コロナ禍を経て、身近な場でも外国人の方が増えた。海外への渡航機会が増えた。日本国に入国しようとする者は皆「出入国管理及び難民認定法」にお世話になる。ところが多くの人は同法に対する知識がない。グローバル化という言葉の裏で日本はあらゆる場で外国人の方が不自由を強いられている。今一度我々日本に生きる者は出入国時にどのような審査が設けられているのか、「他人(ひと)」の権利はどのように保護されているのか、学んでみるべきではないだろうか。
コンビニのレジの横にある募金箱、あなたは手の中にある30円のお釣りをそこに入れますか?そしてその選択をする理由はなぜでしょうか?募金すると答えた人が善人なわけでも、そうでない人が悪人なわけでもありません。すると答えた人も、毎回必ずというわけにはいかないでしょう。たまたま心に余裕があったから。その問題が気になっていたから。もしくは、ただの気まぐれ。それで良くて、でもそれで満足してはいけないのです。社会のために善いことをしたい自分と、「そんなこと常に考えていられない」、と矛盾した行動をとる自分。その矛盾に苛まれることは、いたって正常です。完全な善人にも悪人にもなれない世の中で、あなたなりの社会問題との関わり方を考えましょう。
「沖縄」と聞いて何をイメージするだろう。「綺麗な海」「沖縄そば」「シーサー」。沖縄の「観光地」としてのイメージが多いことだと思う。私たちもはじめはそうだった。でも、沖縄にはもう一つの大きな側面がある。それは、約50年前までアメリカの統治下であったこと、そして米軍基地との関係だ。これは、沖縄の問題でありながら、日本の問題であり、私たちの問題であり、民主主義の問題だ。沖縄のこの訴えを「ひとりごと」にしないためには、私たちが「じぶんごと」にしなければならない。
現代社会において食事は朝昼夜の3食とることが「普通」とされています。しかし、その食事は本当に「普通」なのでしょうか?人によって食べる量も食べたいごはんも違います。それなのに飲食店で提供される食事の量は全員同じで、1日あたりの摂取すべき栄養やカロリーが定められているのはなぜなのでしょうか?食にまつわる常識を一度疑ってみませんか。そして「異常」とされる摂食障害当事者の日々を追体験することで、あなたの「普通」の食事が誰にとってもそうではないのだということを体感してみませんか。