神保町駅から徒歩70歩、地下1階から地上3階まである老朽化し廃墟と化していた「オタクの聖地」と言われたコミック高岡のビル跡地1棟を再生し、神保町の新しいカルチャーベースにしたい!と立ち上がりました。
解体まで終わった時点で大きな問題に直面し、現在工事がストップしております。工事を再開し店舗をオープンさせたい、とこのプロジェクトを立ち上げました。
最近の神保町は新しいカルチャースポットが沢山出来ています。新旧多くの店やスポットがあり散歩していて本当に楽しい街です。沢山の書店、アートギャラリー、レコード屋、喫茶店、ジャズ喫茶、スポーツ用品店、楽器店、美味しいカレーとラーメン店などなど、じっくり遊ぶには1日あっても足りません。古い店も常に新しいことを取り入れていて魅力に溢れています。そんな文化と食の街神保町の靖国通り沿いにもう一つ心躍るスポットを出現させます。
階段を上がり、下りることで人と人、音楽とアート、音楽とお酒、美味しい食事とお酒、アートと本、本と音楽、コーヒーとアート、他地域と東京、など多彩なカルチャーが行き交う空間を、70年以上に渡って営業していて(前身を含めると100年以上前らしいです)惜しまれながらも2019年に閉店した「コミック高岡」の跡地に創りたいと思っています。
一つのビルとして完結させるのではなく周囲のお店や文化スポットそして働く皆さん、地元の皆さんと繋がることで、新しい文化や人の流れを作っていきたい、また外部からの集客を通じ神保町という街の活性化に少しでも携わっていきたいと切に願っております。
店名の肆-yon-には『4』『店』『勝手気まま』『ほしいまま』などの意味があります。そんな意味を持つ店名となったこの4階建て1棟ビルで各フロアをディープリスニングスペース、カフェバー、ギャラリー、バーと思うがままに再生します。ビル1棟という無謀とも思われる再生計画ですが、1棟だからこそできる空間を目指します。
平面図(イメージです)
融資に時間がかかったり、途中雨漏りが発覚し工事の遅れが1ヶ月などなどとまぁ色々と問題はありましたが…1つ1つ問題をクリアしやっと解体まで進む事ができました。解体してみてわかったことが多くあり、大問題に直面しています。
本来5月のGWにはオープンしている予定だったのですが、古すぎるビル、長い間ありえない改修改築工事を行っていた結果、今インフラ問題が大ネックとなっています。
電力問題、ガス問題、排水問題、、、ある程度大変なことはわかって借りましたが専門家の方々に詳しく調査をしていただいたところ(かなりの日数が調査だけでもかかりました)これは本当に本当に大変な工事になるとの結論が出てしましました。細かな説明すると長くなりすぎますので端折りますが電灯設備工事、分電盤幹線工事、動力設備工事、空調工事、換気設備工事、給排水衛生設備工事、新規ガス引き込み工事、防災設備工事等のインフラ設備をビル一棟最初から建てるのと同じレベルで工事をしなければいけないことが判明しました。
ある程度の余裕を持って運転資金を準備したつもりでしたが、インフラにかかる費用が予想外の金額だったため今一旦工事を止め費用面の再検討をしています。
この先長く店を続けていくためにも、このインフラ整備の工事は必要不可欠であると判断いたしました。ピンチには陥りましたが一度立ち止まり熟考した結果、より良い店を作っていきたいという思いがさらに強まりました。
どうしてもこの神保町1棟ビル聖地再生プロジェクトを継続したいため、インフラ整備の資金援助を皆様にお願いすることになりました。自分達でやれることは全てやっています。肆オンラインショップも立ち上げました。今後オリジナルグッズの販売をしていきます。https://yonyonyonyon.base.shop/
一度音響設備のためにクラウドファンディングを立ち上げています。その節は本当にありがとうございました。皆様が援助してくださった大切なお金はお約束通り全額音響設備に使わせていただきました。
またクラウドファンディングで資金援助をお願いするのは本当に心苦しいです。色々な意見があるとは思います、十分承知しております。
それでもインフラを整えるため、もう一度皆様のお力をお借りしたいと思います。どうぞご支援ご協力よろしくお願いいたします。
肆は渋谷で15年続くゴールデンボール(スタンディングバー)と13年続く女豹(スナック)のメンバーが立ち上げました。ここ数年で色々なことを経験しました。その結果、これからは飲食店という一つのカテゴリーに括られることなく、より多方面に目を向け独自の方向性を打ち出していきたい、と長く渋谷の夜に働くメンバーが渋谷という場所を離れ新しい地で新しいことにチャレンジしようとしています。それぞれが得意分野を持つプロフェッショナルです。人を喜ばせたい、場所や時間が変われどその想いは変わりません。才能ある新しいスタッフも続々と集まり、肆という場所がお客様にとっても従業員にとっても新たな居場所となればいいなと思っております。全フロアの音響のトータルプロデュースはDJ MOODMAN氏に依頼しました。
地下一階
地下1階は、リスニングスタジオとして、音楽を「聴く」ことに重点を置いたディープリスニングスペースです。
メインスピーカーにはドイツのオーデンヴァルト地方の音響メーカーAvantgarde Acousticのホーンスピーカーを設置。アナログレコードからハイレゾ音源まで、人類が記録してきたあらゆる媒体を、新旧のオーディオ名機をベストマッチさせることで蘇らせることを目標にしています。音響の設計は、アナログレコードコレクターとして数々の音の現場を創ってきたDJ MOODMAN氏が担当。部屋には、ソファーとオーディオのみ。朝の仕事前、良い音楽とコーヒーと共に気持ちを切り替えその日を頑張っていただくもよし。夜、ひとり穏やかな気持ちで1日を締めくくるもよし。古本屋巡りで出会った本とともに音の世界に浸っていただくもよし。
週末には、さまざまなジャンルのセレクターの方をお招きし入魂の選曲を聴くイベントを開催するなど、常に新しい発見のあるディープリスニングスペースを目指します。
1階
朝昼はカフェ、夜は立ち飲み酒場へと色を変えます。カフェではコーヒー、紅茶、新鮮な野菜、フルーツを使ったドリンク、モーニング、ランチ、スイーツを提供します。夜はバルとして、小皿料理を中心とした日本各地の食材を提供していきます。週により国内外問わず特定地域のフェアを開催しアンテナショップとしてもお楽しみいただけます。ご当地ドリンクも揃える予定です。食に重きを置き、朝から夜まで大人も子供も楽しむことが出来る場所です。
2階
壁にはアーティスト作品が飾られ多様的に活用できるギャラリーとなっています。作品の展示販売、アーティストのグッズ販売も行います。肆ギャラリーという仮想ギャラリーも展開していきます。柿落としはフォトグラファーの新田圭一氏に依頼しています。
いずれは地域に溶け込み子供たちの作品も飾れるようにしたいです。
また2階にはDJブースが入り、良音を聞きながら大きな窓から見える靖国通りを背景に展示会のオープニングパーティー、クロージングパーティーも行うことができます。
3階
昼は開放的な緑溢れる明るいテラスでほっとする一時を。本棚からお好きな本を手に取ってください。夜は大正ロマンな空間で寛いで飲める独立したバー。カウンターだけでなくソファー席もありおひとり様でもクループ様でもお使いいただけます。3階は1階とはうって変わりワインとウイスキー中心のラインナップです。ソファーのあるテラスでは夜の靖国通りを見下ろしながらお酒を楽しむことができます。同じ建物にありながら全く違った空間を作ることでまるで異空間にいる様な感覚を演出できるスペースです。撮影などにも使用出来るよう仕上げます。
注:写真はイメージです
⓵ステッカーとお礼のメッセージをお送りいたします
⓶肆オリジナル手拭いとお礼のメッセージをお送りいたします
⓷肆オリジナルTシャツとお礼のメッセージをお送りいたします
⓸肆オリジナルTHERMOSタンブラー➕肆オリジナル手拭いセット
⓹各種ドリンクチケットをご用意いたしました。
⓺レセプションパーティーご招待
⓻一緒にDIY
★みんなで肆を創りましょう
⓼肆オリジナルボトル+ボトルキープ権
★今回のみのサービスとなります。通常時はボトルキープはございません
⓼Webサイトに企業名、個人様名を載せさせていただきます。
⓽肆店舗内にある階段に企業名、個人名を掲出させていただきます。
2023年12月 物件契約完了
2024年2月 雨漏り工事
2024年3月 解体完了
2024年4月 内装工事スタート
2024年6月 オープン予定
⚪︎インフラ設備費+内装費:全額
現在、銀行からの融資、自己資金にて計画を進めていましたが思わぬ事態で運転資金、設備費の一部が不足する状態になっており今回のプロジェクトでの資金から充てさせていただきたいと考えております。
杉山佳世子と申します。千代田区で育ち千代田区の小中高大学に通い、千代田区で仕事もしています。生粋の千代田区っ子です。
私という人は昔から何事にもとてつもなく浅く広く携わり、手を出したものは数知れず…なまじ軽くは手を出しているので知ったかぶったことも数知れず…大抵のことは要領のよさでカバーし60点くらいまでのことはサラリと出来てしまいます。が、その先はさっぱり伸びないという残念なタイプです。要するに何かを追求し、とことんやり切ることがとてつもなく苦手、というより出来ません。そこまで興味を持てることにも出会えてきませんでした。
そんな自分が唯一好きでいられているのが音楽です。中学生の時に初めて自分のお金でBob MarleyとThe ClashとレピッシュのCDを買いました。親に聞かれないようイヤホンを付けCDプレイヤーで再生した時の突き上げるような気持ち、高校生の時初めて行ったクラブで(30数年前の話です)、DJといわれる人が鳴らす曲に大人達がみな恍惚の表情を浮かべ足を踏み鳴らしているのを見て見様見真似で音に体を預けた時のあの突き抜ける気持ちよさ。30年以上経った今も鮮明に体と気持ちが覚えています。こう言うと音楽についてさも詳しいかのようですが…そこは全くもって詳しくないのです。残念なくらい薄っぺらい知識しか持ち合わせていません。小難しいことは考えず、人が作った音楽の中に身を預け、人がかける音に酔いしれながら踊ったり聴いていたりするのが私にとっては最高の幸せなんです。10代から50歳近い今日まで飽きることなく新しいDJを探し、ずっと好きなDJを追いかけ、好きなアーティストの作品をしつこく聴き続けています。
そんな私が15年前本業とは別に飲食店を手がけることになりました。当時これもまた軽い気持ちで『面白そー、やってみたーい』、真剣にやられている方々が多い中で本当にふざけていたと思います。30代前半特に守るものもなく、なんだって何とかなる、と一番思っていた時期かもしれません。トントン拍子で話は進みいざ開店。正直、思った以上に飲食店の経営は大変でした。もしかしたら嫌なことや思い通りにならないことだらけだったのかもしれません。そんな中で今ネガティブな記憶があまりないのは本当に本当にスタッフに恵まれたからだと思います。今に至るまで人員不足に陥ることもなく、常に最高のメンバーがお店を支えてくれています。気づいたら15年経っていました。こんな有り難すぎる話はないです。スタッフが良いからお客さんも来てくださるというまさに好循環!何事も続かない私が15年、これは追求できていることになるのでしょうか、ほぼ人の力ですが…
ある時海外のリスニングスタジオについて教えてもらう機会がありました。何故だか猛烈に心が揺さぶられ、自分もそのような音楽と関われる場所を作ってみたいと強く思いました。10年前に娘が産まれ一人で育てていく中で大好きな音楽への向き合い方も徐々に変化していき、大音量で聴くことよりも良質の音を適音で聴くということに重きを置き出しました。そんなタイミングで新しい世界に出会え、今だからこそ自分の痺れるような感覚を形に出来るのではないかと感じました。人生半分以上が過ぎ(多分)、既存店が15年経ち、音楽やアートに真剣に取り組むすごい才能達に触れ、私の芸術というものへの憧れはまた再燃してしまったようです。
私の数少ない得意分野である有言実行と猪突猛進。私にしか出来ない店、ではなくこのメンバーだからこそ出来る店、今まで培ってきた経験と沢山のサポートをいただきながら新しいチャレンジを千代田区神田神保町で始めます。
今回このクラウドファンディングで集めさせていただいた皆様の大切な大切なお金はインフラ設備、友人、家族を連れていきたくなるような内装、サービスのために大事に大事に使わせていただきます。約束します、必ず満足していただける音楽アート飲食融合コミュニティー施設をつくります。ご協力よろしくお願いいたします。
杉山佳世子/渋谷ゴールデンボール・女豹オーナー
本プロジェクトはAll-in方式で実施します。目標金額に満たない場合も、計画を実行し、リターンをお届けします。
最新の活動報告
もっと見る電気工事がはいってます
2024/05/17 16:59先ずは電気から工事はじまってます!同時にDIYで地下の天井の吸音を来週からやり始めようと思います。天井まで梯子使ってもチビな私は背が届くか心配です。。。少しずつ写真も公開していければと思います。引き続きご支援、拡散ご協力よろしくお願いします! もっと見る
いよいよ
2024/05/10 19:55というより、ようやく今日から工事が始まりました!あとは出来上がりを待つのみ。と言いたいところですがここからDIYが始まります。険しい道のりですがやり切ります。6月から自分たちで内装入るので興味ある方は是非お声がけください もっと見る
拡散ご協力お願いします
2024/04/27 07:37この度はご支援いただき本当にありがとうございました。現在価格の協議中です。3階は一旦職人さんによるフル内装は諦め、まずはDIYでバーを作り、収入がでてから作り直しをしようと思っています。ジワジワとクラファンも伸びてきましたが、まだまだなので是非拡散にご協力いただければと思います。よろしくお願いします。 もっと見る
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