自己紹介
初めまして、ウガンダ野球を支援する会の阿部泰成です。私は東京大学に2022年に入学し、大学のサークルオリエンテーションで「ウガンダ野球を支援する会」を発見しウガンダの野球を支援したいという想いが湧き上がったことからサークルに入り、日々ウガンダ野球を支援する活動をしています。
ウガンダは東アフリカに位置する人口5000万人弱の国で世界的に見ても貧困国です。ウガンダ国内に野球場はほとんどなく現在ウガンダで行われている野球リーグでは遠方のチームは球場に移動することさえも困難に直面しています。そんななかで日本でできることはないかと探している時に”ReWrite”という学生団体向けのピッチコンテストを見つけました。私は団体としてReWriteへの参加を決め、一次審査のESを提出しました。すると団体のウガンダ野球への熱意が伝わったのもあり、1次審査の順位が参加団体全27団体中2位という好成績で次のステージに進むことが決定しました。そして臨んだ2次審査、内容はクラウドファンディングの獲得金額とチャレンジピッチの投票順位によってポイントが振り分けられ、合算したポイントで次のステージに進めるかが決まります。そういった経緯でやることになったクラウドファンディングなのですが、やるからにはウガンダ野球の直接的な支援につながるチャレンジにしたいと思いました。
このプロジェクトで挑戦したいこと
クラウドファンディングで集めたお金でウガンダ野球リーグの支援を行うとともに、ピッチコンテストでの決勝進出とその先の300万円獲得を目指しています。支援の内容としてはウガンダでの野球の試合を撮影するためのビデオカメラを送りたいと思っています。
ウガンダでの試合の様子や練習風景を撮影してもらい、ウガンダ野球を支援する会に共有してもらうことで日本野球の専門的、客観的分析により正しいフォームへの改善やミスの原因の把握、効率的な練習方法の提案が可能になります。日本のカメラは世界的に見てもレベルが高く、当然貧困国ウガンダのものとは選べる種類、質とともに比べるまでもありません。映像が鮮明で写りの良いものであることにより我々の団体もウガンダ野球の全容をより正確に捉えることが可能になり、将来的に日本など海外でプレーする際に受け入れ先に正しく実力が伝わると思います。それだけでなく一般に向けてウガンダ野球を配信することで、ウガンダ野球を周知させることにもつながります。ウガンダ野球のレベルアップ、知名度アップのために応援よろしくお願いします!
団体誕生のきっかけ
UGBAS (Uganda baseball assistance society、略称ユージーバス、日本語名:ウガンダ野球を支援する会)は、東京大学とJICAの共同プログラムで2014年3月にウガンダ(アフリカ東部、赤道直下の国)にボランティアとして派遣された東京大学の学生2名と、現地の青年海外協力隊隊員1名によって設立されました。
ただ単に野球の普及活動をするのでなく、プロ野球選手を育成し、ウガンダの子供達の夢を創りたい、そして将来的にオリンピックにウガンダ代表チームが出場できたら。そんな大きな夢を持ったプロジェクトに感化され、また、現地で子供達が楽しそうに野球をしている姿を見て、プロジェクト終了後も継続的になんらかの形で貢献したいという思いからウガンダ野球の発展に寄与することを目的として当団体は設立されました。
当団体は「ウガンダ野球を支援する会」なので、将来的にはウガンダの人が自立して、「ウガンダ人のウガンダ人によるウガンダ人のための野球」が実現し、この団体は用済みになるのが理想です。いかにそれを実現するかを活動指針として、活動内容はその指針に基づいて決め、活動しています。
最近ではウガンダ出身の2選手がMLBのロサンゼルスドジャーズと契約を結び、正式に大リーグに挑戦することになりました。団体発足から現地の選手やコーチと協力し、国内リーグの開催も少しずつ軌道に乗ってきました。これからも多くの選手がウガンダから野球を通して世界に飛び立っていくことが期待されます。
ウガンダ野球の歩み
2019年の東京五輪予選では、ウガンダは南アフリカに敗北し、アフリカ2位での敗退となりました。ウガンダ野球は、指導者や道具が不足し、技術的に未熟であるという課題が存在しています。一方で、指導者が存在する地域では発展が見受けられ、UGBAS(ウガンダ野球を支援する会)の支援により国内アマチュアリーグが開催され、現在は2部制でおおよそ16チームが参加しています。
野球はウガンダにおいて教育の一環として位置づけられ、精神面での支えにもなっています。さらに、JICA(国際協力機構)の体育隊員などが現地で活動を行い、野球の振興に貢献しています。
また関西独立リーグの兵庫ブルーサンダーズにはウガンダ出身のカベンゲ投手が以前活躍しており、カトー選手も同所に所属しています。さらに、MLBロサンゼルス・ドジャースの下部組織もウガンダに存在し、野球の発展をサポートしています。
!New!
最近のウガンダ野球情報としてまず何よりU18W杯の話があります。U18W杯でウガンダ代表はアフリカ大会で優勝しましたが、台湾で行われる本戦のための渡航費を捻出できず、残念ながら棄権せざるを得ませんでした。
残念なニュースがある一方で良いニュースもあります。David Matoma選手がパイレーツのマイナーリーグに入団し、素晴らしい活躍を見せています。彼の野球の才能と努力が実を結んでいます。
Umar Male選手はロサンゼルス・ドジャースの下部組織で2Aに昇格し、将来性ある野球選手としての道を歩んでいます。彼の実力と成長も評価されています。
さらに、ウガンダNo.1キャッチャーとの呼び声が高いKasumba Dennis選手はウガンダでペットボトルやタイヤなどを工夫して使った過酷なトレーニングをする様子をSNSにアップしていました。そのことがきっかけでMLBのスカウトの目に留まり、昨夏MLB Draft Leagueに参戦することになりました。夏季リーグでのプレーを通じてさらなる経験を積んだことで彼の野球キャリアが発展する可能性が高まっています。
ウガンダの野球が国内外で注目され、選手たちの成功が期待されています。
リターンについて
500円 サンクスメール(ウガンダ人野球選手の写真を添付)
1,000円 東京大学第74回駒場祭において使用可能なコーヒー無料券
5000円 ウガンダ野球名鑑
10000円 メッセージ動画
10000円 ウガンダ野球情報
スケジュール
11月15日(水) クラウドファンディング開始
11月24日(金)-26日(日) 東京大学駒場祭にてウガンダ産コーヒーの出店
11月28日(火) クラウドファンディング終了
12月16日(土) ピッチコンテスト本選
12月頃 ウガンダ野球連盟(UBASA)へビデオカメラを送る。
2024年2月頃 リターンを送る
資金の使い道
ビデオカメラ 5万5000円
三脚 5000円
最後に
2022年9月台湾で開かれたU18世界大会ではウガンダ代表が参加権を獲得したにもかかわらず、資金難によって棄権を余儀なくされてしまいました。ウガンダには若く有望な選手が多く存在していますが、常に経済的な問題を抱えているのが現状です。
このクラウドファンディングを通して、ウガンダ人選手たちが夢を見ることができるようにウガンダ野球を盛り上げていきます!応援よろしくお願いします!
<募集方式について>
本プロジェクトはAll-in方式で実施します。目標金額に満たない場合も、計画を実行し、リターンをお届けします。
最新の活動報告
もっと見る駒場祭に向けてコーヒーの試飲会を行いました
2023/11/17 15:472023.11.24~26に東京大学駒場キャンパスで行われる第74回駒場祭で我々ウガンダ野球を支援する会はコーヒーを販売します。その前準備として販売予定のコーヒーをメンバーでテイスティングしました。今回用意したコーヒーはクリスタルコーヒーから仕入れたウガンダ産のコーヒーとuccから仕入れたアフリカブレンドコーヒーです。アフリカのコーヒーの特徴として酸味が強いことが挙げられますがウガンダ産のものは比較的マイルドで柔らかなコクが楽しめました。駒場祭当日はミニコップで飲み比べができるセットメニューを販売予定なのでぜひ駒場キャンパスに足を運んでみてください。 もっと見る
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