自己紹介
私は、コーヒーをこよなく愛する都内在住の還暦を迎えた芸術家です。目の中に入れても痛くないくらいにかわいい二匹の猫と暮らしています。アメリカに留学後12年間を米国で過ごし、個人的にマイノリティーの地位向上を計る活動を行っていました。今年の初め、インドネシアに25年在住している友人から、現地に生息するジャコウネコの話を耳にしました。コピルアクと呼ばれるコーヒーは、このジャコウネコを虐待することで生産されていることを知り、今回のプロジェクトを立ち上げることにしたのです。
活動実績
30代の頃は、アメリカで暮らすマイノリティーの地位向上に関しての社会活動をしていました。日本でも、同じ目的で都内各地のクラブを借り切ってイベントの開催などを行っていました。それ以降活動は休止しており、今回は実に30年ぶりの始動になります。
解決したい社会課題
インドネシアに生息する野生のジャコウネコを保護し、野生種のコピルアクを提供するコーヒー農家を守りたいと考えています。
この課題に向き合う背景
コピルアクが高値で取引されることにより、野生のジャコウネコが捕獲され、すさんだ環境下で飼育されていることを知りました。自身も愛玩動物を飼う者であり、悪徳業者によるジャコウネコの不当な扱いをやめさせたいと考えての行動です。
野生のジャコウネコが排泄したコーヒー豆
檻の中で飼育されているジャコウネコの排泄したコーヒー豆
このプロジェクトで実現したいこと
私たちのプロジェクトは、この自然の恵み、コピルアクを多くのコーヒー愛好者に知ってもらいたいという思いから始まりました。そして、それを通じて、ジャコウネコの保護活動に貢献したいと考えています。
野生のジャコウネコを守るために、インドネシア産のコピルアクを提供し、クラウドファンディングに挑戦します。市販のジャコウネココーヒーの90%が飼育されたジャコウネコのものである現状を変え、真の自然の恵みを守りたいのです。
コピルアクの市場価格は100gでおよそ6000円です。私たちは、同じ容量の製品を市販価格の70%でお届けします。それにより、NPO法人として持続的な活動ができるばかりではなく、サプライヤー(コーヒー農園)にも十分な利益をもたらすことが可能です。またそうすることにより、農園がジャコウネコを飼育せずに野生種のコピルアクを供給できるシステムを構築できます。
1. インドネシアから野生のジャコウネコによるコピルアクを輸入する
2. ジャコウネコを保護する組織を設立する
リターンについて
*野生のジャコウネコから採れたコピルアクを、当社価格の20%オフで購入できる権利(会員券:一年間有効)。
*KopiLuwakバズプロジェクトのロゴステッカー。
*コピルアクを美味しく淹れるためのガイドブック。
*ジャコウネコの保護活動に貢献することができます。
スケジュール
6月1日 ジャコウネコ保護活動実行委員会 設立
10月21日 SNSによる告知開始
11月10日 ファンディングでのプロジェクト終了
2024年3月 リターン発送開始
資金の使い道
・目標金額:300万円(運営の手続き料をおよそ17%とし、これを加算)
コーヒー豆購入代金:150万円
*コピルワク60kg(アラビカ種Gayo:2万円~2,5万円/kg ハンドリング&輸送費を含む)
NPO法人設立に必要な資金(90万円の内訳)
1.事務所の賃料:3万円/月×12ヶ月=36万円
2.通信費:1万円/月×12ヶ月=12万円
3.会計ソフトの費用:5万円
4.活動に必要な物品や備品:10万円(コーヒー豆保管用冷蔵庫、焙煎機)
5.イベントやセミナーの開催費用:10万円
6.広報活動費用:7万円
7.調査や研究費用:5万円
8.人材育成費用:5万円
このプロジェクトを告知するための広告費(9万円)
*Twitter、Instagram、YouTubeのどれか一つのSNSで、期間を限定してイメージ動画を配信。
どのSNSを用いるかは未だ検討中です。
最後に
ジャコウネコの歴史は、約1500万年前に遡ります。当時、ジャコウネコの祖先は、アジアとアフリカに分布しており、その後、それぞれの地域で進化を遂げ、現在の種に分化しました。
ジャコウネコは、古くから人間に利用され、香水や化粧品などの原料とされるほか、その毛皮は、高級ファーとして珍重されています。しかし、乱獲や生息地の破壊により、絶滅の危機に瀕しています。国際自然保護連合(IUCN)は、このジャコウネコを「準絶滅危惧種」に指定しています。
ジャコウネコの保護のためには、乱獲の防止と生息地の保護が必要です。乱獲防止のためには、ジャコウネコの取引を規制し、違法取引の取り締まりを強化する必要があります。また、生息地の保護のためには、森林伐採や農地開発などの開発を抑制する必要があります。
野生種と養殖のコピルアクには大きな違いが見られます。しかも、コピルアクは収穫するまでの時間も大事であり、タイムリミットは排泄後から2時間以内とも言われるほどです(諸説あり)。それだけに、野生種がもたらすコピルアクが、いかに珍重されるかが想像できます。
檻に入れられ飼育されるジャコウネコは、あたかも強制収容所に集められたどこかの国の少数民族のようであり、その扱いには目を覆うばかりです。強いストレスの中で作られたコピルアクが、はたして自由奔放に暮らすジャコウネコのコピルアクと同じと言えるのでしょうか?
私たちは、本来あるべきコピルアクの味を守るためにも、ジャコウネコを保護しなければならないと感じています。
インドネシアには、今もご覧のような手付かずの密林地帯が広がっています。そこは、さながらジャコウネコにとってのユートピアです。彼らはこの中で自由に暮らし、大地を駆け、木に登り、循環する自然の一部として生きてきました。しかし、心無い人間の欲望が、彼らの生命を脅かしているのです。
2020年以降、私たちは「風の時代」に突入し、これまでは常識とされてきた価値観が大きく変えられるのを目撃してきました。今や、個人の個性や自由、多様性と包容力、創造性や革新性、情報と知識、そしてつながりや協働が重要とされています。そしてそれは、もはや人間の世界だけには留まりません。今日この時に、遠く離れたインドネシアには、あなたとのつながりを必要とする動物がいます。ぜひ、この機会に、彼らに愛の手を差し伸べてください。よろしくお願いします。
<募集方式について>
本プロジェクトはAll-in方式で実施します。目標金額に満たない場合も、計画を実行し、リターンをお届けします。




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