【eng】We are an organization that promotes the "transmission of technology" and "attractiveness" in order to preserve and pass on the world-class Japanese manufacturing technology and craftsmanship to future generations.
If you require any further information, feel free to contact us.(cooperating or making an order in possible)
E-mail address:info@cmkk.or.jp
そんなものづくり業界が今、後継者問題や人材不足で先行きが危うくなってしまっています。
日本が誇るものづくりを次の世代に繋ぎ、後世に残すため、協会を立ち上げました。
そしてクラウドファンディングを通じて、まずは皆様に私たちの活動について知っていただき、
ともに業界を盛り上げる仲間になっていただきたいと考えております。
ぜひ最後まで読んでいただけると嬉しいです。
はじめまして!
一般社団法人 中小企業ものづくり共創協会代表の本庄と申します。
当協会は、日本の伝統的なものづくりの技術を守り、業界内でのコミュニケーションを活性化させて盛り上げ、次の世代に繋ぐことを目的に2023年に立ち上げました。
私は20年以上、ものづくりの現場で様々な技術を学んできました。
当初は自分の技術を磨くことに専念していましたが、
ある時、「この技術を次の世代にどう伝えるか」という疑問が浮かんできました。
同時に、現代の若い世代がこの伝統技術に触れる機会が少なくなっているのを実感し、
この課題を解決したいと共感してくださった経営者の方々との協会立ち上げで、業界発展に向けた第一歩を踏み出すことができました。
労働政策研究※の調査によると、ものづくり業界が直面する経営課題の中でも、
大企業・中小企業ともに「人材育成・能力開発が進まない」と「人材不足」が上位にあります。
※資料:JILPT「デジタル技術の進展に対応したものづくり人材の確保・育成に関する調査」
https://www.meti.go.jp/report/whitepaper/mono/2020/honbun_html/honbun/102011_2.html
調査の通り、現状のものづくり業界は若い世代が興味を持たず、足を踏み入れたとしても感覚で受け継がれてきた技術を習得するのはなかなか難しく、
最低10年はかかる修行を途中で挫折してしまう人がほとんどなど、継続しづらい環境で課題が山積みとなっています。
これらを解決するためには、最初の1〜3年でしっかりと興味づけをし、少しずつ成長を実感していただくことが大事だと考えています。
成長を実感できることで、仕事が趣味に近い感覚になり「次はあれに挑戦しよう!」と向上心が湧き、その先も頑張って技術を習得したいと思う方も増えるはずなんです。
そのためには、初期の段階でしっかりと魅力を伝え、技術習得のサポートを提供することが不可欠となります。
人材不足のもう一つの要因としては、業界の「3K」(キツイ、汚い、危険)というマイナスのイメージが挙げられます。
しかし、実際のところ、ものづくりの仕事はそのイメージとは異なり、男性のみならず、女性が大いに活躍できる場も多々存在します。
例えば、自動車製造の部品組み立ては、手先の器用さが要求されるため、女性の繊細な手さばきが非常に活かされる領域です。
また、ガラス工芸やおしゃれな雑貨づくりのような、クリエイティブで魅力的なものづくりの職場も増えています。
中には作業場をリニューアルして、まるでカフェのように綺麗に整えているところも!
そのような、世間のイメージと現場の現状のギャップを埋めるのも私たちの役目だと考えています。
当協会では、ものづくり業界の新たな魅力を伝えるとともに、働く環境の改善に努めています。
若い方や女性が安心して働ける環境を整えることで、ものづくり業界への参入を促進し、持続的な成長を目指しています。
私たちは現在、様々な技術に楽しみながら触れ、業界に興味を持っていただける様々なイベントやワークショップ、教材を企画・開催しております。
未来のものづくり業界を担う子どもたち、そして海外人材へのアプローチにも取り組んでいます。
興味を持っていただく第一歩として、馴染み深い「コマ作り」を体験していただけるイベントを開催しています。
現役の職人立ち合いの元、親子でコマの設計から製作までを体験することが出来ます。
自分で作ったコマがケースにピタッとハマる瞬間の達成感や喜びを、親子で共有してもらいたいと考えております。
興味を持っていただいた先に、工業高校などの学校に進学するなど、ものづくり業界に足を踏み入れるきっかけが作れたら本望です。
大阪府摂津市でのものづくり祭りを企画しています。
子供たちが楽しめる多彩なイベントを用意し、食育から製造までの多岐にわたるジャンルに触れる機会を提供します。
さらに、地元の大学と連携し、学生たちにブースでの実際の運営に参加してもらうことで、アクティブラーニングの場を提供したいと思っています。
主催側として参加することで、積極的にその仕事について学ぶきっかけ作りを目指します。
当協会では学校や教育機関のカリキュラムにも注目しており、特に工科高校や工業高校、職業訓練校などの教育内容が現場のニーズと合致していない部分もあると感じています。
このギャップを埋めるために、行政・学校関係者と協力し、町工場の経験豊富な技術者たちの意見を取り入れ、より実践的な教科書や教材を作成することも企画中です。
ものづくり業界には、技術の継承に関するいくつかの課題があります。
特に、技術のマニュアルが不足していることが大きな問題点として挙げられます。
マニュアルが存在しない中での技術継承は困難であり、私たちはこの問題を解決するためのマニュアル作成をサポートします。
さらに、日本の技術力は世界的にも高く評価されていますが、実際の現場では外国人労働者とのコミュニケーションや教育のギャップが問題となっています。
外国人労働者が真剣に技術を学びたいにもかかわらず、言語の壁が原因で離職するケースも少なくありません。
この問題を解消するため、外国人労働者向けのマニュアルを翻訳・作成し、動画教材を作成することも提案していきます。
私たちは行政・教育機関・民間企業の間に位置する「中間支援組織」として、両者の連携を強化する活動も行っていきます。
中小企業には、伝統的な技術や独自のノウハウがありますが、それを活かすためのリソースや情報が不足していることが多いです。
一方、大企業にはリソースや情報はあるものの、新しい技術やアイディアを求めています。
私たちは、これらのニーズをマッチングし、日本のものづくりをさらに発展させるための場を提供しています。
✅教材の製作費 100万円
✅機械の購入 35万円×3台=105万円
✅子供向けイベント費用(ワークショップ)100万円
✅交通費
✅大学とのコラボパズル(子供用)
【一部になります】
私たちの協会は、まさに「共創」の名の通り、みんなで力を合わせて業界の発展を目指すことを大切にしています。
一つの課題も、全員で協力すれば、必ず乗り越えられると心から信じています。
私たちが願うのは、日本の伝統や技術が、たくさんの人々に知られ、愛されること。
特に若い世代に興味を持っていただき、私たちと一緒に新たな価値を生み出してほしいと願っています。
当協会との繋がりをきっかけに、皆さんの未来の選択や夢に火をつけることができたら、それが私たちの最大の喜びです。
応援よろしくお願いいたします。
一般社団法人 中小企業ものづくり共創協会
本庄 博明
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