クラウドファンディング応援してくださった皆さま!お待たせしました!
6月28日、待ちに待った5thアルバムがついにリリースされます!(^ ^)パンデミックを超えて、私の再生のストーリーが描かれている作品です。アルバムタイトルは「Flow」でテーマは「没頭」です。タイトルの由来はFlow Stateという言葉で心理学でも提唱されている、高い集中状態を表現する言葉なんですが、人は没頭するととさまざまなことから解放されるようで、パンデミック中に好きなことに集中することで私はいろいろな苦しみから解放されました。アルバムの魅力について少しお伝えします!まずはプリセーブ・プリアドをお願いします!
今回のアルバムでは、長い間世界に行けなかったこともあって、分断された世界を繋ぐという意味も含めて、とことんコラボレーションをしました。参加メンバーは、私と同世代で活躍してる本当に才能溢れるアーティストたちが盛りだくさん。過去から一緒に制作をしているCorey BernhardやKhari Mateen、Kiah VictoriaをはじめDevin Morrisonも参加してくれました。そしてThe LightぶりにTakuya Kurodaさんとも共演し、Reuben James、MXXWLL、Jarreau Vandal、JAEL、など豪華なアーティストたちと丁寧に1曲1曲作りました♬
前作『Undeniable』から5年。こんなにも長くアルバムをリリースしなかったのはキャリアの中で初めてで、アルバムを作っていた時間が長かったのではなく、個人として人生に向き合う時間に多くを費やしました。
私の昔の作品を聴くと、その多くが自分を愛するためにどうしたらいいのかという葛藤や答えを探しているような作品が大半でした。1stアルバムの収録曲「I’m Not Perfect」では、自分のことが嫌いでしょうがなくて、そしてなんとか自分を愛そうとしている過程を描きました。この曲はその時の私を忠実に表現しています。
『Undeniable』収録曲の「Celebrate」では、いろんな生き方を祝福することでどんな自分の人生も受け入れる準備ができてきたように思います。その後、コロナ禍でメンタルとフィジカルが崩れてしまった時「なりたい自分」、つまり周りに評価され、社会的なキャリアを追求している自分を諦めてしまわないといけなくなった時に初めて、その裏でずっと苦しんでいた本当の、キラキラしてない、ダサくて、不器用な自分に出会えました。
Nao Yoshiokaではない、ソウルシンガーでもない「誰でもない自分」は本当に弱ってて、頑張れなくて、どん底でした。
10代にうつ病になった時のような感覚になりそうで怖くて、あの時NYの音楽が私に希望をくれたように、自分がワクワクすることをリハビリのつもりで始めてみました。すると心も体も本当に喜びを感じる感覚が戻ってきて、「なりたかった自分」の時よりももっと眩しくてパワフルな自分がいることに気がつきました。
背伸びをして、人に認められようとしている自分ではなく、ありのままの自分でいること。私はここから始めなければいけなかったんだと感じました。だから今回は、本当の私のデビューというか、そんな感覚があります。
今私が持っている新しい感覚とリンクした素晴らしい世界のプロデューサーやアーティストと作ったアルバムを通して、私の没頭と自己解放の体験を多くの人に伝えて、いつかの私のように悩んでる方の気持ちが少しでも明るくなるようなきっかけになればと願っています。
Nao