2024/07/03 12:00

今週は、デジタル図書開発のようすを、動画を交えて4つのステップに分けて紹介しています。

▼マルチメディアDAISY制作の4つのステップ

①ワードで原稿を作成
②DTbook(DAYSYのテキストデータを記述するための言語)への変換
③DTbookからDaisy3へ変換
④リーダーで読み上げ

本日はステップ②の紹介です。


②DTbook(DAYSYのテキストデータを記述するための言語)への変換

Word(Save as Daisy)で作った原稿を、Daisy XML(DtBook)形式に保存します。合成音声やテキスト、画像を組み合わせてマルチメディアを作るためのソースファイルです。

本来であれば、"Save as Daisy"を使って、合成音声も取り込んだマルチメディアデイジー(Daisy3)ファイルを生成することができるはずですが、ラオス語、カンボジア語などのマイナー言語の場合、諸々のエラーが発生し、現状では作成にいたりません。

なので、"DtBook"形式のファイルに一旦変換させる必要があります。

明日は3つ目のステップです!


デジタル図書開発のことをもっと知りたい方は必見!
ぜひエファの無料オンラインイベントにご参加ください!

【エファジャパン事業紹介】障害があってもなくても!「誰でも受けとめてくれる」学び、遊べる図書室をつくりたい<7月6日(土)14:00~14:30>

障害がある子どもたちは「学べない」のではなく、学びを支える一人ひとりの個性にあった「もの」がないことが大きな課題です。障害のある子どもたちは、個々にあった学習スタイルがあります。一般的に市場で売られている本や教材が、彼らの学習ニーズや能力に合わない場合があります。

アクセシブルとは利用しやすい、近づきやすいという意味を持ちます。エファは、アクセシブルな教材の購入、開発に取り組んでいます。

エファのカンボジアとラオスでの活動についてご紹介します!

日時:

■2024年7月6日(土)14:00-14:30

会場:オンライン(お申込みいただいた方にZoomのリンクをお送りします。)

登壇者:鎌倉幸子(エファジャパン プログラムマネジャー)

お申し込み:https://ssl.form-mailer.jp/fms/68c4a159825982