はじめに・ご挨拶
「クリスチャン・ウォルフの音楽コンサート実行委員会」と申します。その代表の河合拓始です。2021年に作曲家クリスチャン・ウォルフの作品を特集するコンサート「システムを変える」開催をきっかけに福岡で設立したコンサート企画団体です。翌2022年はウォルフ作品に加えて高橋悠治・三宅榛名・河合拓始の作品によるコンサート「ここが家だ」を成功させ、今年2023年は三年度目の企画になります(会場はいずれもアクロス福岡円形ホール)。現代音楽に軸足を置きながらも、それにとどまらず、出演者も聴衆も、幅広い皆さんと音楽を共有し、「私たちの表現」となることを模索しています。
河合拓始は東京で20数年、現代音楽や即興音楽を中心に活動した後、2012年に福岡に移住、現代音楽コンサート、即興演奏ライブ、グループでのプロジェクトなど多岐に渡って演奏・作曲・企画をしています。ウェブサイトにプロフィール・活動歴などを記しています:TAKUJI KAWAI WEB
このコンサートについて
今回のコンサート「自然真営楽」の縦糸になっているのは、江戸時代の思想家・安藤昌益の著作「自然真営道」です。その言葉の集団朗読や朗唱、河合の作詞作曲によるポップソングズ、新作の器楽アンサンブル曲群など、かなり多様な音楽で構成されます(全作曲:河合拓始)。プロの演奏家から小学生まで様々な背景の人々による声・音、またダンスや身体表現も交え、360度客席が取り囲む円形の舞台で繰り広げられます。コンサートではありますが、一夜全体でひとつのパフォーマンスと言えます。楽しくも味わい深い内容を目指しています。
詳しい曲目や出演者については、コンサートの特設サイトをご覧ください。→ 自然真営楽 特設サイト
また特設ブログでコンサート内容の解説を更新中です。リハーサル音源の紹介もあります。→ コンサート「自然真営楽」blog
このプロジェクトを立ち上げた背景・理由
12月12日(火)にアクロス福岡・円形ホールでコンサート「自然真営楽」を開催するにあたって、ホール代・チラシ印刷費・デザイン料・音響照明などスタッフ費等をまかなうには、残念ながら入場料収入だけではどうしても不足します。過去2ヶ年は文化庁から「Arts for the future!」助成金を得ましたが、今年度はその制度はなく、他の自治体等の助成を受けることもできませんでした。
実は昨年も事情により資金が足りず、人生初のクラウドファンディングに挑戦し、CAMPFIREにてお蔭様でたくさんの皆様の支援をいただいて目標額を達成することができました。→コンサート「ここが家だ」を応援してください! (終了したプロジェクト)
今年は昨年よりもさらに厳しい状況になることは予想できたのですが、それでも、好評のうちに二年続けて来られた企画シリーズの第3回目にどうしてもチャレンジしたい、福岡でインパクトのあるコンサートを作りたい、という思いから企画をスタートさせた次第です。
ぜひ皆さんのお力を貸してください!応援をお願いいたします!
現在の準備状況
2023年4月~8月 コンサート構想、資料検討、作曲など
9月 制作開始、出演者決定
10月 プレミーティング、練習リハーサル開始
10月中旬 チラシ配布開始
11月1日 コンサート特設サイト、特設ブログスタート
リターンについて
さまざまなリターンをご用意しています。コンサートにご来場ができなくても楽しんでいただけるリターンも、コンサートと合わせて楽しんでいただけるリターンも、あります。
コンサートで上演される演目の楽譜や音源をお届けするリターンに関連して、ここに曲名を記しておきます。
「ソングズ」(リターンタイプ5,6,10)の五曲のタイトルは:
「エストレラス、エスメラルダ」「すいずいさー」「だんでぃらいおん」「丸く沈む」「よもぎだんご」です。
「器楽曲」(リターンタイプ7,8,11)の五曲のタイトルは:
「四行転定の楽」「四行妙道の楽」「猫何」「四行転回の楽」「土活真の楽」です。
群読チームの歌う曲(リターンタイプ3,4,9)の四曲のタイトルは:
「八門の形貌」「眼は木気、耳は水気」「耳は水気、眼は木気」「炉内・面部・直耕」です。
そして! コンサートには直接関連しないリターンとしては、河合拓始がなんと申込者おひとりのみに宛てて即興演奏するピアノ演奏CD-Rもあります。
どうぞお好みのリターンをご検討ください。
なお、複数のリターンを選択することも可能です。500円単位の任意の金額でご支援を上乗せしていただくこともできます。右上の「プロジェクトを支援する」のバナーボタンから入っていただくと、ご支援のカスタマイズがしやすいです。どうぞよろしくお願いいたします。
※リターン発送の際の送料は不要です。
今後のスケジュール
11月下旬 クラウドファンディング開始(予定)
12月12日 コンサート「自然真営楽」開催
12月末 クラウドファンディング募集終了
2024年1月末 リターン(タイプ13と15以外)のお届け終了
2月末 リターン(タイプ13と15)のお届け終了
資金の使い道
ホール使用料・稽古場使用料:約15万円
印刷代:約2万円
人件費:約33万円
手数料(17%+税):約10万円
最後に
今回のコンサートを滞りなく充実した内容で開催できるよう、皆さんのお力を貸してください!
「クリスチャン・ウォルフの音楽コンサート実行委員会」では、来年度以降もさらにステップアップした内容で、コンサート開催する構想があります。活動を継続していくためにも、どうかご支援をよろしくお願いいたします!!
※なお、今年度のコンサートは、後援名義を福岡市、(公財)福岡市文化芸術財団から得ています。また令和5年度第60回福岡市民芸術祭に参加しています。
<募集方式について>
本プロジェクトはAll-in方式で実施します。目標金額に満たない場合も、計画を実行し、リターンをお届けします。
最新の活動報告
もっと見る御蔭様でクラウドファンディング終了しました
2024/01/06 19:35クラウドファンディングは御蔭様で終了いたしました。今回、目標額には及びませんでしたが、ご支援くださった皆様に、心より感謝御礼申し上げます。今後もまた、コンサート企画・開催を続けていきます。今後ともどうぞよろしくお願いいたします。★なお、今回のコンサート「自然真営楽」の特設ブログは、まだしばらく舞台写真の掲載をはじめ、記事の投稿を続けていこうと思います。更新頻度は下がると思いますが、引き続き注視していただけましたら幸いです。 もっと見る
コンサート終演後のアンケートより
2023/12/21 20:44当日お客様が書いてくださったアンケートから、いくつかです:・メンバーのみなさんの個性が混ざりあった、うきうきするような舞台でした。・響きあうエネルギーに心をゆらしました。たのしかったですー・とてもいい時間でした。哲学的でもあり、詩的でもあり、それでいて親しみも感じるようなもので、さまざまな表現や楽器、またさまざまな世代の人たちがごちゃ混ぜになっている中で、その全てを包む暖かさのようなものを感じました。・ごはんの炊ける美味しい香り♪ ごはん食べてる!! あっ おかわりまでしてる!!・世界観にひきこまれました。・鍵盤ハーモニカが笙のように、ボウルが高尚な楽器のように、タームはお経や詩のように、生活の営みが宇宙のように、聴こえました。楽しかったです。・個々のものが独立した存在ではなく、関連し合っていて、全ては1つだということが、想念ではなく具体的なもので表現されているのがおもしろい。★クラウドファンディング終了まであと10日になりました。引き続きどうぞよろしくお願いいたします。 もっと見る
コンサート無事に終演しました。ありがとうございました!(クラウドファンディングはまだ続きます)
2023/12/15 01:04コンサート「自然真営楽」、一昨日無事終了いたしました。少し追加席を出したアクロス福岡円形ホールの360度レイアウトの客席は、満員で、暖かい熱気をいただきました。お越しくださった皆さま、またさまざまご支援・応援してくださった方々、気にかけてくださった皆さん、本当にありがとうございました。音響・照明・調律・受付・収録・デザイン・動画等々、スタッフサイドで支えてくださった皆さんにも、心より感謝。そしてこの突拍子もない(?)アイデアのコンサート出演を受けて練習を一緒に支え進めてくれた出演者にも最大限のリスペクトと感謝を。すでに次の企画をやりたく、つなげていきたい、とふつふつしています。コンサートは終わりましたが、当クラウドファンディングは12/31(23:59)まで、続けます。当方の非力で、まだ目標額には届いていません。少しでもご助力いただけたら幸いです。どうぞよろしくお願いいたします。 もっと見る
本日、クラウドファンディング・プロジェクト<コンサート「自然真営楽」を応援してください!!>を開始しました。昨年に続き、クラウドファンディングに二度目の挑戦です。皆さま、どうかよろしくお願い申し上げます。 クリスチャン・ウォルフの音楽コンサート実行委員会/河合拓始