2024/01/05 16:47
農業って「自然を破壊する」ことから始めるお仕事と捉えています。
森を切り開き田畑に変えて、あらゆる生き物の住処を奪い、
田畑を種を播く前や苗を植える前に耕すことで、小さい生き物の住処を破壊し、
作物が育って生き物が少し戻ってきた頃に、農薬を播いて生き物にダメージを与え、
収穫後にまた田畑を耕すことで、また小さい生き物の住処を壊してしまう
良い作物を作る大事な要素として、微生物の豊富な土壌環境が大事なはずが、それをガシガシと壊す。
農薬・肥料は、少し偏った言い方ですが現行の栽培方法の矛盾を埋めるためのものともいえないこともない。
僕は、
農業は小さな生き物に目を向けた「環境保全」の視点がないと、長いスパンで見て持続できないのではないか。
人間の都合でそこの田畑になかったものを「播く」ことをせず、作物のチカラを引き出し、太陽・土・水・風をなるべく良い方向に利用できるよう努力したい。
自然栽培を通して、地球に恩返しをしたい。
と思っています。