祝!目標達成!NEXTGOAL!!
お陰様で目標の50万を達成することができました!ご協力、ご支援、応援ありがとうございます!
今回頂いたお金は今回の遠征費用として使わせていただきます。
ここまで応援してもらえると正直思っていませんでした。
多くの人に自分が応援してもらえていることに対して、まず私自身が夢を絶対に諦めない。より頑張りたいという気持ちが強くなりました。
皆さんの応援コメント、そしてその応援を支援として実際に行動してくださったことが、応援してくれてる、支えてくれるという気持ちに繋がり、緊迫した場面が楽しめる試合に繋がりました。本当にありがとうございます。
2025東京デフリンピックまで、あと700数日です。その大会で入賞そしてメダル獲得を目指します!その目標に向かって今以上に練習に打ち込めるようにさらなる支援を頂きたいです!
NEXTGOALとして、80万を設定します。残り僅かですが、最後まで活動していきます!
これからの予定について
4月から教育者の道に進みます。
2024 台湾 世界デフ選手権大会
2025 東京 デフリンピック
代表選手として選ばれるようにこれからも教育者とアスリートの両立を図っていきたいと思います。
プロジェクトの実行者について
私はデフ陸上競技選手の須山勇希といいます。
"デフ"とは、"耳が聞こえない"ことです。
初めましての方もよく知らないという方もいらっしゃると思うので、少し長くなりますが語りたいと思います。
私は中学から陸上を続けています。今年で10年目になります。高校1年の時に初めての全国ろう学校陸上競技大会で、100m3位、走幅跳2位の成績を収め、日本デフ陸上競技協会(JDAA)のユース強化指定選手に選ばれました。高校2年の終わりに初めてエストニアで開催された世界室内大会に出場しました。そこで走幅跳は9位、60mは予選、準決、決勝を勝ち上がって8位入賞という個人成績を出しました。
ところが、高校3年の時に右ハムストリングスの肉離れを3回も起こしてしまいました。一時期陸上から離れたこともあります。
しかし、陸上を続けてきたことで出会った仲間の存在と国際大会の経験、2025年のデフリンピックという目標がもう一度陸上の道へ進む決意に繋がりました。
大学では教職を志し、その勉強と陸上の両立を考え、陸上部には入らない選択をしました。現時点で必須単位や選択単位はひとつも落とさず全て取りました。怪我を癒しながら多くの支えを受け、ようやく走れる、跳べるようになりました。
2022年ジャパンパラで高校生の時の自己ベストを更新し、2023年全国障害者スポーツ大会で10cm伸ばし、先日あった2023 World Games of Deaf Athletics Teamsで追い風参考(公認記録にはならない)ながら6m85を跳ぶことができました。やっとスタートラインに立てたという気持ちが強いです。
今回、クラウドファンディング期間中ですが、2023年11月26日から28日にイランのテヘランで開催される聴覚障害者の国際大会に出場する予定です。走り幅跳びに出場をします。
須山勇希の目標
① 2025年に東京で行われるデフリンピックに出場し、走幅跳で入賞さらにメダル獲得を目指すこと。
デフリンピックとは、耳の聞こえない世界中のアスリートが集まってそれぞれの競技力を発揮する聴覚障害者の大会です。4年に1度開催されます。
私は大学在学中に前回大会である2021ブラジルデフリンピック(開催されたのは2022年)を目指していました。しかし、まだ派遣標準記録を達成することができなかったため、出場はできませんでした。その悔しさから、実力を磨き続けています。先日の大会、6m85はその成果が少し現れたと感じています。
② 教職と陸上の両立を図り、主に障害のある子どもたちにとって続けることの大切さを伝えたいということ。
4月から教職に携わる予定です。アスリートとして活動していく道もありましたが、子どもたちと関わる仕事をしたいという思いも強くありました。大変な道になると思いますが、切り開いて行きたいと思います。
このプロジェクトで実現したいこと
私は陸上の国際大会に出場するため、派遣の費用を全て自己負担しています。このプロジェクトでは、その費用を支援していただきたいと思っています。また、この国際経験を陸上競技の活動を続ける中で関わる子どもたちへ還元できる経験を積みたいと考えています。
障害があってもなくてもひたむきに努力を積み重ねることで、未来を自分で切り開いていけるということを自分の姿、経験を伝えるなどしてこれからの"未来"に少しでも関わっていける立場になるための第1歩として成功を収めたいです。
プロジェクト立ち上げの背景
イランのテヘランで行われる陸上の国際大会に出場のための費用40万は全て自己負担となっています。
大学での陸上部に入らない選択肢をした結果、資金面の問題にまず直面しました。大学のグラウンドや専用のジムは学部違いにより使えないという状況で、住んでいる近くにも練習のできる公園や広場もほぼありません。
アスファルトの上や砂浜の練習もしてきました。怪我のことや走り幅跳びは砂場がないとできないので、競技場へ通うことの方が多かったです。
交通費と競技場使用料は1回競技場に行くたびに、1500円ほどかかります。強化指定選手の合宿の参加費、国内大会や記録会に出るお金、そこまでの交通費、練習着はメーカーモノだと1着1500円から4000円、ジャージになると1万のものもあります。靴やスパイクは1万から2万などです。飲食費もかかり、年間にかかるお金はかなりかかります。物を大切に使ったり、工夫して減らしたりして抑えてきました。
陸上や学業だけでなく、バイトも複数やり、そのお金を全て陸上を続けるお金、日々の生活費に当てています。これは、何かを続けようとしているならば、障害のあるなしに関わらず、同じような状況の人がほとんどであると思います。
このように自助努力による40万の用意は困難です。
そこで、皆様からのご支援を頂き、今回のイラン大会への支援、そして今後のデフ陸上選手としての活動を維持していきたいと考えています。
具体的には、世界中の聴覚障害者が集まる国際大会での経験を教育者として聞こえない子どもたちを中心に多くの人へ伝えていきたいと考えています。
私は耳が聞こえないというマイノリティの立場に属していると言えます。デフの世界に出れば一転してマイノリティもマジョリティもない同じ立場の選手が集まって競います。
一方で、健常者の大会に出ることも大事にしており、自分の力量がどのレベルかの判断もしています。現日本デフ日本記録は7m03、私の自己新は6m69ですが、健常者の世界では8m40とレベルに差があります。
目指している世界にはまだまだ遠いですが、自分のペースで1歩1歩着実に進んでいき、「マイノリティでもここまでやれるんだ」という姿をこれからも再現していきたいです。それを次の世代へ、障害のあるないに関わらず、高いレベルで競い合える世界に繋げていきたいです。今はまだ、それを「自分がやるんだ、諦めないぞ」と陸上を続けています。まずは先を切り開いた7m03を破ります!
これまでの活動と準備状況
私は長年にわたり陸上競技に取り組んできました。日々の練習や厳しいトレーニングを積み重ね、自身の能力を高めてきました。また、国内外の大会にも積極的に参加し、経験を積んできました。現在は大会に向けての準備を進めており、トレーニングを続けて技術の向上に努めています。
-主な実績-
第1回アジアデフ陸上競技選手権大会 走幅跳 内定
JDAA強化指定選手 2018-2023
2023 World Games of Deaf Athletics Teams 兼第20回記念日本デフ陸上競技選手権大会 兼第3回日本デフU18陸上競技選手権大会 6m85(追い風参考記録) 男子走幅跳DAT 1位 6m69 今季・自己ベスト
全国障害者スポーツ大会 2023 6m65 セカンドベスト (鹿児島) 1位
ジャパンパラ2023 6m46 (岐阜) 1位
ジャパンパラ2022 6m55 (香川) 1位
1st World Deaf Indoor Athletics Championships 60m 8位入賞、走幅跳9位 (エストニアで開催 2019)
資金の使い道
このプロジェクトで集められた資金は、陸上の国際大会に出場するための費用として使用されます。派遣のために必要な40万円は、私自身の自己負担となっていますが、ご支援・応援を受けることで負担を軽減したいと思っています。
ご支援・応援していただいたお金については、以下のようにして使わせて頂きます。
<500,000円の内訳>(手数料+消費税を除き、下記に使用予定です。)
・航空費 25万
・宿泊費 約10万 (1泊100$で約15000円)
・参加費 15,000円
・保険料 5000円
・大会での活動費 3万円
内定の中に書かれている詳細を記しています。
多くのご支援・応援を頂けた際には、陸上を続けるための基金、自身の活動について発信していくことに使わせて頂きたいと考えております。
また、今後の中東情勢によって派遣が中止される可能性があります。中止になった場合には、キャンセル料が発生してしまい、自己負担額が増加してしまいます。その負担を少しでも軽減するために使わせていただきます。
リターンについて
このプロジェクトへの支援者には、さまざまなリターンをご用意しています。なお、派遣中止の可能性も考えられるため、中止になった場合のリターンもご確認ください。
実際に実施された場合には、感謝のメッセージをお送りしたり、大会の結果や活動報告をお知らせしたりします。また、オリジナルのレポートも作成するなど、アスリート活動をお伝えさせていただきます。
派遣中止になってしまった場合には、感謝のメッセージをお送りしたり、メールを介しての個人相談やこれまでの経験をまとめたレポートをお送りさせていただくなどのリターンを設定しております。
実施スケジュール
2023年11月22日 移動
2023年11月23日 出国、イラン・テヘラン着
2023年11月24日 公式練習 開会式
2023年11月25日から27日 大会期間
2023年11月29日 帰国
私はこの大会に出場するため、日々のトレーニングに励んでいます。また、大会前のスケジュールや試合の予定をきちんと把握し、最善のパフォーマンスを発揮できるよう準備を進めています。
最後に
このプロジェクトへのご支援を心からお願い申し上げます。皆さんのご支援・ご応援がこれからの陸上競技の活動の励みになります。
このプロジェクトはAll-or-Nothing方式をとっています。そのため、このプロジェクトを周知、SNS等で拡散していただけると目標に一歩近づきます。ご協力のほどよろしくお願いいたします。
最新の活動報告
もっと見る活動報告です 2
2023/12/27 22:04予定していた日時より早くなりましたが、全てのリターンを実行させて頂きました。「クラウドファンディング お礼メール」という件名でお送りしております。漏れはないかと思いますが、もし、届いていないという方は私宛にメッセージをお願いします。メールを届けられなかった方にはメッセージ機能で送信しました。確認よろしくお願いいたします。また、このプロジェクトにあたり、ご意見等ある方も私宛にメッセージを寄せていただければ嬉しいです。今年も残りあと僅かとなりました。改めて、皆様からの応援を受けてよい報告に繋がり嬉しく思います。感謝の気持ちでいっぱいです。ありがとうございました!それでは、よいお年をお迎えください。新年も自分らしく頑張っていきます。 もっと見る
活動報告です。
2023/12/12 07:00現在、1000円のご支援をしてくださった方へお礼メールを1人ひとりに送っています。そのあと、3000円、8000円、1万円の支援をしてくださった方のリターン内容を実行させていただきます。レポートの方も進めています。より良いものができるように最後までこだわりたいと思います。3万円のリターン内容で、zoomを通してお会いすることになっていましたが、先日直接お会いしてお話をさせて頂きました。貴重な時間を過ごすことができました。ありがとうございます。 もっと見る
終了しました!
2023/12/09 00:34お陰様で88人の皆さんからのご支援を受けて、目標金額を達成し、無事にプロジェクトを終えることができました!何も分からないまま、0から初めたクラウドファンディング、至らないところも見直すべきところも多くあったかと思います。それでもご支援、ご協力、応援をしてくださって本当にありがとうございます!学生の間に貴重な経験を、滅多にできない学びをさせてくださってありがとうございました!皆さんとクラウドファンディングに取り組むことができて楽しかったです。取り組む中で大事なことに気づくこともできました!陸上を続けていく中で、何かの形で、お会いできることを楽しみにしています。これからも須山勇希とデフ陸上競技選手の応援をよろしくお願いします。 もっと見る
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