2本目となる「#好奇心解放社会へ」プロジェクトの活動報告です。
SOZOWからいのちゅーがお届けします!
プロジェクトの開始からわずか5日間で、148名のみなさまから1,352,000円ものご支援をいただき、目標金額の90%を達成することができました!
ご支援いただいているみなさま、そしてSNS等でシェアにご協力くださっているみなさま、本当に、本当に有り難うございます。
本日の活動報告では、SOZOWスクール高等部の立ち上げに奮闘してくれている「むらたか」の文章を共有させてください。
Facebookに投稿されていたものなのですが、心の奥で熱くたぎるものを感じさせるメッセージだったので、本人に許可をいただいて、今回の報告に至りました。
現在、神戸大学工学部4年生(4月からSOZOWへ入社予定)の彼が、どのような想いで高等部の立ち上げとこの度のクラウドファンディングに向き合っているか、ぜひお読みください。
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彼は、初めて奥多摩で会ったときは緊張している様子だった。
私の関わる「SOZOWスクール小中等部」の3日間のリアルイベント。彼はオンラインでしか話したことがない友だちと初めて顔を合わせる。
緊張しているのか、静かで、でも周りをよくみているそんな印象。一緒に料理を作ったり、カードゲームをしたりする中で徐々に緊張もとれていった。釣りをした時には積極的に自分から動いて、「自分で虫つける?」「つける。」その声からは静かに強い意思を感じて。最終日の帰りの電車では楽しそうに笑っていた。
SOZOWスクールの発表会で動画を発表していた。彼は、動画編集が得意で、基本的な編集技術はすでに持っていそうだった。
リアルイベントから半年後、少し話す機会があった。彼は中学3年生、次の春から高校生になる。いわゆる不登校で学校に行っていない。
いろんなことを話す中で今の心境を教えてくれた。
「今の居場所だけじゃなくて、未来の居場所を提供してほしい」
SOZOWスクールは小中等部までで、高等部はない。新しい環境でまた一から挑戦しないといけない。今、居場所となっている所で挑戦できたらどれほどいいか。そして、もう一つ教えてくれた。
「社会に適合できなかった僕らがちゃんと生きていける何かがほしい」
「社会に適合できなかった」これはある意味事実かもしれない。
それでも「社会に適合できなかった」と中学3年生に言わせる社会って何だ。そうあっていいはずがない。でも彼は強く前を向いているように感じた。生きていきたいという意思。
具体的にはわからないけれど「何か」
未来生きていけることをイメージできる「何か」
友だちなのか、スキルなのか、居場所なのか、自信なのか、希望なのか、「何か」を手にすることができる高等部をこれから作っていきます。
どんどん変化が加速するこの世界で大人も子どもも関係なく、未来に対してともに考え、ともに生きていく、それが「SOZOWスクール高等部」です。
僕もこの社会で生きていける何かに答えは持ち合わせていないし、日々考えながらの挑戦になると思います。まだまだ小さい僕らでできることは小さいし、いろんな人の力を合わせながらこれからやっていきたいです!
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SOZOWスクール高等部は、様々なボーダーを飛び越える学校です。
むらたかが書いているように、大人も子どもも関係なく混ざり合い、変化の著しいこの世界において何を学び、何を考え、どう生きていくのかを共に模索する場にしていきたいと思っています。今回のクラウドファンディングはその旗揚げが目的であり、この活動報告を読んでくださっているような同志となる皆さまを集めたいと考え、走り出しました。いただいた支援を、一人でも多くの高校生と、そして社会へ還元していきます。
引き続きよろしくお願いいたします!
<追伸>本日、文章を紹介したむらたかについてご紹介したnoteはこちら「居場所がないと感じている、子どもたちの居場所をつくりたい。byむらたか」
https://note.com/sozow_official/n/n361a71622237
SOZOW株式会社 PRマーケティング責任者 井上忠大(いのちゅー)