はじめに
桜島と聞いて、最初に何を想像されるでしょうか?鹿児島?噴火?火山?もちろん、どれも正解です。日本中、世界中から、この現在活動中の活火山を見に来られます。私の家は桜島で代々果樹農園を営んでいます。亡くなった父は地元の公務員もやりながらの兼業農家でしたが、地元愛が強く、桜島の名に相応しいようにと、桜の植樹をしたり、納涼観光船の就航など尽力しておりました。私自身は人材サービス企業勤務後、地元鹿児島に戻り、飲食店グループで店舗展開を経験。退職後、桜島の果樹農園を継承し、甘くて特大の桜島大根や特産品の桜島こみかん、びわなどを生産販売しています。火山灰の降る環境の中で、桜島って人が住んでるんですね!とたまに観光客の方にびっくり‼️もされます。このたくさんのお客様の来島と来島した後の満足感のギャップが今回のプロジェクトを始めるきっかけとなりました。
桜島でできることを増やしたい
桜島は活火山なので、山頂までの登山はできません。
7合目の展望所から山頂や対岸の市街地を眺める観光が人気です。その後、溶岩地帯や大噴火の痕跡を巡る観光もあります。
一年中穏やかな錦江湾をカヌー🛶で巡るツアーも始まりました。でもこの国立公園でできることはもっとある。美味しいものを食べながら、ゆっくり楽しめる桜島観光を作っていきたい。まずは観光客の皆さんが1番言われる不満、食べるところがない。
この問題からスタートしたい。地元の人間だから知っている地元の産物を使ってもてなしたいと思うのです。
お店をOPENする決意をした背景
鹿児島のシンボル桜島は、鹿児島市内から20分毎に運行する桜島フェリーで15分で来れる利便性の良さもあり、朝早くから夕方遅くまでたくさんの観光客がお越しになります。特にコロナ後はインバウンド客が急増し、観光周遊バスなども7、8割が外国人観光客で溢れています。ところがいざ来島してみると、小さな食堂が2つとコンビニが2つあるだけで、地元の産物を食べたり、ゆったりお茶でも飲める場所がないのが現実です。実際よく聞かれるのが昼食を取る場所はないのか?Wi-Fiが使えるカフェはないのか?ということばかりです。それならば、地元の産物を1番知っている自分たちが自分たちが作る産物も含めて紹介するべきではないのか?人任せにするのは違うのではないか?これまで飲食の仕事の経験もしてきたではないか。これが、今回のプロジェクトに至った背景です。
私たちの商品・お店のこだわり、ロケーション
桜島は火山としての知名度が高いですが、実は豊穣な黒土土壌で江戸期から豊かな農業が行われてきました。鹿児島市と海を隔てて4キロという地の利もあり、私達の農園では桜島大根や桜島こみかん、びわなどを市場に卸したり、産直サイトで販売しています。この産物と目の前の錦江湾で採れる海産物、日本一に認定される鹿児島黒牛や鹿児島黒豚などを使って喜ばれる食事やスイーツを提供したいと思っています。お店の場所として考えているのはフェリーターミナルから徒歩2分の場所。15年ほど前まで小さなパチンコ屋さんがあった場所です。お店の隣りには月読神社という、コノハナサクヤヒメ(木花咲耶姫)を祀った有名な神社があります。このコノハナサクヤヒメから桜島という呼称が生まれたという一説がある場所になります。徒歩5分ほどのところには幕末薩英戦争の時の砲台跡地があります。徒歩10分ほどのところには長渕剛さんの伝説の桜島オールナイトライブの記念碑もあります。溶岩グラウンドという複数面のサッカー場を備えた場所も徒歩5分ほど。土日はたくさんの大会が開催され、大勢の選手、応援のご父兄で賑わいます。また有名な釣りのメッカでもあります。毎日朝早くから、黒鯛やアラカブを狙う釣り客が来島されます。
リターンについて
桜島大根(約5キロ)2024年3月
桜島こみかん5キロ箱 2024年12月
お店オリジナルTシャツ
お店のメニュー表紙にお名前もしくはニックネームを記載
スケジュール(予定)
2024年1月 クラウドファンディング終了
2024年1月 物件の契約完了
2024年4月 新店舗オープン
2024年3月 リターン発送開始
資金の使い道
店舗造作費 100万円
設備費 70万円
手数料➕税 約30万円
最後に
このプロジェクトを農園のメンバーと話す中で、予算についても話しました。
農園としての融資申し込みは農業用に用途が限られるため、使えませんでした。そこでこれまでの蓄えに加えて、
興味を持ってくださり、支援してもいいと思ってくださる方もおられるのではないだろうか、私達が心を込めて作ったリターン品を楽しみに支援くださる方もおられるのではないだろうか、そう思いこのプロジェクトを始動することに致しました。
有名な観光地とはいえ、鹿児島の田舎を再生する最初のプロジェクトです。何卒、私達の思いを感じていただき、皆様に是非ご支援をいただきたいとお願い申し上げます。
どうか私達に踏み出すチャンスをいただけますと幸いです。故郷のために頑張る所存です。
<募集方式について>
本プロジェクトはAll-in方式で実施します。目標金額に満たない場合も、計画を実行し、リターンをお届けします。
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