自己紹介
初めまして。「学びが広がる放課後」をテーマに活動する“あっ!とホーム灘南”代表の宮村と申します。
「子どもが主役の居場所づくり」をキーワードに、2021年3月に学生団体を設立し、小学生向けの学習支援や、子どもが企画・運営する外遊びイベントを実施してきました。何もない状態から始めた団体でしたが、地域の子どもたちとその保護者のあたたかい応援のおかげで地域密着型の団体へと成長し、イベント等の実施数は130回以上、利用者は延べ1,000名を越えました。
これまでの活動実績は、こちらからご確認いただけます。
もうすぐ設立3年目を迎える今、当団体を「子ども・保護者・大学生」が活躍できる場に発展させたいと思い、新プロジェクトを立ち上げました。
プロジェクト立ち上げの背景
学生団体を立ち上げて活動する中で、次のような課題が見えてきました。
①経済格差と経験格差
たくさんのきょうだいがいる家庭やひとり親家庭の保護者から、
「習い事や課外活動など、色々な経験をさせたいけれど、経済的に難しい」という声を何度も聞いてきました。
そのような声を聴く中で、経済格差から生まれる子どもたちの経験格差を少しでも小さくするために、何かできることはないかという考えを持つようになりました。
②子育て世帯の減少
子どもを育てる上で必要になる金額や、仕事と子育ての両立を考えたときに、子育てに対するハードルの高さを感じる人も多いのではないでしょうか。
子育て世帯の減少という問題を解決するために、お金の問題はどうしても避けて通れないことを実感し、一石を投じたいと考えてきました。
③愛情不足の子どもたち
共働きやひとり親の家庭が増えており、大人からの愛情を十分に受けていない子どもも少なくないと感じています。
そのような子どもは「見てほしい」という思いがとても強く、中には問題行動を起こすことでその欲求を満たそうとする子どももいます。
子どもたちがたくさんの人と関わり、愛情を受けながら成長できる場を作りたいと考えました。
このプロジェクトで実現したいこと
見えてきた3つの課題点から、
①お金を理由に学ぶ機会を諦めさせない、
②若者が将来子育てをしたいと思える、
③子どもが地域の人と豊かに関わることのできる、
そんな場を作りたいという思いが芽生えました。そしてこのような場を持続的に発展させていくために思いついたのが、「社会に出る前の大学生の力を活用したい」ということです。
小学生と大学生がともに「学び合う」学童保育を作ることで、子ども、保護者、大学生の三者が笑顔になれる場を作ります。
新しく立ち上げる学童保育では、以下のことに挑戦します。
①大学生が小学生に教える「習い事」
大学生が、自分の「好き!」「得意!」を小学生に教えられる場を、「習い事」という形で提供します。
〇小学生:学童保育の中で、様々な経験をすることができます。
〇保護者:習い事を掛け持ちするよりも安価に、子どもに様々な経験をさせることができます。
〇大学生:社会に出る前に「やってみたい!」を形にする経験を積むことができます。習い事という形で実施するため、ボランティアではなく月謝を受け取ることができます。
②大学生と小学生が協働して作り上げる「地域イベント」
外遊びイベントを40回以上実施してきたノウハウを生かし、大学生と小学生が地域イベントを企画・運営する場を作ります。
〇小学生:目標達成に向けて主体的に行動する力が身につきます。
〇保護者:子どもが主役となって活躍している場を見ることができます。
〇大学生:他者と協働して物事を達成させる経験を積むことができます。
スケジュール
2023年12月:拠点となる物件の契約開始
2024年1月~2月:クラウドファンディング開始・机や椅子など必要物資の調達
2024年2月29日:クラウドファンディング終了
2024年3月:プレオープン(春休み期間)・リターン発送
2024年4月:オープン
資金の使い道
〇必要物資のための資金:20万円
机や椅子、習い事で使う教材など、学ぶための環境を整えるために使わせていただきます。
〇大学生への謝礼金:30万円
活動に協力してくれる大学生への謝礼金として使わせていただきます。
〇場所代:100万円
活動するために借りている場所の家賃として使わせていただきます。
余剰分は、施設の運営費として活用させていただきます。
活動場所について
神戸市灘区新在家南町4-9-18-401
阪神新在家駅および大石駅、JR六甲道駅、阪急六甲駅からアクセスできます。国道43号線を利用し、車でアクセスすることも可能です。
近くには神戸大学をはじめとする大学が立地しており、下宿をしている大学生も多い地域です。
ファミリー向けの一軒家やマンションも多く立地しています。
活動を始めるにあたって
クラウドファンディング終了後、活動を始めるにあたって、子どもの安全を守るため、以下のことに取り組みます。
①子どもの人数に応じて、常時社会人スタッフ1名以上、大学生スタッフ1名以上を配置します。
②放課後の活動を保証してくれる保険に加入します。
③火事、震災、洪水等、様々な災害を想定し、定期的に避難訓練を行います。
最後に
本プロジェクトが、神戸市で子育てをしている方やその子どもたち、社会に羽ばたく大学生の一助になればと思います。
そして、ゆくゆくは、未来を担う子どもたちが活躍できる場を広げるべく、活動を拡大させたいと思います。
まだまだ発展途上の団体ですが、応援していただけますと幸いです。
どうぞよろしくお願いいたします。
<募集方式について>
本プロジェクトはAll-in方式で実施します。目標金額に満たない場合も、計画を実行し、リターンをお届けします。
“経験格差”に対する取り組みとても共感しました!活動応援しております!