8月17日、のと里山空港につき、最初にうかがったのが仮設輪島市立図書館です。
大雨災害の直後だったこと、また今回は図書館が守ろうとしてい地域資料を見たいという好奇心もありアポなしでうかがいました。
図書館が入っている建物に入ったら「ばったり」図書館司書の方がいらっしゃいました。
お互いびっくり…!
「ゆっくりしていってくださいな」と声をかけていただき、図書館の中へ。
地域資料の棚には、輪島の歴史、文化、過去の災害などさまざまな資料が置かれています。
震災前に図書館があった文化会館が立ち入り禁止となり、建物の中にあった図書館の本を、電気が通っていないため想像を絶する暑さの中本を取り出す作業をしている皆さん。
いつもおうかがいするたびに「地域資料をどうやって守るか」を熱く語ってくれていました。
だからこそ守ろうとされている資料に触れてみたくて、足を運びました。
資料をめくっていると、図書館の方が戻ってきてくれて棚の説明をしてくれました。
「輪島市では漆に関する資料を集めているんです。輪島塗の関係者が調べ物にこられていますよ」
と漆の棚を案内してくれました。
「最近出たこの本もおいてます」といって見せてくれたのが
輪島と漆(亜紀書房)
ぱっとその本を見たとき、表紙にあった著者の方のお名前は、私は存じ上げませんでしたが、楽しそうにこの本について語る図書館の方を見たとき
この本を読んでみたい
と思いました。
そして珠洲市に移動していろは書店に行ったときおすすめ本のコーナーに平積みにされていました。
対談形式で進められるこの本は、輪島塗に関わる方の「息づかい」まだ感じ取れるような感覚になれる本です。
静かに、でも「地震と豪雨を経てもなお、輪島の漆文化を未来へつなぐー」思いと覚悟が語られています。
珠洲市のいろは書店さんで買ってもらいたいのですが、通販でも買えますし、地元の書店で客注もできるかと思います!
ぜひ輪島の人たちの思いに、本を通じて、耳を澄ましてみませんか?
クラウドファンディングの挑戦もあと8日!
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