こんにちは!小山裕幾です。
本日も過去、YouTube(小山と考える基礎No.3 「喉、口腔、唇』)でいただいた質問を紹介します。
今週末、お時間がある方は一緒に動画で基礎を改めて見直しましょう!
※回答が長いので先に活動報告を記載します。
活動報告
この週末はクラファン期間最後の土日です!
引き続き一人でも多くの方にこのクラファンを知っていただき、ネクストゴールを達成したいと考えています。
(残り7,000円となりました!)
引き続きこのクラファンの拡散を
どうかお願いいたします。
本日の質問(再掲)
よく響く遠鳴りのする音を出すのに、ワサビポイントとか眉間に響かせるとか鼻腔共鳴させるとかいいますが、どうやったら掴めるのでしょうか。
出来てるかどうかはどうやったらわかるでしょうか
返信(再掲+追記)
私の個人的な考えを述べさせていただきます。
まず響く音と遠鳴りする音は違う事だと考えます。
前者は後天的に獲得できると思いますが
後者は先天的に奏者(ラリューなど)が持っている顔の骨格などで決まるので
ここでは前者の良く響く音にどのように近づくかということを考えます。
まず良い音は私が前の動画で申し上げた呼吸、息の出し方などで獲得が可能です。
そして響きを得るときに重要なのは、息を吐く時に口の中の容積をどのくらい保つのかということです。
響きのない音はこの容積が小さいため(閉じがち)に起こります。
まずは色々な母音を口を閉じながら発音してみて1番共鳴するところを見つけます。
これは
大体"あと"おの間にあります。
日本語の母音はあいうえおの5音しかありませんが
他の言語では我々の母音の中間の母音など、違うものがあります。
例えばパユがよく言うワサビポイントは我々の言語にはありませんので理解が難しいと思います。
しいて言うならばフランス語のナザールに近いと思っています。
こういった言語的アプローチは口の中を理解する上で非常に重要になってくると思うので、ご興味があれば是非お調べください。
言語を学ぶことについては明日の活動報告にも記載できればと思います。
これからもレッスンや合宿、そしてSNSを通して皆さんとフルートに向き合っていければ幸甚です。