自己紹介
私は、山口県防府市在住の末冨健夫と申します。1989年山口県防府市でカフェ・アモレスをオープン。翌年からは店内でクラシックやジャズのライヴを始めました。92年からはフリー・ジャズ、即興演奏のライヴも始めました。94年にはフリー・ジャズ、即興音楽を中心としたCDを制作するためのレーベル「ちゃぷちゃぷレコード」を設立しました。来年は設立30年になります。現在まで、自身のレーベルとユニバーサル・・ミュージック・ジャパン、リトアニアのジャズ専門レーベル No Business RecordsでのCD.LPのプロデュース作品は現在までCDが60枚、LPが17枚、DVDが1枚、本が5冊になります。
ホームページ https://chapchaprecords.jimdofree.com/
https://goronyan003.stores.jp/
プロジェクト立ち上げの背景
1994年に、韓国の打楽器奏者、微細彫刻作家、書道家として世界的にも突出した才能に溢れていた金大煥/キム・デファンさんの「微刻・書の展覧会&コンサート」を防府市毛利邸内ギャラリー舞衣で開催いたしました。金大煥さんが自身の作品に囲まれて演奏したのはこの時が初めてでした。この時の録音が残されており、この演奏を来年ちゃぷちゃぷレコードの30周年記念としてCDをリリースしたいと考えました。
また来年は、金大煥さんが亡くなって20周年になります。私はずっと金大煥さんの追悼コンサートを防府市で開催したいと考えていましたが、叶わずにいました。90年代の10年間は、金大煥さんは数か月おきには防府で演奏をしているほどで、防府市1回だけの演奏の為に韓国から何度もやって来られたほど防府市との関係は深いものでした。そしてようやく来年5月25日に金大煥さんの追悼公演を開催することになりました。
現在の準備状況
「金大煥/キム・デファン メモリアルコンサート in 防府 2024」実行委員会を立ち上げました。今後有志を増やして行って、機運を盛り上げて行きます。
また同時にCDの制作準備も始まっています。
日時:2024年5月25日(土)
会場:山口県防府市 毛利邸ギャラリー舞衣
開場:18:00
開演:19:00
閉演:21:00
入場料 ¥3,000(前売り) ¥3,500(当日)
コンサートの出演者。
・崔善培/チェ・ソンベ
トランペット、ハーモニカ奏者。1942年、江華島生まれ(現在の仁川市江華郡江華邑、仁川空港の隣の島)。幼いころから米軍のラジオ放送でジャズに魅了されていた崔は独学でトランペットを始め、兵役の際は海兵隊の軍楽隊で服務。除隊後に軍楽隊の先輩・後輩らと楽団を結成し、在韓米軍第8軍の舞台に立って腕を磨いた。その後、放送局の専属楽団などで活動。1978年に姜泰煥(カン・テファン、サックス)、金大煥(キム・デファン、パーカッション)とともにトリオを結成し、フリージャズの世界に足を踏み入れた。韓国初のフリー・ジャズのグループだった。1998年、崔のファースト・リーダー・アルバムをちゃぷちゃぷレコードからCD「自由」をリリース。その後は、ユニバーサル・・ミュージック、No Business Recordsからリーダー・アルバムを多数リリースしている。
・大倉正之助
大倉流小鼓十三世祖父・故大倉長右衛門、大倉流小鼓十五世父・故大倉長十郎より小鼓の稽古を受け九歳で能舞台 独鼓『難波』初舞台。その後、大倉流大鼓長老・故吉田太一郎師より大鼓の稽古を受け十七歳で舞囃子『小 袖曽我』大鼓に転向する。葛野流大鼓 故瀬尾乃武師(人間国宝)に師事。伝統的な能舞台での活動と1979年より継続する能楽普及活動の一環として鼓や能楽囃子を中心とする体験授業を各教育機関に於いて展開。また大鼓独奏及び大鼓連調様式を編み出し、各国の式典、大会のオープニングセレモニーで大鼓独奏および連調を披露する。大鼓連調に於いては、第六十二回伊勢神宮式年遷宮記念式典にて大鼓三十六連調、鶴見總持寺、東日本大震災一周忌法要では大鼓百三十六連調を披露した。 重要無形文化財総合指定保持者。文化庁 日本遺産大使。
・さがゆき
東京出身。5才にして歌手になることを決意。 10代の頃から音楽活動を始める。 一切のジャンルを超えた言葉を伴う”うた”を歌う歌手であると同時に言葉の伴わない”声”を楽器としたフリーキーで幻想的な”完全即興”を歌う。フランス、ドイツ、オランダ、インド、シンガポール、韓国、アメリカ、中国…世界中から招聘され、フェスティバル等に数多く出演。 様々なアートにも自在に出入りし、共演者もボーダレス。中村八大(p). 富樫雅彦(perc). 高橋悠治(P). 金大煥(perc). 姜泰煥(sax). 沢井一恵(箏).鬼怒無月(g). 加藤崇之(g). 内橋和久(g).渋谷毅(p).高田ひろ子(p).八木のぶお(harm).林栄一(sax).潮先郁男(g).Elliott Sharp(multi).Anil Eraslan(cello) .大野一雄(舞踏).白石かずこ(詩人).谷川俊太郎(詩人) .HeinzGeisser(ds)…等。 “上を向いて歩こう”等で昭和の日本の音楽史を変えた作曲家、中村八大氏とは長きに渡って音楽活動を共にする。2023年【中村八大楽曲集】をリリース。 また、高橋悠治(P)がさがゆきのために書き下ろした『眼の夢』の初演も行う。 映画音楽の制作も行う。 アルバム多数。参加ユニット多数。 スィングジャズから現代音楽、プログレッシブ・ロック、ブラジル音楽、即興音楽、クラシック、ファド、昭和歌謡…etc.を自分の世界にまで深めて歌う、その自在で多岐な活動は世界に類を見ない。 年間約150本以上のコンサートを行う。 若い音楽家のための完全即興ワークショップも定期的に長年行っている。
・香村かをり
香村かをり/Korean percussion 1986年韓国伝統打楽器グループ「サムルノリ」に衝撃を受け,88年韓国へ渡り漢陽大学国楽科にて打楽器と理論を学ぶ。その間、カンテファンキムデファン、チェソンべ氏らと交流する。2019年チェソンべ氏を日本に招聘、大友良英氏や梅津和時氏らとフリーで共演したことを契機に即興演奏を開始、現在、伝統の枠を超えジャズ、ロック、ノイズ、民族音楽、ダンス、舞踏などさまざまなアーティストと共同作業を行い、Kazumoto Endo氏とのNoise&Korean percussion作品「IN THE CAVE」「Volume Two」他、数作品を発表。 崔善培氏のJapan Tour 2023のコーディネートも手掛けた。
・海童普賢(わたづみふげん)
法竹奏者。広島市出身。東京で道元希玄の正法眼蔵を学び、海童道法竹を学ぶ。ニューヨークで即興演奏の研鑽を積む。福岡で海童道祖直系として道師号を得、海童普賢(わたづみふげん)を名乗る。現在、ニューヨークと、広島を拠点に、海童道余流、海童道即、道曲山越や大菩薩の吹上に取り組んでいる。ソロCDに、川口賢哉の名義で発売された『雨露』(ちゃぷちゃぷレコード)がある。
・富松慎吾
1969年徳島生まれ。1993〜2006年。大阪でインダストリアルバンド「EPIDEMIC CAUSE」のギターとプログラミング担当。オーストラリアのレーベルからアルバム発表。フロリダ、モントリオール、ケベック、バンクーバーをツアー。2000年から和太鼓を始める。2002〜2014年まで大阪の和太鼓チームに所属し、台湾、韓国、マレーシアでも演奏。2014年から重低音奏者として独立、京都へ移住。「和」と「インダストリアルミュージック」を合わせた演奏を模索中に「即興」に出会い、2016年から「即興大太鼓奏者」としてフリー・ジャズ、ノイズミュージシャンとのセッション開始。2022年からドラマー豊住芳三郎率いる「Sabu UNIT」のメンバーとしても活動中。
・照喜名仙子
防府市在住。山口芸術短期大学音楽科管打楽器コース卒業。同大学専攻科終了。打楽器奏者として、個人レッスン、吹奏楽打楽器指導、楽器店講師や演奏活動を経て、2004年より民族音楽「ガムラン」を習得するため、インドネシア・バリ島に単独渡航。ガムランの種類の「グンデルワヤン」をスカワティ村のイ・ワヤン・サルゴ氏に師事。現地でレッスンを受けながら、祭事での演奏に参加し経験を積む。2005年、バリ・日本人混合グループ「iwasin_bari」を結成。山口県、愛知県、岐阜県約40カ所でワークショップやコンサートを開催。2006年に帰国、ガムランDUO「shanti-swari」を結成。山口県や福岡県近郊で演奏活動を行う。現在はバリガムランやガンクドラム(スリットドラムの種類)をマリンバ・パーカッションに取り入れ、独自のスタイルを展開中。ソロ活動、バンドのゲスト演奏などに加え、最近では尺八と打楽器のデュオグループ「sama‣sama」としても活動中
リターンについて
・¥1,000:お礼のメール
・¥5,000:ニューCD1枚。お礼のメール
または、コンサート・チケット(¥3000)1枚。お礼のメール。
「ニューCDまたはコンサート・チケットのいずれかを備考欄にご記載ください」
・¥7,000:ニューCDとちゃぷちゃぷレコードのCDからご希望の1枚。お礼のメール。
または、ニューCDとコンサートチケット1枚。お礼のメール。
「ご希望のちゃぷちゃぷレコードのCD1枚またはコンサートチケットのどちらかを備考欄にご記載ください」
・¥10,000:ニューCDとちゃぷちゃぷレコードのCDからご希望の2枚。お礼のメール。
または、コンサートチケット1枚。ニューCDとちゃぷちゃぷレコードのCDからご希望の1枚。お礼のメ
ール。
「ご希望のちゃぷちゃぷレコードのCDから2枚または、コンサートチケット1枚とちゃぷちゃぷレコードの
CDからご希望の1枚を備考欄にご記載ください」
・¥15,000:ニューCDとちゃぷちゃぷレコードのCDからご希望の3枚。お礼のメール。
または、コンサートチケット1枚。ニューCDとちゃぷちゃぷレコードのCDからご希望の2枚。お礼のメ
ール。
「ご希望のちゃぷちゃぷレコードのCDからご希望の3枚または、コンサートチケット1枚とニューCD
を希望されるお方はちゃぷちゃぷレコードのCDからご希望の2枚を備考欄にご記載ください」
・¥20,000:ニューCDとちゃぷちゃぷレコードのCDからご希望の4枚。お礼のメール。
または、ニューCDとコンサート・チケット1枚とちゃぷちゃぷレコードのCDからご希望の3枚。お
礼のメール。
「ご希望のちゃぷちゃぷレコードのCDからご希望の4枚、ニューCDとコンサート・チケット1枚を希望さ
れるお方は、ちゃぷちゃぷレコードのCDからご希望の3枚を備考欄にご記載ください」
・¥50,000:ニューCDとちゃぷちゃぷレコードのCDからご希望の10枚。お礼のメール。
または、コンサート・チケット4枚。ニューCDとちゃぷちゃぷレコードのCDからご希望の6枚。
お礼のメール。
「ご希望のちゃぷちゃぷレコードのCDからご希望の10枚、コンサート・チケット4枚とニューCDを希望
されるお方は、ちゃぷちゃぷレコードのCDからご希望の6枚を備考欄にご記載ください」
・¥100,000:ニューCDとちゃぷちゃぷレコードのCDからご希望の15枚。お礼のメール。
または、コンサート・チケット10枚。ニューCDとちゃぷちゃぷレコードのCDからご希望の10枚
お礼のメール。
「ご希望のちゃぷちゃぷレコードのCDからご希望の15枚、コンサート・チケット10枚とニューCDを
希望されるお方は、ちゃぷちゃぷレコードのCDからご希望の10枚を備考欄にご記載ください」
リターン用CD
・NBCD-102 トン・クラミ:予言する鵺~姜泰煥、高田みどり、佐藤允彦 防府市デザインプラザ 1995年
姜泰煥/カン・テファン(as)、高田みどり(perc)、佐藤允彦(p)
1.Profecy of Nue(21:51) 2.Manifestation(16:52) 3.Incantation(17:13) 50部
・NBCD-104 姜泰煥/カン・テファン:ライヴ・アット・カフェ・アモレス 防府市 1995年
姜泰煥/カン・テファン(as)
1.Solo 1 (15:43) 2.Solo 2 (17:13) 3.Solo 3 (18:49) 4.Solo 4(10:13) 5.Solo 5 (6:30) 50部
・NBCD-108 崔善培カルテット:アリラン・ファンタジー~広瀬淳二、吉沢元治、金大煥 ロマニシェス・カフェ
東京1995年
崔善培/チェ・ソンベ(tp)、広瀬淳二(ts)、吉沢元治(b)、金大煥(perc)
1.Blue Sky (16:53) 2.Renember Bird (7:56) 3.The Stream of Time (8:13) 4.Korea Fantasy (11:14)
5.Arirang Fantasy (21:50) 50部
・NBCD-115 姜泰煥、高田みどり:永遠の刹那 カフェ・アモレス 防府市 1995年
姜泰煥(as)、高田みどり(perc)
1.瞬息 2.Solo~姜泰煥 3.弾指 50部
・NBCD-157 高木元輝、金大煥、崔善培:正心正道 カフェ・アモレス 防府市 1995年
高木元輝(ts)、金大煥(perc)、崔善培(tp)
1.Seishin-Seido (14:44) 2.Natural Sound (13:46) 3.Remember (8:45) 4.Life Cycle (10:23)
5.Ethyopia (10:51) 6.Step By Step (7:55) 50部
・NBCD-161 金大煥、崔善培:コリアン・ファンタジー アスピラート 防府市 1999年
金大煥(perc)、崔善培(tp,harmonica)
1.FM-1 (33:28) 2.FM-2 (12:49) 3.FM-3 (7:44) 50部
・CPCD-007 川口賢哉:雨露
川口賢哉(法竹)
1.雨露 (1:04:36) 100部
これら以外のCDは、STORESを参照して下さい。 全て50部。
https://goronyan003.stores.jp/
スケジュール
12月末クラウドファンディング終了。
入金前にはCDの準備を終わらせて、3月末にはCDをリリースします。
リリース後、CDの発送を行います。
チケット購入された方にも同時期には発送いたします。
リターン用のCDはすでに準備されています。
資金の使い道
コンサート当日販売するCD:「金大煥/Kim Dae Hwan Live at 毛利邸ギャラリー舞衣,1994」の制作資金:約30万円
会場使用料(照明、PA等全て含む):約20万円
広報費:約10万円
スタッフ人件費(受付等数名):約10万円
ミュージシャン・ギャランティ(交通費、宿泊費も含む):約100万円
手数料(17%+税):約35万円
コンサート当日の入場者からのチケットの売り上げとクラウドファンディングで集まったお金は相殺し、残った場合は当コンサートの録音のCD製作費に充てたいと思います。それ以上の金額の場合は、次回のコンサートの資金としてプールいたします。
今回のイベントは、韓国の生んだスーパー・アーティスト金大煥/キム・デファンさんの功績を偲びつつ、後世に彼の偉業を伝え続ける作業の一環でもあります。亡くなられて20年、特に若い人達にはその存在すら知られていない状況です。日韓の政治的な状況はあいかわらず良くはありませんが、我々一般民同士は地道な交流を続けて来ました。その中で相互の共通項として音楽・芸術が存在します。その中心に存在するのが金大煥/キム・デファンさんなのでした。
今回の追悼公演を成功させて、更なる日韓交流の力となるよう心掛けて行こうと思います。
<募集方式について>
本プロジェクトはAll-in方式で実施します。目標金額に満たない場合も、計画を実行し、リターンをお届けします。
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