2023/12/23 22:12
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<映画のご紹介>
障がい者さんをテーマにした映画というのは意外と多いものなのです。古い映画だと「レインマン」なんかが有名ですね(これこそギフテッド!)。


そんな中でも私のオススメの映画を紹介させてもらいます。
一本目は「Coda コーダ あいのうた」(2021年アメリカ)です。2022年のアカデミー賞作品賞を受賞したので知っている方も多いと思います。
漁業を営む四人家族の中で両親と兄がろうあ者で、一人だけ耳が聞こえる女の子ルビーという子が主人公です。ろうあ者の家族に囲まれて、それでもルビーは元気に幸せに生きてきました。ところが、ハイスクールのクラブ活動でルビーに歌の才能があることがわかってしまったのです。
耳が聞こえない両親や兄にとって「歌」というものは理解できるものではありませんでした。よくわからない「歌」などというものに執着するのはやめてと家族に言われてルビーは葛藤します。そんなやりとりをコメディタッチで描いて、最後は号泣させられてしまうという傑作です。ルビーは「歌」と「家族」のどちらを選ぶのでしょうか?
本当に涙あり笑いありの大傑作なので(個人の感想です)、ぜひぜひ鑑賞してみてください。
ちなみにタイトルになっている「CODA(コーダ)(Children of Deaf Adults)」というのは両親(どちらかでも両方でも)がろうあ者である子供のことをいいます。こんな言葉ができてしまうということはそれだけ問題が大きいということだと思います。


2本目は「ワンダー 君は太陽」(2017年アメリカ)です。
顔に障害のある男の子が10歳になって初めて学校に行くという物語です。子供というのはとても残酷な生き物で、彼もその容貌でイジメにあってしまいます。その中で真の友情を見つけ、家族の愛を確認して強く生きていくという感動ストーリーなのです。
こう書くと真面目な映画?と思われそうですが、主人公も周りの人達もとにかく明るく前向きなので(ときには後ろ向き)楽しく元気に観ることができます。明日の活力をもらえるような映画なので、こちらも是非ご覧になってみてください!


その他には、知的障害の少年とアメフトコーチの心の交流を描いた「僕はラジオ」(2003年アメリカ)、首から下が動かなくなる難病にかかった青年の世界一幸せな人生を描いた「ブレス 幸せの呼吸」(2017年イギリス)、ハンディキャップバスケットチームメンバーとプロ・コーチとの心の交流「誰もが愛しいチャンピオン」(2018年スペイン)などなど、傑作・佳作が多く作られています。余談ですが、尾びれを無くしたイルカと少年のお話「イルカと少年」(2011年アメリカ)も傑作です。



邦画とは違って、結構シビアなところまで踏み込んでいたりするのも海外作品ならではですね。それでも嫌な感じにしないで、明るく昇華しているのは流石だと思います。年末年始にかけてお時間があればぜひとも鑑賞してみてはいかがでしょうか?


残念ながら、障がい者アーティストさんを描いた映画にはまだ出会っていませんが、大きなくくりでみれば私の目指しているものもこれらの映画と同じです。とにかくみんながハッピーになれる世界を作る!垣根なんかいらないんだ!ということです。


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