はじめまして!東京都目黒区で21年、両親が開業した自家焙煎コーヒーブランド「CoffeeRoastVivace(コーヒーローストビバーチェ)」を2代目として引き継いだ、現代表の前田崇之(マエダタカユキ)と申します。この度、兼ねてより「大切な誰かのため、尊い何かのために、養い続ける力を使えることが価値」という考え方に共感し、親交を深めさせていただいているフレアバーテンダー「JUN NAKAMURA(中村 純)※以下:JUN」さんと、「全てのバーとカクテルのためのコーヒーリキッド」を協力開発させていただくことになりました。
長文になりますが、是非最後までご一読いただけますと幸いです。
CoffeeRoastVivaceが生み出したコーヒーリキッドとは
本格的なコーヒーを淹れるには、専用の器具や手間が必要になりがち。忙しい朝の時間などにはなかなか余裕を持って楽しむことが難しいもの。そこで、「忙しい時間でも美味しく簡単に楽しめるようなボトリングコーヒーを作ろう」という発想から生まれたのが、3~4倍の水やミルクで割るだけで、本格的なカフェ・喫茶店の味わいが作れる「濃縮型のコーヒーリキッド」です。
コーヒーの味わいの差がはっきりと表現できるように、
■Bold Liquid(インドネシア):深煎りで苦味とコクをしっかり楽しめる味わい
■Fruity Liquid(エチオピア):サングリアのように華やかで、まるでフルーツジュースのような味わい
■De:cafe Liquid(グアテマラ):甘さとコクのバランスがやさしく、カフェインレスのリキッド
というように、キャラクターを分けて作られています。
コーヒーリキッドを開発できるようになるまでのストーリーは、下記リンクをご参照ください。
※参考記事:小規模コーヒー焙煎店の、ボトリングコーヒー作りを覆す挑戦。極小ロットから製造可能な、「Daikanyama Lab Vivace 」オープンの裏側。
JUN NAKAMURA(中村 純)さんとは
バーテンダー歴18年を迎え、国内外の数々の大会で優勝・入賞の実績を残し、熊本や東北の復興支援のため優勝賞金を全額寄付などの社会貢献活動にも積極的に従事することで、バーテンダー業界初となる首相官邸に招待された経歴があります。その社会的姿勢と実績から、メディアで取り上げられたことも多数あり、現在はオーストラリアと日本を双方拠点にして、日夜フレアバーテンダーとしての技術研鑽と、ゲストの幸せな時間への貢献に従事しています。
■主な経歴
東京観光専門学校 講師
読売日本テレビ文化センター横浜 講師
結婚式でのフレアSHOW実績 1,000件以上
フレアバーテンダー国内大会優勝多数
■主な出来事
2016年 バリ島で行われた国際大会で優勝し、優勝賞金を全額熊本の復興支援に寄付すると、その功績を認められ首相官邸に招待される
2018年 3月11日に行われた国内大会の優勝賞金も東北地震の復興支援に全額寄付するなど、社会貢献にも務める
2019年 福島県いわきでも、台風19号復興支援チャリティーフレア活動を行う
2018年~2019年に行われた東方神起のライブツアーでバーテンダー講師を務める
2020年 日本テレビ『うちのガヤがすみません!』にて、吉本芸人にフレア指導を行う
2023年 オーストラリアにて南半球最大の芸術祭『アデレード・フリンジ』にバーテンダーとして世界で初めて招待される
現在オーストラリアと日本を拠点に活動中
■主な出演歴
豪華客船 飛鳥Ⅱ
パーク ハイアット東京
ザ・プリンス パークタワー東京
インターコンチネンタル横浜
東京ディズニー オフィシャルホテル
東京大学
目黒雅叙園
八芳園
東京ビッグサイト
香港日本酒 記者発表会(香港)
Sydney festival(オーストラリア)
Adelaide fringe(オーストラリア)
その他多数
自家焙煎コーヒーブランドが表現したかった「バリエーションのあるコーヒー味」
世の中には「コーヒー味」と呼ばれるものがたくさんあります。コーヒーキャンディ、コーヒー牛乳、コーヒーショコラ…
数えきれないほどコーヒーという名前がついた食べ物・飲み物がありますが、実はコーヒーの「産地」「品種」「焙煎」などによって、全く違う「香り」「味わい」になることをご存じでしょうか?
ウイスキー、ジン、ラム、テキーラ、メスカル、ウォッカ…
カクテルで使用するスピリッツは、銘柄によって味わいが異なりますよね。コーヒーも同じです。
香りや味わいは人によって好き嫌いがあるもの。コーヒーの味わいも、「華やか」「ボディ感」「コク」「甘み」、全て豆と焙煎によって変わってきます。だからこそ、カクテルの作り手の技術、味わう方の好みによって、様々なコーヒー感を楽しめるような、「バーとカクテルの表現したい味」に寄り添ったコーヒーリキッドを生み出したいと考えました。
バーテンダーが本当に求めたのは「カクテルのポテンシャルを引き上げる味わいと使いやすさ」
コーヒーフレーバーがついたリキュールは、今も既に存在しています。でもそのコーヒー感の違いは、普段「コーヒー」として楽しめる幅の広さから考えるととても限定的。コーヒーもお酒も嗜好品なので、こだわろうとすると、コーヒー豆を個別に手に入れて、ウォッカに漬けこんだり、エスプレッソやハンドドリップで抽出してカクテルを作るなど、かなり時間と手間とお金がかかるというのが実情です。
バーテンダーとして、お客様に喜んでいただくために、素敵なサプライズを楽しんでいただくために、工夫して取り掛かることもできますが、数多くのカクテルを作る中では、どうしてもそこまで手が回りづらい。本格的なコーヒーはバーテンダーにとって、使いやすい存在ではないと、本音では思っていたかもしれません。だからこそ、コーヒー焙煎を研究し続けているブランドが作る、本格的でキャラクターがはっきりした、使いやすいリキッドタイプのコーヒーは面白いと思いました。
香りもコクも主張しすぎない、求めていた「絶妙なバランス」のコーヒーリキッドが完成
カクテルに使用するコーヒーとして求めていたものは、「違和感を生まない香りとコク」でした。これまで使用したことのあるコーヒーリキュールはどこかコーヒー感が弱かったり、逆に苦みとコクが強くコーヒー過ぎてしまったり。今回生まれたコーヒーリキッドは、コーヒーらしい甘さとコクはありながら、カクテルにしたときにシュガーやスピリッツとのなじみが良く、それでいて心地よく香るコーヒー感のバランスが絶妙です。エスプレッソマティーニを作ってみたところ、抽出したてのエスプレッソを使っているようなインパクトがありながら後味のまとまりが良く、すぐにもう一口飲みたくなるような仕上がりで驚きました。
焙煎士として意識したのは「余韻が出しゃばらない豆選定と焙煎」
JUNさんが求めている要素は「コーヒーとしてのキャラクターではなく、カクテルとして仕上がった時のキャラクター」だと感じていました。選んだ豆はタンザニアのキリマンジャロ。元々持っているフレーバーは酸味の強いベリー系で、甘すぎず油分も強くない、キレのある味わいが特徴のコーヒー豆です。それを、苦みはある程度出しながらも、やさしく甘さを引き出すような深煎りにすることで、他の素材とマッチしやすくするような味わいを狙いました。カクテルの作り手にとって価値を感じていただけるリキッドにできたこと、とても嬉しく思っています。
CoffeeRoastVivace(コーヒーローストビバーチェ)とは
CoffeeRoastVivaceは、21年前に定年退職を控えた夫婦(現代表の両親)が第2の人生としてスタートした、自家焙煎コーヒーブランドです。「どこに行っても美味しいと思えるコーヒーが見つからないから、自分で作ってみたい!」という想いから始まりました。
「コーヒーには産地とか品種とか色んな違いがあるはずなのに、外で飲むとあんまり違いがわからない」という自身の経験や、「コーヒーは、どれを取っても全部特徴が違ってて面白い!」と気づいてしまった感動をありのままに伝え、共感いただいたお客様と共に、好きな味わいのコーヒーを一緒に考えて見つけるスタイルがご評価をいただいています。
「召し上がっていただく方を想う、正直で誠実な手作りにこだわり続けよう」という決意と共に、コーヒーだけでなく、コーヒーと一緒に楽しめるスイーツも、全て自社の工房で作っています。スイーツ自体の開発だけでなく、デザイン、ラベリング、流通手配も全て内製化していることも特徴のひとつです。
このプロジェクトで実現したいこと
今回、開発にいたったコーヒーリキッドは、JUNさんにとって強く価値を感じていただけるものになったことを、とても嬉しく思っています。
ですが、このプロジェクトで実現したいのは「全てのバーとカクテルのためのコーヒーリキッド」を開発することです。
JUNさんにとって使いやすいこのコーヒーリキッドが、他のバーデンダーさまにとっては物足りないと感じたり、新しいカクテルを作ろうと思ったときに、違ったコーヒー感が求められる可能性もあるのではないかと想像しています。
そこで、今回のこのクラウドファンディングでは、
①JUNさんが求めていた形を実現した「Cocktail Liquid」が、他のバーテンダーさまの悩みも解決する
②他のバーテンダーさまにとって、自分たちの商品として扱いたくなるという価値を生み出す
これらを重要な部分と捉えています。
そのため、All-or-Nothing方式でチャレンジし、達成してはじめて商品化を行う形にさせていただくことに決意しました。
この「Cocktail Liquid」が価値あるものか、是非とも皆さまの声で実証させてください。
リターンについて
今回のリターンとして、いくつかのパターンをご用意しました。
パターン1. Cocktail Liquid
JUNさんと共同開発した、カクテルにとって絶妙なバランスの「Cocktail Liquid」をお送りします。
パターン2. ご自身のブランドロゴやイラストを貼り付けた、オリジナルデザインCocktail Liquid
Cocktail Liquidを使用して作られたカクテルを楽しむのは、皆さまのゲストにとって大切なひと時かと思います。
そこで、このCocktail Liquidに、皆さまのブランドロゴやイラストを貼り付けて、皆さまご自身のオリジナルリキッドとして、ゲストにお喜びいただく形もご用意いたしました。
パターン3. ご自身の嗜好に合った、この世でひとつだけのコーヒーリキッド商品開発権
JUNさんとCocktail Liquidを開発したように、今はまだ存在しない「完全にオリジナルのコーヒーリキッド」を、協力して開発させていただきます。個別に実施させていただくヒアリングを基に、CoffeeRoastVivaceで取り扱う約60種類のコーヒー豆から選定し、フルオーダー焙煎を行うことで、オンリーワンのリキッドコーヒーをお作りします。試作を重ね、対面または配送を通じて試飲を行っていただき、ご納得いただけるリキッドコーヒーを目指してまいります。
パターン4. 他領域でのコーヒーリキッド商品開発権
今回、JUNさんと、バー業界での悩みを解決するためのコーヒーリキッドを開発しました。
しかし、その他の業界では、また異なる部分での悩みや課題があるのではないかと思っています。
そこで、その他の業界におけるコーヒーリキッド商品開発をご一緒させていただく形もご用意しました。
※具体的な内容は、各リターン詳細ページをご確認ください。
資金の使い道
今回皆様からいただいたご支援は以下の内容で活用させていただきます。
材料購入費 :約30万円
容器等資材購入費:約15万円
製造機材費 :約20万円
広告宣伝費 :約30万円
その他費用(手数料・送料含む):約55万円
※総事業費の一部として使用させていただきます。
※事業運営の調整如何により、前後変動する可能性がございます。
具体的なスケジュール
2023年11月30日:クラウドファンディング終了
2023年12月中旬:リターン発送開始
<募集方式について>
本プロジェクトはAll-or-Nothing方式で実施します。目標金額に満たない場合、計画の実行及びリターンのお届けはございません。
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