はじめに
当プロジェクトに興味をお持ち頂いたこと、そして閲覧して頂きましたこと、大変ありがとうございます。私たちは、NPO法人One's Lifeと申しまして、静岡県富士市内に拠点を置き県内で主な活動を行っております。そして、今回WEB担当としてご案内をさせて頂きます私は篠崎と申します。誠心誠意、嘘偽りなくプロジェクトのありのままをご案内致しますので、どうぞ最後までお付き合いの程よろしくお願い致します。
プロジェクト立ち上げの背景<ご支援者様に知ってほしい事>
突然ですが、皆様は動物は好きですか?
日本ではたくさんのペットショップがあり、生体販売が盛んにおこなわれています。一方で、飼い主の勝手な理由で毎年たくさんの犬・猫をはじめとしたペットが捨てられています。動物の命も立派な命です。ペットはパートナーであり、家族なのです。一度飼うと決めたならば、死ぬまで付き合うことが前提です。
しかし、悲しいことに一緒にいる事が出来ないと判断され捨てられるペット達が後を絶ちません。捨てられてしまった場合の法規制や生体販売方法の見直しが必要であると考えますが、現実的にはまだまだ改善の目途がたっておりません。(2022年6月度よりマイクロチップの義務化が開始となりました※1)
それでは、どのような理由でペットは捨てられてしまうのでしょうか?
ペットを捨てる主な理由(飼い主側の事情)としては、『①世話ができなくなった②子供のアレルギー③引っ越し先で飼えなくなった』などが、主な理由の様です。圧倒的な第一位は『お世話ができなくなった』というもの。様々な理由でお世話をしにくい状況になることはあると思いますが、あまりにも身勝手な理由です。そして、捨てられたペット達は野良となり、野良同士で数が増え、保健所が保護をするようになります。保護された動物たちは、その後一定の期間を経て、殺処分となってしまいます。
今日の日本では、いったいどれくらいの動物が殺処分になっているのでしょうか?
令和元年度の殺処分件数は5,635頭、平成16年度は155,870頭であり、昔と比べると150,235頭も殺処分件数が減っていることがわかります。しかし、令和元年度の引取り数が32,555頭であるのに対して、平成16年度の引取り数は181,167頭。殺処分件数も多いですが、犬の引取り数自体も多かったことが、統計資料によりわかりました。
犬の殺処分件数は、平成16年度より現代にかけて、年々減少傾向にあります。しかし、それでもまだ1年間で5635頭もの犬が殺処分されている現状を、私たちは正しく理解しなくてはいけません。
これが、今の現状なのです。
私たちOne's Lifeは、殺処分0を目指し、保護した犬たちが活躍できる場を作る事を使命とし活動をしています。現在までの活動内容や、これからのスケジュール等を下記に具体的にまとめました。しっかりとご確認の上で、是非ご賛同頂けましたら幸いです。
※1:<マイクロチップ>2022年6月に施行される改正動物愛護法により、犬猫のマイクロチップ装着が義務付けられました。原則ペットショップやブリーダーなど販売業者に義務化され、2022年6月以降に販売業者から迎えた犬猫にはマイクロチップが装着されているようになります。すでに飼っている犬猫へのマイクロチップの装着は努力義務となり、希望する人は動物病院で装着してもらえます。この義務化には、マイクロチップに犬猫の所有者と犬猫の情報を登録することで、犬猫を捨ててしまうことがないようにしたり、飼い主さんと何らかの理由で離れてしまった犬猫が飼い主さんとスムーズに再会できるようにしたりするなどの目的があります。マイクロチップには15桁の番号が記録されています。犬猫の体に読み取り機を当てて得られた番号を、データベースに照合して猫の名前や飼い主さんの情報を知ることができます。
<HP:ピースワンコ・ジャパン様 資料参考>
<HP:ねこちゃんほんぽ様 資料参考>
自己紹介・現在までの活動
それでは、私たち『NPO法人One's Life』についてのご紹介を失礼致します。私たちは、殺処分0を目指し、保護した犬たちが活躍できる場を作る事を使命とし活動をしています。
現在は、立ち上げから間もなく、出来る事はまだまだ小さい事しかありません。ですが、活動を継続していくことと、同じ意思を持ったメンバーを増やし、最終的な目標に向かっていきたいと考えています。
今年の活動内容としては、静岡県の保健所等を何回も訪問し現状をしっかりと見て、勉強をさせて頂きました。また、保護犬のお迎えもさせて頂きました。現在は、私たちの家族として元気に暮らしていますが、改めてその難しさを思い知らされました。前の飼い主様より虐待を受け、人間を恐怖の対象としか見ていなかったからです。人が見ると目を逸らし、見つめると小刻みに震え、狭いところや隅に身を屈めていないと落ち着かないのです。餌を与えても食べてくれるまで、時間を要しました。また、睾丸に病障害があり、体温調節がうまくできず、病院にも通院させて頂きました。ですが、毎日少しづつですが前進しています。今では、ここまで心を許してくれるまでになりました。
【注釈】
現在私たちの活動では、2024年3月度時点で動物を適切に取り扱う資格を有した者(動物取扱業や愛玩動物飼養管理士など)がおらず、資格の取得もしくは資格を有した人材の勧誘を急に進めております。今回の保護犬に関しては、代表者「仲野竜太」の家族としてお迎えを行い自宅での飼育を行っております。
また、今後の保護した動物の施設(土地と建物)は準備が整い、ケージや衛生環境などを現在整えている段取りとなります。
今年ももうすぐ終わりを迎えますが、今年の私たちの活動は、保護犬を受け入れる体制の構築・実際に保健所等の視察訪問・保護犬のお迎え・保護犬のケアと飼育・活動メンバーや飼育スタッフの勧誘となりました。
来年度につきましては、お迎えの子を増やしていく為の設備の増強(衛生環境や飼育場所の増築)や実際にお迎えの子を増やし、保護した子の活躍できる場所を構築と里親探しをしていきたいと思っています。
最終的な使命としては、①保護犬の受け入れ及び介助犬の育成②介助犬・保護犬に関する啓蒙・啓発および認知度の向上③介助犬・保護犬等の動物と支援を要する人(障がい者・高齢者・ひとり親世帯)との交流④災害時における動物救済活動を果たしていきたいと思っています。
プロジェクトご支援のお願い
ここまで閲覧を頂きまして、大変ありがとうございます。保護犬等に少しでも関心を持っていただけたなら幸いです。また、ご興味等がございましたら、保健所より引き取りに関する件も下記に記載を致しますので、ご確認の程よろしくお願い致します。そして、私たちの活動プロジェクトに少しでもご賛同いただけるようであれば、小さな一歩となりますが活動拡大及び活動継続の為の資金として、どうかご支援の程よろしくお願い致します。ご支援者様と共に、殺処分0を目指して大きな一歩へとゆっくりと時間をかけてしていきたいと思っています。
保健所からの保護犬引き取りに関して
<保健所から犬を引き取るための条件>
住んでいる自治体によって対応が異なる場合があるので事前に問い合わせておきましょう。①犬を譲渡する保健所がある地域に住んでいる人②犬を養える経済力がある人③引き取り手の責任者が成人である60歳、または65歳以上(都道府県によって異なる)の場合、犬を飼育できなくなった時の預け先が確保できる人④家族全員の同意が得られている人⑤不妊・去勢手術またはこれに代わる確実な繁殖制限措置を行える人⑥ペット可の住居に住んでいる人⑦譲渡前後の訪問調査、指導を受けられるなど。条件が多いように感じるかもしれませんが、これらは全て保護犬を増やさないために決められたものです。また、この他にも犬と直接会った際に相性が悪いと判断されれば、引き取りを断られてしまうこともあります。
<保健所で犬を引き取るにはどれくらいのお金が必要?>
保健所で犬を引き取るのは無料だと考えている方もいますが、それは間違いです。ほとんどの場合、引き取るには一定の金額を払う必要があります。とは言っても、ペットショップでの購入や、保護団体から引き取るよりも安いのは事実です。では、果たして保健所から犬を引き取るにはどれくらいのお金が必要なのでしょうか?引き取った後の飼育費についても詳しく説明します。引き取り費用は地域によって異なる保健所から犬を引き取る際の費用は地域によって異なりますが、多くの保健所では犬の譲渡料は無料です。「登録料」などの事務手数料だけがかかることがほとんどです。一般的に保健所からの引き取り費用は10,000円以内で済むと考えておきましょう。引き取り費用の他にも不妊・去勢手術を行う必要がありますが、自治体によっては補助金が出ることもあるため確認しておくとよいでしょう。
<HP:AU医療費用保険様 資料参考>
リターンについて
<¥1,000>感謝の気持ちを込めて、お礼のメッセージをEメールで送付させて頂きます。
<¥3,000>感謝の気持ちを込めてお礼のEメールとはじめて保健所から引き取った子(本文等に記載のわんちゃんです。コタロー男の子)の写真詰め合わせ20枚くらいを送付させて頂きます。
リターンの写真や動画は電子メールで添付ファイルにて送付を致します。
備考欄に、受け取り希望のメールアドレスのご記載をお願い致します。
また、画像と動画の詳細は下記に記載を致しますのでご確認の程よろしくお願い致します。
【写真】
内容:はじめて保健所より引き取った子(本文等に記載のわんちゃんです。コタロー男の子)の普段の様子などの写真
<¥5,000>感謝の気持ちを込めてお礼のEメールとはじめて保健所から引き取った子(本文等に記載のわんちゃんです。コタロー男の子)の写真詰め合わせ20枚くらいと携帯で撮影した動画を送付させて頂きます。
リターンの写真や動画は電子メールで添付ファイルにて送付を致します。
備考欄に、受け取り希望のメールアドレスのご記載をお願い致します。
また、画像と動画の詳細は下記に記載を致しますのでご確認の程よろしくお願い致します。
【写真】
内容:はじめて保健所より引き取った子(本文等に記載のわんちゃんです。コタロー男の子)の普段の様子などの写真
【動画】
内容:はじめて保健所より引き取った子(本文等に記載のわんちゃんです。コタロー男の子)の普段の様子などの動画
収録時間:1~5分程度
備考:携帯電話による撮影動画になります
<\10,000>感謝のお手紙の送付と、今度製作予定のホームページ等に、支援者様ご希望のお名前にて感謝の文章を挿入させて頂きます。(クラウドファンディング終了後3年間掲載をさせて頂きます) また、ご支援頂く場合には、規模掲載名を備考欄にご記載お願い致します。 備考欄に記載がない場合は、感謝のお手紙のみの送付とさせて頂きます。
資金の使い道・スケジュール
集まったご支援金につきましては、以下の内容にて使用させて頂きます。
また、使用した項目については、活動報告にて報告を上げさせて頂きます。
<目標額 ¥1,000,000~>
手数料支払(17%)¥170,000+税~
飼育用飼料・衛生用品・消耗品・施設内の拡張費用(次回受入用として)・保護犬の病院代金(睾丸の病気で通院しています)・HP及びWEB等 制作費用・活動費用(各保健所への交通費など)等 ¥450,000前後予定
上記以外 ¥400,000前後を 新たな活動費用(スタッフ募集や不足項目の補填※2)として利用をさせて頂きます。
※2:移動用のケージ購入・ワクチン代金・医療費・飼料費・移動交通費・飼育スタッフの求人・労働賃金・その他不足項目の補填として割り振りを行っていく予定です。
スケジュール等に関しましては、
2024年4月末日 当クラウドファンディングプロジェクト終了
2024年5月中旬~ リターンを随時履行
2024年6月上旬~ 上記に記載をした必要となるものの購入等を随時進めていきます(購入時活動報告を行います)
2024年9月~ プロジェクトが成功していた場合は、スタッフ募集や不足項目の補填を行ってまいります
最後に
私たちの活動はまだまだ小さいことしかできないかもしれません。ですが、今大きな活動を行っている団体やプロジェクトもまた、はじめは小さな一歩だったのです。これからの活動内容について、目標達成に向けて誠心誠意向き合い継続していくことを使命としています。皆様のご支援で殺処分0を目指し、どうか2歩目3歩目を歩ませてください。
<募集方式について>
本プロジェクトはAll-in方式で実施します。目標金額に満たない場合も、計画を実行し、リターンをお届けします。
ご閲覧ありがとうございます。 ワンズライフでございます。 本日、4月3日よりクラウドファンディングのはじめて投稿を行いました。 日本国内での保護犬猫の現状について、多くの方々に関心を持っていただけるきっかけになってくれたらという思いと、 私たちの活動に対してのご支援の呼びかけをと思い、 思い切ってプロジェクトの投稿を致しました。 そして、公開より程なく多くの応援メッセージやお電話を頂き嬉しい思いと同時に、これだけ多くの方々に期待をされているということで、改めて活動をやり切っていく決意を実感致しました。 ご支援者の方々、応援をしてくれる方々、本当にありがとうございます。 活動報告等もしっかりと上げて参りますので、引き続き応援の程、どうぞよろしくお願い申し上げます。