11月23日からスタートしたクラウドファンディングも、日々多くの方よりご支援をいただき、今現在、目標金額の85%を達成しています!(12月15日21時 時点)
本当に本当にありがとうございます!!
残り16日となりましたが、ここでこのプロジェクトをスタートするにあたっての根本の想いや経緯を改めて皆さんにお伝え出来たらと思います。
◇このプロジェクトへの想い
このプロジェクトをご覧になってくださっている方の中には
「なんで韮崎なんだろう?」
そう思われている方もいらっしゃると思います。
この韮崎の地に導かれ、
元養蜂場にある小さな平屋のセルフリノベーションを始めたきっかけは
1人の養蜂家さんとの出会いでした。
コロナ禍で山梨との2拠点生活をしていた話はプロジェクトページにも書いていますが、
その時に出逢った養蜂家さんの作った蜂蜜の、そのえぐみの無いクリアな味にとても感動したのを今でも覚えています。
それだけでなく、 “蜂は私たちの口にする食べ物に繋がっている”という生態系にとって必要不可欠な存在である事を彼との出逢いにより改めて考えさせられたのです。
養蜂場で初めての採蜜体験をした子ども達は、今までは「怖い」と思っていた蜂が「大切な存在」であることを知り、世界の見え方が大きく変化していったのです。
蜂が大切な存在であることをもっと多くの人に知ってもらいたいと思った私は、 自ら製造販売している薬膳フレーバーナッツ菓子「otomonuts®︎」と蜂蜜のコラボをして、一緒に蜂に対する想いや蜂の大切さを発信していこうとしていました。
しかしその矢先、彼との連絡がいきなり途絶え、数ヶ月後に届いた1本の連絡は、彼が突然倒れてしまいそのまま帰らぬ人となってしまったという、あまりにも悲しすぎる連絡でした。
その後、ご遺族の方とお話しをさせていただく中で、改めて、彼の蜂への想いを絶やしたくないと思った私は、彼が活動していた韮崎の場所を引き継ぎ、この場所で私が出来ることをしたいと考えるようになりました。
◇この場所で私に出来ることは
私の作っている「otomonuts®︎」を通して、人の身体と心に寄り添いながら「今、口にしている食材があるのは紛れもなく蜂の存在が大きい」ということを伝えていきたい。
その為にイベントやワークショップが出来るように、まずはこの場所に人が集まれるよう整えていこう!そう思い、敷地にある小さな平屋の一室をセルフリノベーションが始まりました。
この場所に人が集まり活性化していくことで、地元の方たちに愛して頂ける場所へと成長させていきながら、いつかここでotomonuts®︎の工房&カフェをオープンさせたいという夢もうまれました!その夢が叶うときには、地元の皆様のお力をお借りし、一緒に働きながら、さらにこの場所を盛り上げていけたらいいなと思っています。
今回、養蜂家の方の話をするのは、とても迷いました。
けれど、不思議なご縁やタイミングがあり彼からバトンを渡されたような気がした私は、彼の親御さんに了承を得て、思い切って皆さんに伝えていく覚悟をもちました。
1人で始めたようで1人で始めたわけではない今回のプロジェクト。
「アヰルナ」がオープンしたら、きっと彼も空から喜んでくれると信じています。
時間はかかるかもしれないけれど、韮崎のシンボルになるような場所として、人と人が繋がり大きな輪がうまれるよう、良い循環を起こせるように引き続き頑張っていきます!
最後まで読んでくださりありがとうございました!
モデル/YAKUZEN CREATOR®︎/otomonuts®︎
アヰルナ主催 明希知美
今回この話を動画にまとめてみましたので
お時間のある時にご覧いただけたらと思います。