埼玉県川口市に、お酒と読書が楽しめる古書店を開業予定の笠井と申します。

若い頃からお酒と読書をたしなむ中で、いつしか図書館でお酒を飲みたいと思うようになりました。本好き、酒好きとして、本に囲まれた空間で、ゆっくりビールを飲みながら読書ができたら、どれだけ幸せだろうかと。

しかしながら図書館では飲食禁止、当然お酒なんてもっての外です。
かと言って、賑やかなお店や静かなお店では落ち着かず、自宅で晩酌をしながら読書をするものの、しっくり来ない日々が続いていました。

お酒と本との関わりを模索している中で、シェア型書店の存在を知り、お酒と食べ物の本ばかり並べる棚主として活動してきました。だけど図書館呑みの欲求は消えません。そうこうするうちに、街から本屋さんが無くなっていき、アルコール消費量も年々低下しているなんてニュースを知り、

「だったら自分で、お酒を飲みながら、読書を楽しめる場所を作ろう」

そう思い立ったのです。

お酒と本にはたくさん助けられました。
迷ったとき、悩んだとき、いつでも側で支えてくれたのです。
だからこれまでの恩返しとして、今回プロジェクトを立ち上げることに致しました。

まずは古書中心の取り扱いですが、ゆくゆくは新刊も販売していく予定です。
また、お酒や食べ物に関するZINEなども取り扱いたいと考えております。

お酒にしても本にしても、楽しみ方の選択肢が増えることで、文化の裾野を広げることにつながるのではないでしょうか。
「ビールが呑める大人の図書室」をコンセプトに、「お酒」「読書」「古書店」を掛け合わせたお店を開業します。

なお、これまでの取り組みについてはnoteで公開しておりますので、よろしければこちらもご覧ください。
これまでの活動記録（別ウィンドウが開きます）

お店の名前は「本と豆料理　豆千」、5坪ほどの小さな店舗です。

JR京浜東北線川口駅の東口から徒歩6分、本町大通り沿いにあるマンションの裏手、こちらでの開業を目指し準備中です。
（本町大通りを直進、SEIYUを越えてお寺さんの手前を左折、すぐの路地を右に曲がり、20mほど進んだ右手にあります）

仕事帰りや休日に、ひとり気楽にお酒を片手に本と触れ合える。
そんな場所を目指し、①書店　②飲食　③読書スペースと３つの機能を提供致します。

①書店機能（飲食関連の本を購入できるお店）
古書を中心に、エッセイからノンフィクション、レシピ本に絵本など、飲食関連の書籍を約1,000冊取り揃えます。将来的には新刊も取り扱う予定です。街の本屋さん、独立系書店としても活用して頂けたらと思います。

②飲食機能（お酒と豆料理を食べられるお店）
お店の看板料理である「豆料理」を中心に、ビールなどのアルコール類も提供します。
読書の邪魔をしない料理をコンセプトに、スプーンや片手で食べられるメニューを用意する予定です。

③読書機能（1人でゆっくり本を読めるお店）
飲食のご注文またはスペース使用料をお支払いいただけると、店内のお席で読書することも可能です。
5坪ほどの小さな店舗なので、基本的にはおひとり様でのご利用を想定しております。（席数は4席程度になる予定）

なお、会社勤めをしながらの運営のため、当面の営業日は金曜日の夜と土曜日のお昼中心になる見込みです。

小さなお店ですので、貸し切りによる読書会や一箱古本市、ワークショップなどのイベントにも利用できるような運営を考えております。ぜひ、皆さんと一緒に様々な可能性を考えていければと思っています。

頂いたご支援は居心地の良い空間を作るため、料理を盛る器やアームチェア、テーブル等の購入に使用する予定です。
また、ショップカードやチラシなどの広報費としても活用させて頂きます。

【目標金額30万円を達成できた場合の用途】
設備費：約20万円（器や什器等の購入）
広報費：約4万円
手数料(17%+税)：約6万円
※目標を上回った場合には、安定的な営業のための運営費として使用致します。

ご支援に対してのリターンは、
・お礼メール
・オリジナルグッズ（豆千ロゴ入りトートバッグ、豆千ロゴ入りノート）
・来店時に使用できるチケット
・開店祝いのお花を共同購入（集まった支援で開店祝いの花を共同購入し、お名前を掲出）
などを組み合わせたプランを予定しております。
なお、全てのプランにお礼メールをお送りします。

物件のオーナー様より営業内容、工事内容の承認を頂きましたので、まもなく物件の契約が完了し、工事開始の予定です。

【スケジュール】
24年9月上旬　  物件の契約完了
【9/16、無事に契約が完了しました！】
24年9月中旬　  工事開始
【9/17、工事が開始しました】
24年10月上旬　  クラウドファンディング終了
24年10月中旬　リターン発送
24年10月下旬　店舗オープン

本を読む、本と出会う機会が減っています。
お酒についても選択肢から外れることが多くなってきました。

効率性も重要ですが、世の中には余裕と遊びも大切だと思います。
暮らしの中に、ビール片手に読書を楽しめる空間があったらいいと思いませんか？

ビールが呑める大人の図書室

みなさんからのご支援を、心からお待ちしております。

＜募集方式について＞
本プロジェクトはAll-in方式で実施します。目標金額に満たない場合も、計画を実行し、リターンをお届けします。