い月経衛生を維持するために必要な知識を得ることで、感染症や不快感のリスクを軽減する。
家族計画の強化: 地元のコミュニティが家族計画の選択肢について理解を深め、家族の人数や生殖に関する健康について十分な情報を得た上で決定できるようになる。
意識の向上:この問題を農村単位の問題としてではなく、国、および、世界が世界問題として、理解するために、インタビューを行い、若者層を中心に認知度を上げていく。
この課題に向き合う背景
チームメンバーの2人がネパール出身だと言うことから、まず、ネパールで何ができるか考えました。
日本では、生理や月経衛生はタブーの文化がありますが、それは、コンビニなどで身軽に生理用品が手に入るから。ネパールのような発展途上国では、生理用品と教育にアクセスがありません。これらの要因が重なって、女性権利の向上が難しいと私たちは考えています。発展途上でも先進国でも、女性をはじめ、みんなが幸せに生きる権利は同じはずです。そこで、私たちは、環境に配慮しつつ、資源のアクセスが少ない農村地でできることを真剣に考え始めました。
このプロジェクトで実現したいこと
1. 月経衛生と教育
- 月経衛生用品を調達し、ドルポの女性と女児に配布する。
- 月経衛生に関する魅力的なワークショップを開催し、個人の健康と幸福における月経衛生の重要な役割を強調する。
- ナプキンの正しい使い方と環境にやさしい廃棄方法について、女性と女児を教育する実地セッションを実施する。
2. 家族計画ワークショップ
- 家族計画について、さまざまな方法とその利点、避妊具を入手するためのガイダンスに焦点を当てた、有益なセッションを促進する。
- 家族計画に関する誤解や懸念に対処し、文化的に配慮した話し合いを促進する。
3. コミュニティ活動
- ドルポの遠隔地の村々を訪れ、コミュニティの人々と綿密なインタビューや話し合いを行う。
- 限られた医療アクセス、教育機会、インフラなど、これらのコミュニティが直面する多面的な課題を記録する。
- ドルポ内およびネパール全土で、これらの問題に対する認識を高めるため、行政と協力する。
リターンについて
支援額に応じたリターンをさせていただきます。
1000円: サンキューレターをメールにて、お送りいたします
3000円: サンキューレターと報告書をメールにて、お送りします
5000円: メッセージ入りのレターと報告書をメールにて、お送りします
10,000円: ネパールの伝統ブレスレットをプレゼント
20,000円: ネパールのヒマラヤ塩をプレゼント
30,000円: ネパールのヒマラヤ塩と100%コットン製のネパール柄の手作りスカーフをプレゼント
スケジュール
10月15日 クラウドファンディング開始
ドルパ現地支援に向けて、現地の市長と訪問日程を調整中
2024年
2月29日 クラウドファンディング終了
3日10日 ネパールへ出発
ドルパ地域で再利用可能で洗濯可能な生理用品を配布およびワークショップ
3月24日 帰国
4月上旬 10,000円以上の支援者様にリターンを郵送
資金の使い道
再利用可能で洗濯可能な生理用品:約27万円(400円×600枚)
下着:約18万円(300円×600)
リターン準備費用:約3万円
寄贈先: ドルパ地区
購入元: Hamro Shringar
最後に
私たちのプロジェクトは、ネパール、ドルポの遠隔地のコミュニティに、必要不可欠なヘルスケアの知識と資源を提供することを目指しています。月経衛生と家族計画に焦点を当てることで、私たちは個人に力を与え、コミュニティの発展を促進することを目指しています。私たちは2024年3月にドルポへ足を運ぶことで、ドルポの人々の生活に直接的、かつ、持続的なインパクトを促そうと思います。
このビジョンを現実のものとするためには、皆様のご支援が不可欠です。私たちは人として出来ること最低限のことを全力で行いたいと思っており、そこに、年齢や国籍は関係ないと強く感じています。
ご支援の方、宜しくお願い致します。
<募集方式について>
本プロジェクトはAll-in方式で実施します。目標金額に満たない場合も、計画を実行し、リターンをお届けします。
コメント
もっと見る