みなさま初めまして。
DigitalStudyの吉武英樹と申します。
小学生の頃にストリートファイター2というゲームにどっぷりつかって以来、毎日ゲームセンターに通う学生時代を過ごし、高校卒業後バンド活動の為にフリーターとして憧れのゲームセンターにてアルバイトとして入社し、その後正社員として計20年ゲームのお仕事をやっていました。
その頃のゲームセンターは不良のたまり場、盛り場としてのイメージが非常に強く、法律を遵守し、店舗の風紀を数々のトラブルから守って来ましたが、親からは恥ずかしくて人に言えないなどと自分の好きな仕事を歓迎されるような状況ではありませんでした。
年月が経つにつれ大好きなビデオゲームはビジネスモデルとしての優位性を失いつつあり、次第にビデオゲームコーナーのスペースは減少していき危機感が募っていきました。
様々なきっかけがありゲームセンター業界を一度抜け、ゲームの仕事はもう辞めようと中食産業の会社に内定を頂きましたが、転職活動の中でとある会社の社長よりeスポーツを専門にしている人材を探しているという事で非常に悩みました。
そこからもう一度ゲームに人生を捧げようとお誘い頂いた会社に転職し、バッティングセンターの店長として施設の運営や野球教室の運営、そしてeスポーツの施設を立ち上げ、eスポーツに関わる仕事を計5年間やってきました。
このプロジェクトで実現したいこと
佐賀市にデジタルの悩みを解決し、デジタルを学ぶ複合施設を開業し、親御様が安心して子供にデジタルを学べる環境を提供すると共に、eスポーツを通してデジタルに気軽に触れるきっかけを作れる居場所を作ります。
・自己資金200万
・銀行・公庫からの融資で1200万(現在審査中で公庫のみ600万が確定)
合わせて1400万で開業準備を進めておりますが、融資が満額降りない可能性と、満額出たとしても当初計画したサービス内容から経費を削りに削っている為、本来の形からミニマムになってしまっており、提供できるサービスクオリティを上げたいという目的から今回のクラウドファンディングに挑戦しました。
サービスの内容として
■子供を対象としたパソコンだけじゃない、未来につながる技術を獲得するICT-PC教室「バレッドキッズ」
■アダルト・シニアを対象とした資格獲得や簡単なパソコンスキルを学びたい方向けの「バレッドライフ」
■シニア向けのスマホ教室や幼児向けのデジタル教育等趣味としての学びが得られる「バレッドX」
■スマホ/ゲーム機/PCの修理やスマホグッズを販売する「スマホ修理工房」
■ゲーミングPCやゲーミングチェアー、高速インターネット回線が楽しめる「eスポーツコーナー」
■ボードゲームやミニ卓球、ミニビリヤード等のアミューズメントが楽しめ、かつコワーキングやイベントスペースとしても活用できるドリンクバー付きの「セルフカフェコーナー」
■WEB会議や配信向けルーム
以上が複合した70坪の店舗です。
入口がかなりオシャレで特徴的です。
中は広々とした空間で全部で約70坪です。元アパレルショップだったそうです。
店舗の真正面には656広場があり、常にイベントで人手が賑わっています。
当店のセルフカフェスペースからの眺めも最高です。
店舗の場所は佐賀県佐賀市呉服元町7-3 婦人服ヤマニさん2F
店舗の詳細
■住所 :佐賀県佐賀市呉服元町7-3 婦人服ヤマニさん2F
■営業時間:火曜定休
〇開店時間 月~金 13:00
土日祝 10:00
〇閉店時間 日~木 22:00
金土祝前日 24:00
■サービス内容
〇パソコン教室
〇スマホ修理
〇タイムスペース(下記が利用し放題 ドリンクバー付き)
・eスポーツ(ゲーミングPC)
・アミューズメント(ミニ卓球/ミニビリヤード/ボードゲーム)
・コワーキングカフェ
■料金表(タイムスペース)
60分 660円
180分 1,400円
360分 2,200円
1Day 3,500円
▼店舗HPはコチラ
https://digitalstudy-saga.hp.peraichi.com/
プロジェクト立ち上げの背景
とある子供会の定期イベントでeスポーツの企画でお問い合わせを頂いた際に、地域の子供会の総会に参加させて頂き、eスポーツイベントの説明をしたのですが、多数の保護者の方からデジタルが大事な事は理解できるが、自分自身ではコントロールできるか不安で、そういった学べる施設があればありがたいという言葉を頂きました。
それ以外でもゲームと子供の付き合い方はどうしたらいいか?Youtubeなどをどこまで自由にさせていいか?などデジタルに関わる不安を抱えておられる非常に多くの保護者の方の存在を知り、そのような施設を立ち上げたいという思いが強くなり、開業に至りました。
近年では似たようなコンセプトでREDEE様が店舗を運営されておられますが、私はもっと気軽に町の学進塾的な距離で地域に根付く店舗を目指しています。
これまでの活動と準備状況
開業にあたり、まず施設としてのサービスの選定とシナジー効果の見きわめ調査を行い、物件を多数見ていく中で、ビジネスモデルの構築と市場調査を繰り返し、最終的に佐賀県佐賀市呉服元町の物件に決定しています。
サービスの内容として、フランチャイズのパソコン教室バレッドキッズ様とスマホ/ゲーム機修理のスマホ修理工房様と契約を進めており、eスポーツ施設としての設備も一部すでに購入済みです。
政策金融公庫と銀行への融資審査も終了しており、内装業者との見積もり調査も終了しており、後は内装の見積もりが届いて融資額が決まり、一気に契約等が進んでいく流れです。
なぜフランチャイズ・複数事業の同時開業なのか?
数あるパソコン教室がある中で、フランチャイズを選択した理由は、まずやりたい事の核となるeスポーツ事業はまだまだ未成熟の市場規模で単独で黒字化する事は非常に困難です。
別の収益の柱があってから、その収益をeスポーツ事業に注ぎ拡大させていく方法論が重要だと考え複数の事業を同時並行させる形を取りました。
複数の事業を同時並行させると全てがどっちつかずになってしまう可能性もありますので、極力省力化できるビジネスで、かつeスポーツと親和性が高く、コンセプトを統一できるものというカテゴリーでフランチャイズのパソコン教室、スマホリペアを選択しました。
パソコン教室のバレッドシリーズを選択した理由
数あるパソコン教室の中でパソコンだけに特化せず、未来に繋がるスキルを獲得するというコンセプトでマーケティングやブランディング、プレゼンテーションなど実際の社会で必須とされるスキルを含めて教えているという点に共感しました。
特にICT業界は毎日すごい速度で進化をしていく為、教材や課題のアップデートも日進月歩で進んでおり、フランチャイザー側がこれを意識していなければ時代に取り残されるパソコン教室となります。
バレッドキッズでは毎年教材を見直しており常に進化を続けている点もフランチャイズとしての魅力を感じました。
スマホ修理のスマホ修理工房を選択した理由
スマホリペアの市場規模は年々拡大しており、近年ではシニアの方のスマホ普及率は94.5%とほぼ全国民が所有している精密機器となります。
2019年の総務省による「通信料金と端末代金の完全分離」の為の法改正により、スマホ端末本体の価格が大幅に上昇したことで、今まで買い替えにより修理の必要性がなかった市場に修理して長く使う需要が一気に増加した事も追い風になっています。
様々なスマホリペアのFCがある中でスマホ修理工房の優れた点は、「総務省登録修理業者である事」「iphoneだけでなくAndoroidも含めて多種にわたり対応できる事」「ゲーム機、PCの修理も対応できる事」「中古スマホの販売買取ができる事」「スマホグッズが販売できる事」と非常にビジネスの幅が広いという点で魅力を感じました。
eスポーツとは何か?
日本ではまだ馴染みが深いとは言えず様々な解釈もありますが、簡単に一言でいうと「ゲームを使った競技」です。
対戦ゲームもしかりですが、例えばスーパーマリオの1-1ステージをタイムアタックで競技として競えばeスポーツになります。
競技ですので参加者は多くの努力を持って試合に望み、勝てば賞金や名誉を得、負ければ悔し涙を流すという他のスポーツと一切変わりません。
eスポーツ市場はまだまだ未成熟な所が多く、日本の市場規模は2023年で116億円と言われ大きい市場ではありません。
ですが、ネットやWEB配信との親和性が高くスポーツとしての若者の関心が非常に高いジャンルではあります。
単純に競技という視点だけでなく、シニアの方の趣味として、家族のコミュニケーションツールとして、まだ福祉の観点からや教育という視点。ビジネスでのワークコミュニーケーションツールとしてなど多岐に渡る親和性が高く、これから伸びていく市場だと言われています。
60歳のシニアの方と8歳の子供が同じ土俵で真剣に競える競技、それがeスポーツです。
また、eスポーツだけにとどまらず私が提唱したいのが「ゲーミフィケーション」です。
よくあるものにゲームを掛け合わせる事でよりなじみが深いものにしていくという考え方で、身近にあるものでは「健康×ゲーム」で散歩をゲーム化した「ポケモンGo」や、保険会社が推進する「健康増進×ゲーム」による「vitalty」、教育におけるeラーニングもゲーミフィケーションの側面があります。
私が考える一例としては「採用×ゲーム」で、チームワーケーションにゲームを導入して個人の立ち位置の特性を見るという事などがあるかと思います。
これらにより「ゲームを遊ぶ」を「ゲームで学ぶ」「ゲームで視る」などの新しいシナジーが生まれると考えています。
資金の使い道
このプロジェクトで集めた資金は、デジタルの複合施設の建設費用と運営費用に充てさせて頂きます。
元々の初期費用は運営資金含めて1400万かかる所、融資審査で限界まで初期投資を削る要望があり、1200万までそぎ落としました。
特に大きく4つの事業の柱があり、この事業を同時並行で少ない人間で運営する為にはセルフレジの導入が不可欠だったのですが、導入費が約120万と高額だった為泣く泣くあきらめざるを得ませんでした。
その他配信設備を削ったり、PCの台数を減らしたりと本来の形からはミニマムな形でのスタートとなりました。
そこから融資審査でどこまで融資されるのかは今現状ではわからず減額される恐れもあります。
それでも開業はできるのですが、当初予定していた機材よりも設備的に劣ってしまい、サービスクオリティを上げるために資金を使わせて頂きます。
資金の使い道の優先順位として、
1.セルフレジの導入(150万達成)
2.配信設備の導入(200万達成)
3.PCの増台(250万達成)
4.…etc
リターンについて
支援していただいた方々には、様々なリターンをご用意しています。例えば、施設の利用権、スマホグッズの割引、スポンサーとしてお名前の提示等があります。
また、支援金額に応じて特典が増えるプランも用意しています。
リターンを通じて、私たちのプロジェクトに共感いただき、一緒に成長していくことを願っています。
実施スケジュール
プロジェクトの開始からオープンまでのスケジュールは以下の通りです。
- 2024年1月: プロジェクトの立ち上げとクラウドファンディングの開始
- 2024年2月: 内装工事のスタートと開店時のパソコン教室の生徒確保の為の販促活動開始、店舗準備開始
- 2024年3月: チラシで応募が来た方の無料パソコン教室体験の実施
- 2024年4月: デジタルの複合施設のオープン
私のストーリー
以下は私の今までのゲームとの関わりやゲーセン裏話を含め、なぜ今の状況に至ったかをご紹介致します。
少し長い文章になりますが、より私の事をご理解頂きまして、ご協力を頂ければと思いますので、お時間ある際に拝読して頂ければ幸いでございます。
<目次>
第一章 格闘ゲームとの出会いと自殺願望を乗り越えゲームセンター業界へ
第二章 好きだったゲームが嫌になる
第三章 eスポーツの活動を経て
第四章 なぜeスポーツ専業ではなくデジタル教育なのか?
第五章 将来のビジョン
■第一章 格闘ゲームとの出会いと自殺願望を乗り越えゲームセンター業界へ
小学2年生の時におもちゃ屋に置いてあったアップライト筐体のストリートファイター2に衝撃を受け、そこからゲーセン通いが毎日続きます。
元々幼稚園の時にファミコンブームが発生し、幼稚園の帰りにおもちゃ屋の試遊ファミコンに引っかかって夜19時まで入り浸る不良園児の為、毎日母親がキレ散らかしながら迎えに来るくらいゲームが好きでしたので、それはもう毎日のごとくゲーセンに通い詰めるわけです。
当時のゲーセンは都市伝説かと思われるほど治安も悪く、1週間に一回はカツアゲを食らうというのも日常茶飯事で、お金を複数個所に分散してジャンプしても音がしない対策など、子供ながらにそれでもゲーセンに食らいついていました。
そんな小学時代を過ごして中学に入り、中学2年生で最大の危機が訪れます。
当時はいじめ問題が非常に社会問題となり、子供の自殺がセンセーショナルにクローズアップされる時代でしたが、私も漏れなくいじめのターゲットとなってしまい、つらい毎日を過ごす日々がありました。
当時のいじめは暴力は基本で「プロレス技をみんなの前で一方的にかけられる」などはまだかわいい方で、「椅子で殴られる」「ボコボコにされる」「お金を巻き上げられる」「集団の前で恥ずかしい事を強制される」なんて事は当たり前でした。
離婚して親が片親だった事もあり親には相談できず、当時の担任に相談しても適当にあしらわれるだけで頼りにならず、死にたいと思って手首に刃物を当てた事も何度もありました。
いじめのニュースが流れる度に、いじめにスポットが当たって救われるかもしれないと期待を抱いていましたが、ニュースの次の日はいじめっ子から「お前が死んだらいじめる相手がいなくなるから死ぬなよ。卒業するまで毎日続く」と心無い言葉で傷つけられる毎日でした。
そんな状況化で唯一私の大切な居場所だったのがゲームセンターでした。
ゲームだけは自分を裏切りませんし、対戦ゲームを通して強面のヤンキーを次から次に倒していく感覚も嬉しく、例えその後絡まれようとも、暴力で負けてもゲームだけは負けないという気持ちだけでやってこれたと思います。
ゲームセンターで知り合った友達も非常に優しく接してくれて、本当に救いになりました。
そういった経験から中学卒業までの後半では、いじめられっ子特有のごまかし笑いをやめ、いじめっ子に反抗する事はできないが、いじめっ子の思い通りにもならない。ただただ地蔵のように無心で全て耐え抜くという事を繰り返し、例え暴力を受けても心だけは負けないと心に誓い、相手の方の心が折れるという形になりました。
そして、当時ゲーセンではアルミ灰皿を対戦相手に投げつける「灰皿ソニック」は基本で、ゲーム機械そのものを腕力で押し込んで相手を機械と壁に挟み込む押し出し技や、ゲーム機の電源を引っこ抜いて店内の多数のゲーム機をシャットダウンさせる高等技術などもありましたが、そういった妨害や暴力から私を守って下さったのがゲームセンターのスタッフの方々でした。
そういった経緯からいずれ大人になったらゲームセンターで働きたいという気持ちが芽生え、高校卒業後にゲームの専門学校に通いながら、ゲームセンターで働くこととなりました。
アルバイトから中途採用で正社員となり、初めて自分が店長として担当したお店では、プレイヤーに寄り添う形でゲームを応援し、当時は闘劇と呼ばれるeスポーツの言葉がなかった時代にゲームの全国大会があり、たまたま自社ビル内に廃業した映画館があったため、そこを活用して九州エリアの決勝戦を自身が運営し、意図せず今のeスポーツ興行のような形のものとなり、多数のプレイヤーの方から感謝のお言葉を頂き、その思いが今を形成しています。
■第二章 好きだったゲームが嫌になる
憧れのゲームセンターで勤務するようになり、仕事自体は非常に楽しかったのですが、やはり当時の客層ですので様々なトラブルが至る所で発生するわけです。
店の中でのケンカはしょっちゅうありますし、全く関係ない外でのケンカを店の前でやられるので仲裁したり、プリクラもありましたので盗撮犯を捕まえたり、置き引き等も多いので通報したり捕まえたり、何かと警察のお世話になる事が非常に多い業界でもあると思います。
一般の方やヤンキー系の方がゲームと関わり合いのない所でトラブルを起こすのは多様な人物が集まりやすいゲーセンならではと思いますので単純に笑い話になるだけですが、どうしても消化しにくかったのがゲーマーのトラブルです。
対戦で負けて怒りの台パンであったり、ネットでプレイヤーを誹謗中傷したり、ゲームが上手なプレイヤーが上手でないプレイヤーを卑下したりと、ただゲームが好きなだけなのに、ただゲームを遊んで楽しい思いをして欲しいのに、簡単にそうはならない現状に煮え切らない思いを募らせていきます。
とあるプレイヤーの方は普段は非常に紳士的な対応をされるのにも関わらず、ゲームの勝敗の事となると人が変わったようにゲーム機を蹴り上げたりと、幾度となく注意をするも改善せず、出入り禁止を通達した事もあります。
自身がゲームセンターを人生のよりどころとしていたがこそ、出入り禁止を通達しなければならないのは断腸の思いでした。
そんなこんなでゲームのお仕事に違和感を感じつつ、時代の流れと共に好きだったビデオゲームがどんどんと衰退していく流れもあり、様々な事情を経てゲームが嫌いになる前にゲームセンターという職から離れる決意をしました。
■第三章 eスポーツの活動を経て
ゲームセンターから転職する際、ゲームに関わらない職種に就こうと思い、工場系やコールセンターなど様々な職種に転職の応募をし、そこから中食産業の会社から内定を頂き、「あぁ俺は今後揚げ物をいっぱい作って生きていくんだなぁ」と思っていました。
そんな時にたまたま転職エージェントが私に紹介しなかった求職票を一枚地面に落とし、それを見せてもらった所、娯楽の同業の会社だった為、「一応受けておくか…」という軽い気持ちで応募をして面接をして頂いた際、社長面接で「eスポーツができる人材を探している」「うちでeスポーツの事業を作ってくれないか?」というお言葉を頂き、色々悩んだ結果もう一度ゲームの仕事をやってみる事にしました。
そこから念願のeスポーツ施設を本業の店舗の中にコーナーとして立ち上げ、eスポーツの活動が始まります。
それからeスポーツの活動をしている中で、親子の方からeスポーツイベントで感謝の言葉頂く機会が増え、今まで自身の親でさえ恥ずかしいから辞めてくれと言われていたゲームの仕事でこんなに感謝される事があるんだと思うようになります。
また、一方で色んな保護者の方が子供とゲームとの付き合い方で悩まれている現実を知ります。
他にもフォートナイトをずっとやっていて困っているという保護者の方に、実際に子供と一緒にプレイしてもらい、子供が何を考えて行動しているのか?を実況・解説をしていると、一瞬の時間でこんな判断をしているのか?と非常に驚かれた事もありました。
「今まで遊んでいるだけだと思っていた事が、こんなに思考を巡らせて考えているなら、もうゲームをやめろとは言いにくくなった」というお言葉を頂き、ゲームには翻訳者が必要だという考えに至ります。
元々eスポーツ専業の会社でもなく、本業の隙間を縫ってeスポーツの活動を行っていたのですが、コロナ過により本業が大打撃を受ける形となり、多数の退職者を生み出していく中、人手不足が悪化してeスポーツ以外の仕事が9割を占めるようになり、本業に集中する為eスポーツコーナーも閉鎖となってしまいました。
そして最後のダメ押しとなったのがeスポーツを推進してくれていた社長の退職でした。
これをきっかけに今後eスポーツの仕事をするのであれば、自分が社長となってビジネスを進めて行くしかないと思い、開業に至りました。
■第四章 なぜeスポーツ専業ではなくデジタル教育なのか?
今まで様々な同僚や上司、後輩と仕事をしていく上で大きく感じたのがIT格差でした。
特に私と同年代の40代はWindows95が主流で義務教育で習うわけでもなく、デジタルが好きな人だけがITに強いという傾向があります。
私は幸い多少人よりITが強い側面がありますので、人が30分かけてやる仕事をPCを使って5分で終わらせたりと、そういった面で評価を頂くケースが多かったです。
PCが苦手な方のPCアレルギーは凄まじく、5分で終わらせられるやり方を教えようとして、「できない」「無理」と入口で拒否されるケースがほとんどで、一生懸命30分かけて仕事をしている姿を見てなんだかなぁと思っていました。
今の時代はまだそれでもビジネスはできますし、戦っていけると思いますが、自分たちの子供はどうか?と考えると答えは否です。
今当たり前に電卓をみんなが使っているように、子供たちが大人になった時にスマホやPCが使えないというのは致命的なデメリットになると私は思います。
そう言った考えから、子供のうちからデジタルに触れ、デジタルアレルギーを極力なくしていくことが大事だと考えます。
そして、デジタルへの入口は何か?
それが私はゲームだったわけです。
そこで今回の事業はパソコンだけではないPC-ICT教育に着眼し、その教育を学びたいと思う入口としてeスポーツを合体させる事を考えました。
■第五章 将来のビジョン
パソコン教室やデジタルを推進するとどうしてもプログラマーやエンジニアを想像される方が多いかと思いますが、そこまでの専門職にならなくても様々な分野においてICT、デジタルに強いという事は強みになります。
私はプログラミングに挫折し、何かしらのPCの資格を持っているわけではありませんが、会社においてDX化を促進している立場でもありました。
ラーメン屋さんでも工場でも、私がいたバッティングセンターでもDX化による恩恵は大きいです。
しかし、そのDX化もそれなりに知識がなければ推進が難しく、導入しても使いこなせないという事が多々あります。
特にチェーン店やグループ企業など、全国チェーンの大手でなくてもそれなりの規模があれば何かとSNSであったり管理アプリなどが導入されますが、結局現場が使いこなせず作業工程だけが増え、お金を使って作ったシステムがお蔵入りになることもしばしば見てきました。
そう言った事に対応できる人々を増やす事が第一であり、地方のシニアの方などの「困った」を身近に解決できるお店を全国に広めたい。
そして、ゲームを通してコミュニケーションの場を提供したい。
ゲームを使って人々を幸せにしたい。
それが私のビジョンです。
非常に長文のストーリーだったかと思いますが、ここまで読んで頂いて誠に感謝いたします。もしよろしければご共感を頂けましたら、少しだけでも構いませんのでご支援頂ければ非常にうれしいです。
最新の活動報告
もっと見る看板の取付が完了して外から見た目が一目瞭然です
2024/03/02 21:56内装が終わると共に看板の設置も完了しました。こうして看板がつくとお店になっていくんだなと本当に痛感します。まだまだ中のセッティングはこれからではありますが、パソコンも一通り届いてひたすらセッティングと配線です。初期投資として色々とこまめに計算はしたつもりでしたが、あれもいる、これもいるで計算通りにはうまい事いかないですね。想定外の工事費が追加されたりと投資金額が膨れ上がっていきます。本来は回線を新しいサービスのNURO Bizにする予定でしたが、いったん予算を削って通常のNUROにプラスしてLANケーブル等を通常カテゴリー5ではなく6Aで組み込み、かつ業務用ルーターとハブでどうにかNUROの限界値まで持って行って回線を安定させようと思います。それにしても全席デュアルモニターとペア席ゲーミングチェアーは圧巻で贅沢です。モニタ一枚のスペックを上げるより使いやすさや汎用性を重視した結果となります。 もっと見る
内装工事が完了しました!!
2024/03/01 00:21内装工事がようやく2/29で完了しました!!オープンまで残す所1カ月ですね。画像はいったんPCエリアの仮配置を行いスペースの間隔を図った結果です。全席デュアルモニターかつペア席なので一席あたりのスペースはふんだんに取ってます。パソコン教室の際は後ろをうろちょろする前提ですので人が通行できるスペースも確保してます。看板も出来上がったのですが店舗外観の写真を撮影し忘れたので、明日撮影してご報告いたしたいと思います。後は設備のセッティングとアルバイトスタッフの研修。ドリンクバー設置の為の許可申請となりました。3/9は目の前の656広場にてeスポーツイベントを実施予定です。パソコン教室のポスティングはちょっと色々とあって3/11~3/14の配布となりました。今回オープンという事もあり2万枚配布の為、無料体験が20名来れば御の字かとは思います。eスポーツ方面では現在バレッドXを通してGENIUS様のeスポーツ教室の構築を進めており、シニア向けにはちどりのスマホ教室様と最終の詰めを行っています。多方面に広げているので打合せだけで一日が終わってしまうなどの状況ではありますが、後一カ月でなんとか間に合わせたいと思います。事業形態がよくわからないというお声を頂きますが、■教室事業・キッズ向けのバレットキッズ・アダルト向けのバレッドライフ・ビジネススキルアップのアビバパソコンスクール・公務員、宅建等の資格獲得のDAIEI・Genius eスポーツ教室・ちどりのスマホ教室■スマホ事業(スマホ修理工房)・スマホ修理・ゲーム機修理・スマホグッズ販売■タイムスペース・ゲーミングPC・ボードゲーム・ミニ卓球&ビリヤード・コワーキングこのような3つの事業を柱として運営していきます。いきなり個人事業主がこんなに手を広げてできるのか?という部分ですが、タイムスペースはネットカフェと同じ運営で原則入退場の管理がメイン。パソコン教室はキッズ以外はeラーニング、ZOOMをメインとしており自学、またはWEB学習がベースとなっており、どちらかと言えばスペース&機材貸しという側面が強いです。キッズはがっつり一人がついてサポートする感じです。スマホ修理が唯一技術が必要な部分ではありますが、メインの需要はバッテリー交換、液晶割れの部分が大きく修理時間も30分程度という形になっており、基本無人運営をベースとした事業に手間暇をかける部分があるというイメージです。それでも同時進行で事業がすすむわけですので、それぞれの事業を安定化させるまでは非常に労力が必要になります。唯一幸いなのは求人の集まり方がこのご時世にも関わらず非常に優秀な方が集まってきているという点です。講師・修理業がメインの為時給が高めではありますが、事業内容そのものや店舗コンセプトに惹かれた方が多く心強い仲間が集まっています。後一カ月、まずはオープンを目指して頑張りたいと思います。 もっと見る
内装工事がスタートしました!
2024/02/22 18:00ようやく内装工事がスタートしました!今回の内装は崩落しかけている箇所の天井の補強、やり直し。トイレを和式から様式へ。ドリンクバースペースを飲食許可対応スペースへ。壁紙総貼り替え。電気関連をeスポーツ配置に耐えられるようダクトレールの取り付けや映像、LANケーブルの取り回し。照明を全LEDに変更。入り口の改装となっています。特に入り口は今でもオシャレな外装となってますが、いったん間口を広くする為に半分取り壊しての造成となります。内装工事初日ではありますが猛スピードで工事が進み職人さんたちの仕事クオリティに感激するばかりです。特にシニアの方やキッズが多くなると予測される当店では洋式便器は必須なので、壁紙含めてキレイでおしゃれなトイレを目指しています。やっぱり店舗はトイレが一番重要だと考えます。どんなにいい店舗でもトイレが汚かったらがっくりですよね。アルバイトの募集もおかげさまでボチボチと募集がかかっており、今までなかなか接点がなかった素晴らしい人材のかたばかりで驚きです。特に今まで経験した店舗ではざっくりと近いから…などの理由での応募が多かったのですが、現在応募していただいている方々はこのクラファンを見てくれていたりで私の目標に共感してくださる方が多く、本当にありがたい限りです。法人でもないこんな一個人の事業に何かを感じ取って頂き本当に感謝としかいいようがありません!オープンまで残り1か月強となりました!このまま順調に物事が進むことを祈るばかりです! もっと見る
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