2023/12/05 08:00

こんにちは!優衣です!

今日のインタビュー調査ですごく人種というものについて考えされられることがあったので、シェアしたいと思います。


その前に私のケニアでの生活について少しお話ししたいのですが、

私が道を歩いていたり、モーターバイクに乗って街に行くとき、活動先の病院に人が来るとき。


全ての人に、ガン見されます。


そして調子のいい人、子供たちは、  『ムズング!(白人)』と必ず叫びます。

私は少し前に大きな街に行ったのですが、人の多さ、人から突き刺さる視線、どこから襲われるかわからないとどこかで必ず警戒をしているからこそ、

本当に疲れるんです。

帰ってくるまで全然気づかなかったのですが、家に着いた途端に疲れがどっとでて、

『もう何もしたくない。動きたくない。』そんなことを考えて、泣きながらご飯を作っていました笑


それくらいはっきりとアフリカ、ここケニアでは自分が異人であることを嫌でも感じます。


これは特にこれからの課題でもあるのですが、

ムズング 白人 = 金持ち

この印象を強く持っています。


もし私が買い物しようと思ったら、余裕で10倍以上の値段からスタートします。

もっとひどいのは、ルームメイトと買い物に行ったとき最初は〇〇kshと言われて、買い物をしていたのに連れている私を見た途端値段を釣り上げられて、お金を返してもらって違う店に行ったこともあります。


日常生活は周りの人の力を借りながら、なんとかやりくりしています。


しかし問題は活動においてです。今日同僚にインタビュー調査をしている時に、FGMについて聞いたり話したりは全然街に行って人に話しかければ、みんな話すという話になり、

私は『そうなの?そういったことは結構難しいと思っていた』と伝えると。

『お金を払って話すんだよ』

と言われて、疑問に思いました。

何でお金を払って話すのか?そもそも人と話すことにお金がいるのはなぜ?

そんなことを聞くと、

『それはあなたが白人だからだよ』

と言われ、すごくショックでした。  私はまだ学生なのに?と言いましが、

そんなの関係ないと言いたいような表情をされました。

同じ活動先で働く人でさえ、そんな考えを持っているんだとすごく悲しい気持ちになりました。


きっとこれから私は今のセーフティーゾーンを抜け出して、新しいコミュニティに顔を出していかなければ新たな発見やインタビュー調査ができないと思っています。

そこではきっとこのような現実を突きつけられると思います。

なので、今から私がインタビューするにあたってどういったスタンスで人に話しかけていくのかという基準を考えておかなければならないなと思いました。