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安中市立第二中学野球部 全国大会出場! 全国優勝に向けた、遠征費用のご支援願い

安中市立第二中学野球部は、2023年10月の秋季中体連野球大会において「群馬県大会 優勝」を勝ち取り、2024年3月に開催予定の全国大会出場の切符を手に入れました。しかし、全国大会を『優勝』に向かって勝ち進むには、多額の費用が必要となります。大変恐縮ではございますが、ご支援頂ければ幸いです。

現在の支援総額

976,000

42%

目標金額は2,300,000円

支援者数

143

募集終了まで残り

終了

このプロジェクトは、2023/12/20に募集を開始し、 143人の支援により 976,000円の資金を集め、 2024/02/29に募集を終了しました

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安中市立第二中学野球部 全国大会出場! 全国優勝に向けた、遠征費用のご支援願い

現在の支援総額

976,000

42%達成

終了

目標金額2,300,000

支援者数143

このプロジェクトは、2023/12/20に募集を開始し、 143人の支援により 976,000円の資金を集め、 2024/02/29に募集を終了しました

安中市立第二中学野球部は、2023年10月の秋季中体連野球大会において「群馬県大会 優勝」を勝ち取り、2024年3月に開催予定の全国大会出場の切符を手に入れました。しかし、全国大会を『優勝』に向かって勝ち進むには、多額の費用が必要となります。大変恐縮ではございますが、ご支援頂ければ幸いです。

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2024/03/30 18:51

 【 3/23(土) … 開会式 】

生憎の雨となり、開会式が室内に変更。

スタンドで見守るはずだった保護者は、荷物番をしながら室内競技場の外で待ち、音漏れを聞くライブ状態に。

行進の練習もしっかりしたので、綺麗な球場を歩く凛々しい姿を見たかったですが、残念でなりません。

開会式後、第1試合の会場を視察し、ホテルへ移動。

次の日に備えて、早めに休みました。

 

【 3/24(日) … 1回戦、第2試合 】

肌寒い早朝から、練習会場にてアップ。

体を温めて、試合会場へ入りました。

午後の雨天を懸念して、試合開始が30分前倒され、更に第1試合が締まった試合だった為、

結果的に45分巻いた形で10:15にプレイボール。

安中二中野球部の1回戦_第2試合が始まりました。

 

安中二中のオーダーは

 1-8:山田

 2-4:千葉

 3-1:宮崎

 4-2:高橋

 5-9:柴田

 6-7:相須

 7-5:神戸

 8-3:白石

 9-6:櫻井

 

 

先行は安中第二中学校。

「1回の表、群馬県の攻撃」と放送され

群馬の代表でここに立っている事を改めて実感し、気が引き締まる思いです。

 

〇1回表…安中二中の攻撃

ネット上でも140㎞左腕?として注目されている

相手ピッチャーのストレートに押されて、ショート・ファースト・ライトに、全てフライが上がり、三者凡退。

カスりもしない…と言う訳では無いものの、やはり球威はあります。

 

〇1回裏…美東中の攻撃

相手の1番から三振を奪い好調な滑り出し、かと思いきや、2番ピッチャー松本君。

左投げ左打ちの投打に優れた選手に、外角の直球をレフト後方運ばれ、早くも1死2塁と得点圏にランナーを置きます。

3番に粘られながらもファーストゴロ。

2死となる…かと思いましたが、回転の掛かった打球の処理に手こずり、オールセーフ!

1死1塁3塁とピンチを広げます。

仲間の為にエースが踏ん張り、4番をピッチャーゴロに打ち取り、2死となるも…

今日は変化球の曲がりが早く、低い変化球を見極められ、5番を四球とし2死満塁。

6番にも粘られ、低めに集まる変化球…を、珍しく名捕手高橋がパスボール!

3塁ランナーがホームインし、1失点となりました。

その後、6番にも四球を与えて、再度満塁…とピンチが続くも、何とか7番をピッチャーフライに打ち取って、3アウト。

初回から31球を投げ込み、ヒット・エラー・四死球が絡む、かなり苦しい展開となりましたが、最少失点で何とか耐えました。

 

〇2回表 … 二中の攻撃

悪い流れを何とか変えたい安中二中。

打撃でチャンスを作りたい!

…所ではありましたが、ここは全国大会。

甘くはありません。

2三振を含む3者凡退で、ランナーを出すことすら出来ず攻撃を終えます。


〇2回裏 … 美東中の攻撃

エース宮崎の肩も温まって来たのか、8番を3振、9番、1番を共にショートフライに打ち取り、こちらも三者凡退で2回を終えます。


〇3回表 … 二中の攻撃

3回に入っても、相手ピッチャーの勢いは衰えず、2三振からの3者凡退。

ここまで、相手投手の球数は41球、ランナーを1人も出さない完全試合となっています。

 

~『試合後、選手へのインタビューより』~

 保護者:「やっぱり、球は早かった?」

 千葉:「いや、前評判ほどではなかったですね。」

 神戸:「いや、俺の投げる球の方が早いですね。」

 保護者:「強がりは嫌いじゃなけど、2人とも打てて無いからね?(笑)」

 

 

〇3回裏 … 美東中の攻撃

要注意、2番バッターからのスタート。

警戒して変化球から入り、3ボール。簡単には塁は踏ませないと、そこから制球を効かせ、3ボール2ストライクに追い込み、低めの変化球で3振を…取りに行くも、うまく拾われライトへの大飛球。

ライト柴田が懸命に追うも届かず。頭を越されて2塁打となります。

あの体勢で深く守ったライトの頭、越す?

続く3番をセンターフライに打ち取るも、4番にレフトオーバーを打たれ、追加となる2点目を与えてしまいます。

取られる時は、簡単に取られるっ!

その後は、サードフライ・ショートフライと打ち取り、3回を終えて2対0でリードを広げられました。


〇4回表 … 二中の攻撃

ここまで、攻撃・守備共に押されている安中二中!

何とか一矢報いたい4回の攻撃、打順は1番から…

足を生かそうとセフティを試みるもギリギリアウト!

何とか出塁して流れを変えたい。

2番チビ、いや千葉。2ストライクと追い込まれるも、狭いストライクゾーンと粘りのファールで四球を勝ち取り、完全試合を阻止!

この試合、初のランナーを背負った相手エース。流石に崩れたりはしないものの、3番宮崎が1ボール2ストライクと追い込まれながらも、右中間へヒット。

その間に、いいスタートを切っていた1塁ランナーが3塁へ進み、1死1塁3塁。

ここで得点のチャンスが訪れます!

スクイズもあるか?という場面ですが、4番に託してノーサイン。

チームの皆が見守る中、1ボール1ストライクからの3球目。

ピッチャー渾身の高めを、フルスイング!

でファール!

4番の強い気持ちが伝わるスイングでした。

甘い球は危ないな。とバッテリーに思わせた4球目。

三振を取りに来た低めのスライダーが、捕手のパスボールを誘います。

5~6mほどの距離へ転がったボールでしたが

捕手が見失う間に、3塁ランナーがホームイン!

その後、4番ショートゴロ・5番ピッチャーゴロと凡退しますが

四球、安打、失策をフル活用して、1点を返します!

 

〇4回裏 … 美東中の攻撃

得点した後の守備は、超大事。

7番~1番の打順、四球を1つ出すも、三振、ファーストフライ、ライトフライで無失点。

しっかりと零点で締めます!


〇5回表 … 二中の攻撃

流れはこちら!

と思いたい所ですが、相手も必死。

同じく、四球を貰うも、内野ゴロ、フライと凡退。追加点どころか、チャンスすら簡単には貰えません。

互いに締まったいい試合です!

 

〇5回裏 … 美東中の攻撃

これまで2本の二塁打を打っている、好調2番からの怖い打順ですが…

ここはサードフライと打ち取ります。

3番三振、4番セカンドフライとクリーンナップを三者凡退に仕留めます。

スコア上は簡単な記録となりますが、展開的に次の一点で試合が決まってしまうだろう緊張感の中、鋭いスイングをよくかわし、バッテリーも守備も、よく頑張っています!

 

5回を終えて、1:2とリードをされ

後半戦に突入します!


結果はご存知なので、簡単に試合の状況をお伝えするつもりが、長くなってしまいました…

でも、まだまだ続くんじゃ。


〇6回表 … 二中の攻撃

残すところあと2回。この回の攻撃は1番からの好打順。何とかこの回で追いつきたい所…

と、美東中が投手交代

長身の右投げピッチャーに代わります。

 

先発投手の球数は、77球とまだ余裕がありますが、決まった継投だったのか。

やっと慣れてきた左の速球から、高さのある右の本格派へ…

対応するしかありません!

 

まずは出塁したい、1番の山田

足を生かしたセフティを試みるも…

球筋も変わった為か、ファールで2ストライクと追い込まれます。

苦しい状況ですが、1ボール2ストライクからの4球目。内角に鋭くくい込んできたストレートを詰まりながらも、ピッチャー横をぬけて内野ゴロ。

打球に勢いは無いが、面白いところに転がる!

俊足山田の渾身ダッシュ!

相手ショートはそれを見てランスロー気味に急いで送球! っと、球が逸れてセーフ!

さらにライトのカバー間に合わず、山田はその隙に2塁へ!

 

無死、2塁!

来た!チャンス!ここ!

 

打順は2番。

敵も味方も球場全体も、誰もが100%送りバントと思っている。

当然、守備はバントシフト。

相手投手も簡単にはさせまいと、外角高めに渾身のストレートを投げる。

だが、不動の2番、バントの名手 千葉。

ここで決めるために、練習してきた。

サード前に完璧な送りバントで、1アウト3塁!

同点のチャンス!

 

そして、ここまで唯一のヒットを打っている3番宮崎へ繋ぐ。チームとしては、これ以上ない形となった。

 

ヒッティング?エンドラン?スクイズ?

俊足のサードランナーなら、内野ゴロでも1点取れる!

と、息を飲んで見守った、1ボール1ストライクの3球目。

 

投球と同時に3塁ランナーがスタート!

外角へ少し外れたストレートをバットを投げ出す形で、宮崎がスクイズ!

打球はピッチャー前へ! 

ピッチャー捕球も…ホームは諦めて一塁へ送球!

その間に、ランナーがホームイン!

2-2の同点!!

 

続く4番は、レフトライナー!

惜しい打球が飛んで、相手の肝を冷やしましたが、スリーアウト。

 関谷先生の采配が冴えわたりました。

 

~『試合後、選手へのインタビューより』~

 保護者:「あのスクイズは、サインだった?」

 宮崎:「先生と相談して、僕が希望しました。体のキレがイマイチだったのと、どうしても一点が欲しかったので。」

インフルで一週間寝込み、ボールもバットも触れていなかった影響か。

自分の体と状況を冷静に考えた3番。

それを信じて、カウントを読み切った関谷先生。

見事としか言いようがない二点目となりました。

 

〇6回裏 … 美東中の攻撃

2中が得点を重ねて、同点となった6回

5番、6番をセカンドゴロ・サードゴロに打ち取った所で、球数により宮崎降板。

投手に、先程ホームインした山田が入ります。

 交代)1→3、3→8、8→1

 

代わりたての先頭バッター7番に四球を出しますが、その直後、盗塁を試みたランナーを、捕手高橋の強肩が阻み、投手をフォロー!

無失点で、同点のまま7回へ突入です

 

〇7回表 … 二中の攻撃

まずはランナーを出したい所。

5番柴田、バットは振れているものの上手くかわされ、サードゴロ。

6番相須に代わり、1発もある秋山が代打!

まずは出塁!と短く持ってミートに専念するも、ここもかわされ、擦ってピッチャーゴロ。

7番神戸、ここは1発!と思い切った振りが功を奏して、レフト前へ綺麗に運びました!

このヒット勢いづいた怪盗_神戸は、2盗・3盗を決めて、2アウト3塁と一打逆転のチャンスを作ります!

8番白石、チーム1の度胸でタイムリーを狙いますが、相手投手が気圧されたか、四球を貰い2アウト1塁3塁

ここで、チーム1の打率を誇る、9番櫻井!

も、ショートゴロでスリーアウト。

あと一歩の所まで行きましたが、無失点のまま、7回の守備につきます。


〇7回裏 … 美東中の攻撃

緩急の山田、最近の活躍はエースに劣らず。

チームの守護神となり、サヨナラを狙う美東中に立ちはだかります。

8番 三振!、9番 三振!と順調にツーアウト

相手の1番を警戒し、四球!

ここで1番怖いバッター、2番松本くんを迎えます。

ツーアウトながら、長打によるサヨナラも有り得る緊張した場面。

手に汗握るとはこの事です。

長打を警戒し、変化球のタイミングを狙って、得点圏を狙ってランナー盗塁!

阻止できず!

2アウト、2塁。

1ボール、1ストライク。

ここで関谷先生が動きます。

「申告敬遠」

足のある1番、長打2本の好打者に深く守った外野陣。

ワンヒットでサヨナラとなるこの場面。

悔しいところですが、ここは勝負を避けます。

そして、迎える3番。

怖いバッターに変わりはありません。

が、ここは逃げるわけに行きません。

気持ちを強く立ち向かえ!

奮起の一球!

3番、ピッチャーゴロ!

スリーアウト!

7回を何とか凌ぎ

タイブレークへ突入です!

 

※タイブレークとは

規定回数で同点と勝負がつかなかった場合に、無死1塁2塁の大チャンスの場面から攻守を行う特別ルール

ちょっと昔は、サドンデスと呼んで無死満塁から始めていましたね。


〇8回表 … 安中2中の攻撃

1番の好打順から始まったタイブレーク

まずは3塁へ進めたい所、オールセーフを狙ったセフティバント!

これは、ピッチャー小フライとなってしまいアウト。ランナーは必死の帰塁でゲッツーは免れます。

なんとかチャンスを広げたい…2番。3ボール2ストライクと、待球を絡めながらじっくり行きますが、四球は貰えず。

厳しいコースをバットに当てるも、高い内野ゴロとなり、進塁させるも2アウト。

2死2塁3塁で、3番宮崎。

期待がかかるも…ここはピッチャーゴロ。

8回表、無得点。

裏、守るしかない!


〇8回裏 … 美東中の攻撃

絶体絶命の8回裏、無死1塁2塁

4番をツーストライクに追い込むも…

センターへのフライが落ち、無死満塁。

5番に対して、ボール、ボール、ファール。

2ボール1ストライクからのカーブ!

も、ボール!

3ボール、1ストライク。

渾身の高めのストレート! ……ボール!

押し出し四球となり、ゲームセット!

8回、2:3のサヨナラ負け

となりました。 

 

~『試合後、選手へのインタビューより』~

 保護者:「マウンドは、緊張した?」

 山田:「いや、楽しかったっす!

     最後、入ったと思ったんですけどね」


押し出してしまった投手へのインタビューでは、予想と違った笑顔が見られました。

心優しい山田が気にしてしまって落ち込んでいたら、と声を掛けたが杞憂だった様子。

最近の投手としての結果は、この心の成長が原因でしょう。

彼の眼差しは既に前を向いていました。


並み居る強豪チームの雰囲気と試合に触れ

課題も多く見つかったが、子供達への経験値としては、計り知れないモノとなったことは間違いないです。


最後になりますが

応援して下さった皆様

誠にありがとうございました!

感謝の気持ちでいっぱいです。

誠実と謙虚を軸に、エンジョイベースボールの精神で、これからも安中二中野球部の活躍を皆様にお届けし恩返しとさせて頂ければと思います。

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