【はじめに】
ライト・イット・アップ・ブルー とは?
2008年から毎年4月2日を「世界自閉症啓発デー」にしようと国連によって定められたことが始まりです。自閉症をはじめとする発達障害についての理解を深めるために、広く啓発する活動です。
また、「LIGHT IT UP BLUE」というのは2010年からニューヨークにあるAutism Speaksから世界に呼びかけられているムーブメントです。
主旨に賛同した世界172カ国以上が参加し、ランドマークがブルーにライトアップされます。日本では、東京タワーをはじめ、各地の名所旧跡でライト・イット・アップ・ブルーのイベントが開催されています。
そして、世界自閉症啓発デー・日本実行委員会では、毎年4月2日~8日を発達障害啓発週間と決め、日本全国各地で啓発に関する取り組みが行われています。
所沢では、ライト・イット・アップ・ブルー所沢実行委員会によって、2014年から、所沢市役所や航空公園駅前のYS-11をブルーにライトアップするイベントや関連の講演会、SNSによる啓発活動をしています。
2020・2021年はSNSの啓発活動、2022年は2015~2019同様、点灯式イベントを再開、YS-11をブルーライトアップを一週間継続できました。
2023年には航空公園駅前広場の乾いた壁泉が、プロジェクションマッピングで、見事に潤いのある水の流れがよみがえり、子どもたちがその場で描いてくれた絵画を投影し、青くライトアップされたYS-11と共に、集ってくださった参加者を巻き込んだイベントとなりました。実際に投影された絵の数々は本当に素敵でした。
<壁泉の動画(2023年)>←当日映し出された映像データ
この「プロジェクションマッピングでよみがえれ!壁泉!」というクラウドファンディングにも多くの方が賛同し、協賛してくださいました。心より感謝申し上げます。
【解決したい社会課題】
昨今のSNSの普及によって、匿名で簡単に「相手をディスり傷つける」最悪な状況では「相手を死に追いやる」ということが後を断ちません。冗談のように呟いた一言も「その言葉通りに」真剣に受け止めてしまうこともあるかもしれません。
「気にしすぎだよ」「あなたが悪いんじゃない」「・・・ハラ(ハラスメント)だね」と寄り添う言葉をかけられても晴れない気持ち。
また、傷つけてしまった側も、後悔がトラウマになって「また誰かを傷つけてしまうのではないか」と恐れて、自分らしく生きていけない姿。
子どもの頃の記憶は消えづらく、何かの拍子にフラッシュバックしてくる忘れられない情景・言葉・・・
誰も悪くない。誰も責められないで大丈夫。
このことをお伝えしていきたい。
今、目の前にある出来事、次の瞬間「過去の出来事」になり、その「過去」の出来事に「新しい解釈」を加えることができます。
それが「Yes,And・・・」です。
【このプロジェクト2024年で実現したいこと】
ライトイットアップブルー所沢、2024のテーマは『Yes,And・・・』
誰かが何かを呟く・・・。「何々?それでそれで・・?」まずは、自分の違う価値観だなぁと思えることを、目の前の方がつぶやいていても、「それってさ、こんな風にステキに考えられるかも」まずは肯定的に捉えてみよう!
呟かれたことが、たとえネガティブであったとしても、肯定的に捉えた先に広がる世界観をみんなで共有したい!
そんな気持ちで『Yes,And・・・』とテーマを決めました。
~2024年度の3つのプロジェクトを応援してください!!~
地元所沢のたくさんの人達の協力で、今年は「3つのプロジェクト」で啓発活動を深めて行きたいと思っています!
【1】共感する!
BLUE LIGHT YS-11点灯式(航空公園駅前広場)
まずは自閉症啓発デーの4月2日直前の日曜日、3月31日に航空公園駅東口、駅前広場にて「ライトイットアップブルーイベント」を行います。
★ライトアップは、YS-11飛行機点灯式、壁泉プロジェクションマッピング、幻想的なブルーイルミネーション(今年はキャンドルも加わり更にパワーアップ)
★ステージでは、たか&ゆうき、フィーニュ少年少女合唱団、風見穏香、デイジーちゃん、とこPAN の皆さんが盛り上げてくださいます!
★人気のキッチンカーが並びます!お楽しみに♪
★今回のYS-11の周りに飾られる【ガーランド】は山口小学校4年生の子どもたちの作品が168枚も追加されます!福祉の総合学習にゲストティーチャーとして実行委員2名が招かれ、「発達障害ってなんだろう?」という授業をさせていただきました。話を聞いた後、思い思いに描いてもらったガーランド♡ それはそれは自由で解放された絵がたくさんありました。4月8日までは飾られているので、どんな絵が描かれているのか、是非多くの方にYS-11の周りをくるりと一周、観に来ていただきたいです!
【2】知る!深める!
「What's Yes and」体験型イベント≪新企画≫
発達障害啓発週間中の4月6日(土)に、所沢市民文化センターミューズ展示室(ザ・スクエア)にて、親子で参加できる体験型イベントを開催いたします。
「Yes,And・・・」と肯定的な雰囲気を空間で感じて味わっていただきたい!!
対話の中で育まれる「Yes ,And・・・」は相手の話したことを一旦受け止めて、「うんうん、そうなんだ。そしたら・・・」とその話題を発展させる応答をしていく。その空気感はもう「愛」でしかない!と思うのです。
①映像ブース
映画監督であり、インプロ(即興役者)の松岡峻さんのご協力を得て、ショート映画『茶色い涙』上映、インプロショー&ワークショップ。絵本朗読楽団メルヘンズの音楽&絵本の世界。
②ワークショップブース
Voxel Rangers 田川さんによる「ゲーム制作体験」や地元作家チームによる多彩なワークショップ。
③ママ・パパのリラックスブース
とにかく、現役子育て世代のママさん・パパさんには心からゆったり過ごしていただければと思っています。マッサージや占いコーナーなどがあります。また「お話聞きますコーナー」も設置。日頃の生活のこと、発達・教育・食事・睡眠などなど…子育ての色々を気軽にお話していただけると嬉しいです。
*松岡峻監督
本名の松岡峻でショート映画の監督としても活動。ADHD(注意欠如多動症)の特性がある。障害じゃなくギフテッド(特定の能力が突出している先天的な特性を持つ人)として伝える活動をしている。2021年にはYouTube『1年で33本映画作るプロジェクト』企画。監督作【繭子と闇の赤い手紙】インド国際映画祭グランプリほか9個受賞。
※生きづらさを感じる全ての方へ贈る映画[ユメと夢の絵本]予告編
2024年夏には松岡監督が5年がかりでご準備されてきた『ユメと夢の絵本』の映画上映に向けて、絶賛撮影中。
「発達障がいの障害のイメージをなくし個性として広めてゆき、生きづらさを感じる人達を助けたい」という彼の想いの実現に向けても当団体は応援していきたいと思っています。
映画『ユメの夢の絵本』の劇中に出てくる絵本『茶色い涙』の主人公
【3】広める!多くの人に知ってもらう!
『ブルーコースター大作戦!』≪新企画≫
街中のカフェ・飲食店・友達との集いに、このブルーコースターが溢れることで、LIUBを「知るキッカケ」になって欲しい!と思っています。
ゆくゆくは・・・4月になったら、なんとなく「BLUE」をイメージする。クリスマスのように。そして、自主的な活動が芽生える街になって欲しい。例えばブルーの装飾・青いメニュー・ブルーイベントetc そんな願いを込めた、活動の最初の一歩です。
ぜひ、飲食店の皆さん!クラファンで「ブルーコースター」をゲットして、どんどんお店で使ってください!!
●イラスト:HAMUさん イラストレーター
●デザイン:酒井希さん コミュニケーションデザイナー
コースター=何かを飲みながら「LIUB」について考えたり、会話する時間にして欲しい。ブライト(輝きのある)時間になりますように・・・六角形でプリズムをイメージしました。
スケジュール
2023年9月 実行委員会の立ち上げ
2024年1月 イベントの告知開始
2024年2月 クラウドファンディング開始
2月29日 クラウドファンディング終了
3月から コースター大作戦! 返礼品送付
3月31日 BLUE LIGHT YS-11点灯式(航空公園駅前広場)
4月6日 「What's Yes and」体験型イベント 於:所沢市民文化センターミューズ展示室(ザ・スクエア)
資金の使い道
・プロジェクションマッピング代 50,000円
・YS-11 ライトアップ代 121,000円
・リターンの原価合計 110,000円
・公園使用料 20,000円
・配布用ハートバルーン. 5,000円
・送料 15,000円
・報告書代 40,000円
・チラシ・ポスター印刷代 60,000円
・デザイン料 20,000円
・イベント出演者謝金 110,000円
・その他消耗品 4,000円
<クラウドファンディングしてくださった方へ>
2月16日の実行委員会にて「支援してくださった方へ」塗り絵やシールでデコれる「デココースタープレゼント」が話題になりました。お礼のお手紙に同梱させていただきます。当日はこのコースターをメダル?的に首から下げて、イベントに参加してくださっても良いし、ご家庭でコースターとして使って話題にしていただいても良いです。
とにかく、支援して下っている方々と私たち実行委員をつなぐ架け橋のような「小鳥ちゃん」のマインドを感じてくだされれば幸いです。
↑このように可愛く、また個性的にデコってくださる嬉しい!!
最後に
私たちが目指すのは、「優しい街」シンプルにそれだけ。
誰かと誰かが会話して、触れ合って、「優しい気持ちになれる」それでOK。
むしろ、それだけは必ず保障されていて欲しい。今回のコースター作戦では、街中の飲食店がそのような空間となり、会話が広がるといいなぁと願っています。
個人の努力だけでは難しい「Yes , And・・・」
お互いに違う考え方や捉え方があっても、それを肯定的に受け止め、興味を持って「それでそれで?」「っていうことはさ、〜ってこと?」ってポジティブな解釈を加えて、笑顔が溢れるやりとりが繰り広げられる。
もうそれは、発達障害だから‥‥とか、理解するー理解される、わかってあげるーわかって欲しい、なんてなんだか立場を区別することではなくて、まずは自らが多様性を受け入れる。自分がありのままが安心して過ごせること。
本当に本当に、誰もが価値のある存在であることを気づき、ブライト(輝きのある)な人生を歩めるように。
私たちはそのことを心から切に願いながら、支援してくださる皆様と共に「優しい街」を目指していきます。
「優しい街」の象徴になるようなイベントを開催していきます。
ぜひ、ご賛同いただき ご支援どうぞよろしくお願いいたします!
<募集方式について>
本プロジェクトはAll-in方式で実施します。目標金額に満たない場合も、計画を実行し、リターンをお届けします。
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