2024/02/21 19:00
人の感情を
善と悪とか 白と黒とか 裏と表とか
ふたつにハッキリとわけることは、
とても窮屈だなと感じる。
自分の心の中を知れるのは自分だけだら、
いろんな感情を丁寧に見つめて、
どんな気持ちも許してあげられたら、そう思ったりする。
それは、自分自身にしかできないことでもあるから。
映画を観ている時、
スクリーンは物語を通して鏡のように自分の心を映し出す。
表向きは善とされている感情も、悪とされている感情も
白黒つけられない、言葉にできない気持ちも。
今まで出逢ったことのない自分とも、出逢えるかもしれない。
私は、映画のそんなところにも魅力を感じている。
短編映画「あの人」は、どんなあなたを映し出すだろう。
あなたのいろんな顔を映し出す、鏡になりたい。
あなたと、一緒に「あの人」を観られる日を夢見て・・・
写真撮影地:九十九里浜 写真家:楠岡辰彦 2022年撮影