2018/06/06 15:53

6月3日、午前6時半より、
いよいよアイアンマンレース本番を迎えました!

結果は、15時間9分にて、完走!!
波乱万丈のレースとなりましたが、
無事、完走することができました。

 

動画でお伝えするより先にレースの模様を、
振り返っていきたいと思います。

メディアバッチの効果もあり、
水泳スタートから、しっかり撮影開始!!

引き潮の巻波の中のレースになりましたが、
非常に好成績!
練習中のベスト記録を更新し、
水泳3.8キロ、
1時間15分と、15分短縮した破竹の勢いで
スタートします。

この時点で、順位は、1300名中の169位、
同年代別カテゴリーでは、27位と
非常にいい位置につきます。


そして、はじまった180キロの自転車レース。
 

最初の25キロが完全に失速!
こいでも、こいでも、他のアスリートに
追い抜かれ、不穏な雰囲気。

異様な音が聞こえると思ったら、自転車の前輪が不調により、
つねにブレーキがかかった
状態でこぎ続けていました。

給水ポイントで、バイクを修理し、
ここから一気に追い上げをかけます。 

通常のアイアンマンレースよりも、アップダウンの
多い坂が多い難所なのですが、午前11時ごろから
スコールによる大雨!!
これには大分救われました。

とはいえ、180キロという長距離。
90キロ、120キロのあたりでは、あまりの
上り坂に速度が激減。
補給も失敗し、お腹が空いてしまい、
エネルギー不足。

カメのようなノロ足になり、
リタイアを何度も考えました。

しかし、なんとか、もがいてこぎ続け、


結果、1時間以上時間を縮めることに成功し、
7時間22分で走破!

15時過ぎには、トランジション(ランへの切り替え)ポイントまで
くることができました!
 

非常にいい展開に、完走の期待が高まりました。

しかし、ここからが波乱。
スコールによる体温低下、ずぶぬれになったままの横風、
冷たい補給水の過剰摂取により、完全に胃腸が壊れました。

ランに切り替え、一歩踏み出すたびに
お腹に激痛が走り、一切走れない状況に追い込まれました。

 

制限時間まで残り8時間。
頑張って歩き続ければ、
何とか間に合うかもしれない。

 

スコールが去り、炎天下にもどった
車道をひたすら歩きました。

このころには、関節という関節が痛み出し、
足はパンパンです。
いくらあるけども、一向に進まず、
苦しいという次元を突破していました。

もう、何を考えて一歩を踏み出していたのか、
今でもわかりません。

でも、やりきるという決意、
何より、街道で応戦してくれるスービックの学生たち、
ここまで支援してくださった応援者、監督、栄養士さん、
指圧師さん、デザイナーさん、いろんな方の応援を励みに、
その声を聞きたくて、一歩一歩歩み続けました。

そして、22時手前、15時間9分を経て、
ついにゴールテープを切ることができました。

※ゴール後、応援してくれた学生たちと。

この感動は、文章にすることができません。
やれる!できる!!といいながら、
本当にわからなかった。

つらかった。
何度も逃げ出したくなりました。

本番はもちろん、練習にも圧倒的な時間を費やしており、
本当に長い道のりでした。

でも、ついに!!
10年越しに、
アイアンマンという夢をかなえることができました。

本当に、本当にありがとうございます。

ここまで来るのに、本当に多くの方の
協力がありました。

〇トレーニング指導をしてくださった
 アイアンマンの先輩方
〇映像監督
〇カメラマン
〇ドローン撮影士
〇デザイナー
〇栄養士
〇指圧師
〇イベントマネージャー
〇アイアンマン協会の皆さん
〇現地の学生たち
〇作曲家

仕事に育児に、トレーニングに、映像作成。
詰め込みに詰め込んだ半年間でしたが、
非常に濃い時間であり、叱咤激励を受けつつ、
ようやく完走までたどり着けました。

1人で挑戦では、できなかったかもしれません。
1人で挑んだのでは、学べなかった
多くのことに気づかせていただきました。
 
体育の成績万年3の男でも、アイアンマンになれる!
素人でも、映像作品を手掛けられる!

やればできる!!

私自身が、本企画を通し、非常に学ばせて
いただきました。

本当に、感謝しかありません。

 

大会翌日には、アイアンマン協会から、
当日の大会の公式映像素材を全て頂くこともできました。

どこの馬の骨ともわからぬ私たちに、
非常に力強い協力をいただけました。

熱意は伝播する!!

このド迫力の映像も使い、ここから後は、
映像編集に一気に力を入れていければと思います。

完成まで、もう少々お待ちください!!