みなさま、大変お世話になっております。
デサイロ運営事務局です。
改めまして、過日は弊社のクラウドファンディング「“文系学問”を取り巻く課題解決に向けた支援者を募集!」にご支援いただき、誠にありがとうございました。
ご支援いただいた資金をもとにリサーチチームを組成し、鋭意レポートの制作を進めております。文献調査に加えて、アカデミアの内外で研究知の社会実装を試みる実践者や当該領域の専門家へのヒアリングも多数行うことで、人文・社会科学をめぐる現状の課題と背景を深堀りし、さらには今後の課題解決に向けた機会領域の提示にも取り組んでいます。現在最後の大詰めの段階で、2024年5月には完成・発表できる見込みです。
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そしてクラウドファンディングをご支援いただいた皆様に、弊社の別プロジェクトに関しても、ぜひご案内させてください。
この度、デサイロでは、人文社会系の研究から生まれる研究知を届けるうえで、論文や書籍だけでない、オルタナティブな回路を探るための試みとして、イベント「DE-SILO EXPERIMENT 2024」を開催する運びとなりました。
1週間後の2024年4月13日(土)、4月14日(日)の2日間、表参道駅から徒歩1分のWALL&WALL / OMOTESANDO MUSEUM にて行われます。
「DE-SILO EXPERIMENT 2024」は「研究」と「アート」が交差する2daysイベントです。イベントでは、人文・社会科学分野の4人の研究者(人類学者の磯野真穂さん、哲学者の柳澤田実さん、社会学者の山田陽子さん、メディア研究者の和田夏実さん)が「いま私たちはどんな時代を生きているのか」を考えるための研究テーマを設定し、そのテーマに基づきコラボレーターとなる計11組のアーティストが作品を制作。展示、パフォーマンス、トークセッション、ワークショップの4つのコンテンツを通じて、研究とアートの融合が展開されます。
※イベント公式サイト
https://de-silo.xyz/experiment-2024
このような「研究とアートとの接続」の可能性については、アカデミアに留まらず、産業界や行政、市民など多様なアクター間との知識交換ネットワークの拡大をポジティブに評価する試みである「生産的相互作用」の議論とも接続させながら、リサーチレポートでも機会領域のひとつとして提示できればと考えています。
関心を持っていただけた場合は、大変お手数ですが、以下のチケット購入ページより、日時/種別を選択のうえチケットをご購入いただけますと幸いです。出演者情報や当日のタイムテーブルについても、申し込みリンク内に記載しております。
https://artsticker.app/events/24852
みなさまと会場でお会いできますこと、とても楽しみにしております。
引き続きの応援をどうぞよろしくお願いいたします。
デサイロ運営事務局
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【DE-SILO EXPERIMENT 2024】
■日時
2024年4月13日(土)
WALL&WALL|11:30-21:00
OMOTESANDO MUSEUM|11:00-19:30
2024年4月14日(日)
WALL&WALL|13:00-21:00
OMOTESANDO MUSEUM|11:00-19:30
■会場
WALL&WALL / OMOTESANDO MUSEUM
※2会場同時開催となります
■アクセス
〒107-0062 東京都港区南青山3丁目18−19 フェスタ表参道ビルB1 / 同ビル2F
https://maps.app.goo.gl/Pstr6MnjccfS5oXJ8
表参道駅徒歩1分
■研究者一覧
磯野真穂(人類学者)
柳澤田実(哲学者)
山田陽子(社会学者)
和田夏実(メディア研究者)
■アーティスト一覧(アルファベット順)
・松田青子(小説家、翻訳家)
・んoon(アーティスト)
・Keiken(アーティストコレクティブ)
・李琴峰(小説家、翻訳家)
・マイカ・ルブテ(シンガーソングライター、プロデューサー、DJ)
・山内マリコ(小説家)
・Pennacky(映像作家)
・山内祥太(アーティスト)
・Skaai(アーティスト)
・木原共(メディアアーティスト、ゲーム開発者)
・荘子it(トラックメーカー、ラッパー)
■イベントページ
https://de-silo.xyz/experiment-2024