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茨城県下妻市にある児童養護施設自生園の施設長、松田恵美子です。
自生園では、虐待や家庭の事情で児童相談所によって一時保護され施設で暮らすことになった2歳から18歳までの子どもたち30名が、私たちの施設を新しい家として生活しています。
現在、22名の子どもたちが、6人から8人のグループに分かれて4つのグループで生活しており、学校、部活、アルバイトなど日々の活動に励んでいます。
その中で私たち職員は、彼らの日常生活をサポートし、自立に向けた支援を行っています。
(自生園外観)
児童虐待の問題は年々深刻化しており、令和4年度には児童相談所への虐待相談件数が22万件に上りました。
特に茨城県では、一時保護所の容量不足が常に問題となっており、
保護が必要な子どもたちの受け入れ先の確保が課題となっております。
加えて、物価の高騰や家庭内での障害の存在が、子どもたちの生活をさらに困難にしています。
このような状況は、子どもたちが社会から孤立し、虐待のリスクを高めています。
私たちは、これらの子どもたちに一時的ながらも安心して過ごせる場所を提供し、
彼らが安全な環境で生活できるよう支援することが急務だと考えています。
私たちの目標は、児童養護施設自生園内に一時保護専用施設を設け、令和6年4月に開設したいと考えています。
開設当初は定員4名からスタートし、年度内には6名まで受け入れを拡大する予定です。
この施設では、虐待や家庭内の問題で苦しむ子どもたちに、安全で温かみのある生活空間を提供します。
また、子どもたちの個々の状況や特性、周囲の環境を詳しく把握し、
彼らに最適な支援へと繋げていくことを目指しています。
私たちは、子どもたちが直面する困難に対して、実効性のある支援を提供することで、
彼らの未来に希望の光を灯したいと考えています。
・令和5年12月 児童養護施設自生園の本体施設の一部を使用し、一時保護専用施設改修工事を開始
・令和5年12月クラウドファンディング開始
・令和6年2月29日クラウドファンディング終了
・令和6年3月23日もしくは3月30日 児童養護施設自生園一時保護専用施設 内覧会
・令和6年4月1日 児童養護施設自生園 一時保護専用施設運用開始
設計監理費 約3,500,000円
改修に係る工事費の一部:約5,501,000円
==改修に係る総建設費は18,205,000円==
【設備費】
機能的ベッド60000円×6 360,000円
冷蔵庫 150,000円
洗濯機 80,000円
乾燥機 50,000円
エアコン3台 300,000円
他生活準備品
最後に
親元から離れ、国の保護のもとで新たな生活を始める子どもたちを支えること、これが社会的養護の大切な役割です。
虐待や困難な環境から救い出された子どもたちにとって、一時保護所は彼らが最初に安心を感じる場所、新しいスタートラインです。
私たちは、子どもたちが心から安心できるような環境を一時保護所で提供することを目指しています。
この重要な使命を果たすために、皆様の温かい応援と支援を心からお願い申し上げます。
社会的養護を受ける子どもたちが、幸せに、そして自立して生きていくこと。
それが私たちの最大の願いです。
一時保護所の開設は、この願いを叶えるための第一歩です。子どもたち一人ひとりが持つ無限の可能性を信じ、彼らが安全で愛情あふれる環境で成長できるよう、私たちは尽力します。
このプロジェクトにご賛同いただける方は、どうか私たちの取り組みを支援してもらえると嬉しいです。
あなたの支援が、子どもたちの新しい未来を切り開く力となります。
一緒に、子どもたちが幸せに暮らし、自立していく社会を作り上げましょう。ご支援、心よりお待ちしております。
<募集方式について>
本プロジェクトはAll-in方式で実施します。目標金額に満たない場合も、計画を実行し、リターンをお届けします。
また、本プロジェクトへのご寄付は「社会福祉法人惠生会」への寄付となり、弊団体が寄付金の受付及び領収証発行を行います。このプロジェクトの寄付は寄付金控除(所得控除)の対象になります。「寄附金控除」をお受けいただくためには、確定申告の際に、社会福祉法人惠生会が発行した領収証をもって確定申告をしていただく必要がございます。※領収証はCAMPFIREではなく当団体が発行・郵送いたします。
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