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【令和6年能登半島地震】能登の古民家宿TOGISOを復興支援拠点として整備したい

令和6年能登半島地震により震度7で被災した「能登の古民家宿 TOGISO」。志賀町赤崎にあるTOGISOは金沢から輪島方面へ抜ける県道49号沿いに立地し、奥能登への玄関口です。現在は公的な支援団体が能登の復興支援拠点として活用していますが、建物損壊や雨漏がある状態のため修繕・整備したいです。

現在の支援総額

3,431,310

114%

目標金額は3,000,000円

支援者数

278

募集終了まで残り

終了

このプロジェクトは、2024/01/16に募集を開始し、 278人の支援により 3,431,310円の資金を集め、 2024/02/29に募集を終了しました

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【令和6年能登半島地震】能登の古民家宿TOGISOを復興支援拠点として整備したい

現在の支援総額

3,431,310

114%達成

終了

目標金額3,000,000

支援者数278

このプロジェクトは、2024/01/16に募集を開始し、 278人の支援により 3,431,310円の資金を集め、 2024/02/29に募集を終了しました

令和6年能登半島地震により震度7で被災した「能登の古民家宿 TOGISO」。志賀町赤崎にあるTOGISOは金沢から輪島方面へ抜ける県道49号沿いに立地し、奥能登への玄関口です。現在は公的な支援団体が能登の復興支援拠点として活用していますが、建物損壊や雨漏がある状態のため修繕・整備したいです。

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===2024/02/22 追記===

おかげさまで目標の300万円を達成しました。

みなさまが背中を支えてくれたおかげで孤独から解放され勇気を受け取りました。本当にありがとうございます。

ひとりでも進める予定だったのでネクストゴールの設定はしません。

みなさまからの応援を受け、集めた資金を使い、みなさまを代表して能登の復興へ向けて邁進し、安心して遊びに来られるよう整えておきます。もちろん僕も一緒に楽しみます!

期日まで残り7日間ですが、引き続き拡散・支援の依頼をお願いしたいです。

多くの方に能登のことを知ってもらいたいのです。

必ず能登に還元しますので、継続して見守っていてください!

===追記ここまで===

地震後 2024年1月7日撮影 TOGISOの外観

こちらは令和6年能登半島地震により震度7で被災した石川県志賀町赤崎にある「能登の古民家TOGISO」です。

被災したとはいえ建物の躯体はしっかりしています。TOGISOは金沢方面から被害の大きかった門前・輪島方面に抜ける県道49号沿いに立地し、奥能登への玄関口となるため現在は公的な支援団体の復興拠点として活用しています。

しかし、建物の損壊や雨漏りがある上、トイレの数なども足りていません。これらを修繕・整備する事で復旧活動をより迅速に進めたいと考えているため、ぜひ皆様のお力をお貸しください。

地震後 2024年1月6日撮影 海側から見たTOGISOの敷地

2024年1月1日、令和6年能登半島沖地震が起きました。震源に近い志賀町赤崎は震度7を記録し、多くの家屋が被災しました。地震直後に4.2mの津波も押し寄せましたが、奇跡的に街並みを形成する建物は残っています。
地震後 2024年1月6日撮影 志賀町赤崎集落

能登の復興のために自分たちができることを考えた結果、私が運営する「能登の古民家宿 TOGISO」を能登の復興支援の拠点として使えるように整え、前線で活動するプロフェッショナルをサポートする施設にするのが最善と考えました。

TOGISOは能登・志賀町の赤崎集落にある古民家を改装した宿泊施設で、2020年にOPENしました。

地震前 2023年7月9日撮影 TOGISOの居間

公共交通機関のない辺鄙な場所にあるのですが、世界中から旅行客が訪れてくれました。敷地の隣が海のため、歩いて海水浴や釣りに行くことができます。

地震前 2022年5月24日撮影 赤崎漁港から見た赤崎集落

赤崎集落には飲食店どころか自動販売機もありません。集落の方々は徒歩圏に喫茶店がある生活をしたこともありません。

地震前 2023年7月14日撮影 赤崎集落のご近所さん

ひとり暮らしの方が多いので、寂しさの解消になればという気持ちと、移住検討者との交流目的で、月1回のお茶会も開催していました。TOGISOを基点とし、赤崎集落を、ひいては能登全体を盛り上げたいという壮大な夢を描いていました。

壮大な夢の実現させるためには個人の力だけでは難しいと考え「いしかわ里山振興ファンド」にも応募しました。結果、無事に採択され2023年11月には正式に石川県にサポートを頂くことが決定しました。

さぁ、これから動き出すぞ!といったタイミングで今回の地震が直撃してしまったのです。

今回の地震でTOGISOも大きな被害を受けましたが、運良く建物のダメージは大きくありませんでした。

地震後 2024年1月6日撮影 TOGISOの外観

TOGISOは被害が甚大だった輪島方面へ唯一通じている県道49号線沿いに立地しています。水道は止まっていましたが、幸いなことに電気とインターネットは問題なく使用できます。

地震後 2024年1月6日撮影 TOGISOの周辺

能登地域の復興において、私たちができる最も効果的な貢献は、TOGISOを災害支援専門家のための拠点として整備することです。これにより、復興プロセスを加速させることが可能と判断しました。

被災後すぐに現地を訪れTOGISOの状態を確認すると、瓦が落ちて雨漏りがあり、ドアはひしゃげてガラスが割れ、壁は剥がれていました。もちろん、中はぐちゃぐちゃですが、前述の通り建物の躯体はしっかりしています。

地震後 2024年1月6日撮影 TOGISOの玄関

周辺は津波の被害もあり海洋ゴミや瓦礫も多い状態でした。

地震後 2024年1月6日撮影 TOGISOの周辺

能登の復興支援にお越し頂いた方の中には、支援地の軒先で寝ている方もいると聞きました。

TOGISOには屋根とあかりとwi-fiがあります。奥能登へのアクセスも良いです。

被災地の軒先よりも英気を養える場所になります。復興支援のプロが各地から集まり、能登の復興に尽力してくださることで、近隣の方々に希望を与えることができます。支援団体が拠点として使えれば能登の復興が加速します。

必死に片付けをして、各種支援団体に支援拠点として利用できる旨をお伝えした結果、関西の自治体が災害支援の拠点として短期的に活用することになりました。

マイクロバスによるピストン輸送で、各地からTOGISOに人員と物資を集積し、TOGISOを基点に門前・輪島・奥能登へ人員と物資を運ぶための拠点です。もちろん宿泊施設としても利用可能です。

地震後 2024年1月7日撮影 片付け後の客室

現場の状況は常に変化しているため、支援団体の利用も同様に流動的となる可能性があります。復興が落ち着くまでは、基本的に能登の復興を支援する団体のみを受け入れることにします。もしも利用を希望される場合は、最新の情報を共有いたしますのでご連絡ください。マイクロバス用の駐車スペースも用意しています。

地震後 2024年1月7日撮影 片付け後のキッチン&カフェスペース

ただし、雨風は凌げても雨漏りがあったため屋根の補修は必要です。トイレも1つしかないため増設が必要です。建物の損壊や壁面の補修、庭・納屋・蔵の片付け等、やるべきタスクは山積みです。

地震後 2024年1月7日撮影 日本海に沈む夕日

損壊した部分は修繕が必要です。まずは修繕を行い建物の保全をします。復興支援の拠点として今よりも安心して快適にお過ごしいただき、復興拠点としての役割を終えた後で、元の古民家宿に戻す予定です。

地震前 2023年7月9日撮影 囲炉裏の間

宿に戻した後は世界中の多くの方に奇跡的に残った赤崎の街並みを見て頂き、能登ならではの体験を味わって欲しいです。

地震前 2023年8月6日撮影 赤崎漁港

日本海に沈む夕日を眺めながらビールを飲んだり、海に潜って魚を追いかけたり、釣った魚を囲炉裏で焼いて食べてください。体験して何を感じるのか、ちゃんと生きてるって感覚を身体に届けてほしいと考えています。

落ち着いた頃、ぜひ能登に遊びに来てください。囲炉裏を囲んで乾杯しましょう!

地震前 2023年2月24日撮影 囲炉裏で焼く能登ガキと釣ったカサゴ

志賀町の赤崎集落には1930年代に建てられた古民家が連なる美しい街並みが残されています。昭和初期に遠洋漁業で財を成した地域でしたが、火事で集落が消失してしまった過去があります。

地震前 2017年9月2日撮影 赤崎集落

消失した家々は一斉に建て替えが行われたため統一感を持ち、日本でも有数の美しさを誇る街並みとなっています。赤崎住民の日々の営みと努力の積み重ねで、80年以上経った今も変わらず当時の景観が維持されています。これほどまでに美しくリズミカルな街並みを国内で見たことはありません。

当時の家が当時のままに残る貴重な事例と考えています。

地震前 2023年12月22日撮影 雪の赤崎集落

文化財として登録されている訳ではありませんが、景観条例に合わせた新建材で建てられた家は皆無です。宿場町のように観光目的で修復された家もありません。暮らしに根付いた家と文化が赤崎にはあります。

時は流れ、漁師だった方は船を降りました。船小屋は駐車場に転用されているため通りに停まっている車が少ないことも気に入っています。散歩をするだけでタイムスリップしたような気分になります。

地震前 2022年11月2日撮影 お茶会

しかし多くの地域と同様、高齢化と空き家の増加が深刻になってきています。私たちはTOGISOを起点として、この集落を次の世代に残していくことを目指しています。

瓦の葺き替え、浄化槽設置とトイレの増設、納屋、土蔵、庭の片付けと整備を行う予定です。工事は基本的に支援団体が拠点として滞在中でもできる内容となっています。滞在中にトイレが増設されたら、きっと喜んでくれるでしょう。まだ水道は復旧していませんが。

資金の使い道

設備費:約650万円
人件費:約150万円

概算で800万円ほどの資金が必要だと考えています。元々、復旧のための資金は自己資金で賄う予定でしたが、クラウドファンディングを活用した方がレバレッジが効いて、より早期の復興につながると考えて実施させていただいています。

リターンについて

3,000円=ありがとうメッセージ

10,000円=ありがとうメッセージ + 能登の古民家宿 TOGISO公式HPの特設ページにお名前を掲載

30,000円=ありがとうメッセージ + 能登の古民家宿 TOGISO公式HPにお名前を掲載 + オンライン交流会員に招待

100,000円=ありがとうメッセージ + 能登の古民家宿 TOGISO公式HPにお名前を掲載 + オンライン交流会員に招待 + 僕と一緒に飲みにいきましょう!

※オンライン交流会はZoomを使って行います。宿の営業再開までの期間限定の予定です。
※能登の古民家宿 TOGISO公式HPにお名前を掲載する場合、特設ページに3年間掲載される予定です。
※飲みに行く場合は東京からの交通費は別途ご負担をお願いします。

スケジュール

2024年2月 クラウドファンディング終了、屋根の工事(今すぐの瓦の在庫確保が難しいため、瓦が届いたらすぐに施工できるよう下地工事のみ)
2024年3月 浄化槽・トイレの増設工事
2024年4月 庭・蔵・土蔵の整備と片付け、瓦の葺き替え、リターン履行

プロジェクトに興味をお持ちくださってありがとうございます。

2017年にTOGISOになる物件に出会ってから今まで、赤崎集落の保全活動を行ってきました。文化財にも指定されず観光地でもないからこそ、素朴な能登の暮らしが昔のまま残っている稀有な場所だと考えました。「誰かがやらないと、この美しい景観が消滅してしまう」そう考えて活動してきました。

個人の活動のため亀のようなスピードではありますが、それでも確実に一歩ずつ未来へと駒を進め、東京で働いたお金を能登の集落維持のためにブッ込む生活を続けてきました。

毎日を楽しそうに暮らす赤崎集落のみなさまに、どれだけ力をいただいたことでしょう。勝てない自然に挑み、負けていない能登のみなさまに、どれだけ励まされたことでしょう。

地震前 2023年12月18日撮影 お茶会

今回のクラウドファウンディングは能登の方々に諦めない姿を見ていただく機会とも考えています。志賀町赤崎では建物は倒壊せず、街並みも残っています。まだまだやれる、なんとかできる。いち早く復興に向けた狼煙をあげようという狙いもあります。

能登の冬は厳しい環境です。雪・風・寒さ。厳しい自然に負けない暮らしを続けてきた能登の方々だからこそ、春を待つ喜びも知っていると考えています。

ここ数年で近隣の空き家を数件譲っていただきました。当初の予定では、カフェ・パン屋・レストラン・立ち飲み屋、カラオケスナックなどに転用して、景観を維持しつつ歩いていける範囲で集落のみなさまも訪れた観光客も楽しめる街をつくっていく予定でしたが、想定外のできごとが起こってしまいました。

今後は近隣の空き家を修繕して支援基地として活用した後で、復興が落ち着いたタイミングで移住者の受け入れ先として整えたり、当初の計画のように自分好みのお店を誘致していこうと計画変更を考えているところです。

ちゃんとやりますので、応援よろしくお願いします!



山形県出身、新宿区在住。 2017年、インターネットで見つけた能登の古民家に一目惚れ。30年ほど空き家だった豪勢な家は継ぐ人がいなければ解体する流れだったため、赤崎の景観と文化を後世に残すために購入を決意。少しずつ手を加え、2020年に赤崎集落唯一の宿泊施設「能登の古民家宿 TOGISO 」として運営を開始。 以降の夏はTOGISOに滞在し、リモートで働きながら昼休みに海に潜って魚を突いて晩ごはんの調達をしていました。東京で働いて得た資本を能登の赤崎集落に投資し続けています。赤崎での仕事は自分がつくり、赤崎の価値は自分で築きたいと考えています。

X(旧Twitter)

<募集方式について>本プロジェクトはAll-in方式で実施します。目標金額に満たない場合も、計画を実行し、リターンをお届けします。

最新の活動報告

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  • 海沿いの納屋に手を入れて、海を眺められるようにDIYで改修しました。これで夕日を見ながらビールが飲めます。TOGISOの宿泊者だけではなく、ボランティアハウスに宿泊される方も使えるようにしています。能登の燃えるような夕日を見に来てください!さて、クラファンに挑戦している輪島塗漆器のランプシェードの商品化プロジェクトは【残り2日】となりました。廃棄される輪島塗漆器を活用したランプシェードの商品化にご協力ください!糸井重里さんにも支援していただきました。活動を理解・応援してくださって、とても嬉しいです。【残り2日】でラストスパートをかけたいので、引き続き、応援・拡散よろしくお願い致します! もっと見る

  • 志賀町の赤崎集落で能登半島地震の支援者へ向け、空き家を活用したボランティアハウスを開設しました。TOGISOから徒歩1分ほどの場所にあります。ボランティアの方は2,000円/日以上のドネーション、仕事で来られている方は3,000円/日以上のドネーションをお願いしています。復興支援にご協力いただける方がいらしたらお声がけください。また、赤崎集落の景観保全を目的に、石川高専建築学科学生有志とボランティア団体「風媒会」を立ち上げ、設立総会を行いました。北國新聞の取材を受け、記事が掲載されました赤崎集落の美しい街並みを後世に引き継いでいくことを目的とする会です。震災の復興だけではなく、石川高専建築学科で学んだ知識を学生が実践する場として赤崎集落を活用し能登の暮らしを未来へと繋いでいきます。挑戦中のクラウドファンディングも残り12日となりました。大変ありがたいことに糸井重里さんにもご支援をいただきました。廃棄される輪島塗漆器を活用したランプシェードの商品化にご協力ください!https://camp-fire.jp/projects/734224/view復興支援のために尽力いたしますので、引き続き拡散・応援をお願いできれば幸いです。よろしくお願い致します。 もっと見る

  • 8月4日、TOGISOで輪島塗漆器ランプシェードの開発会議が開催されました。プロジェクトに関わりのある全員が顔を合わせ、実際に試作品の照明を手に取りデザインや質感を確認しました。いくつかのサンプルの中から選ばれたのは、輪島塗の大平椀をベースとして、真鍮の削り出しで灯具をデザインしたものでした。能登の伝統工芸と最新の金属加工技術を融合させることで、新たな可能性が見えてきました。ソケットの開発は愛知県みよし市の金属加工会社、進興金属工業株式会社様に灯具製作のご協力をいただいております。真鍮削り出しで大平椀の曲線に合うようデザインされています。輪島塗り漆器の穴あけ加工は 木漆工をきさんに依頼しています。自宅も工房も被災しましたが諦めずに一緒に再起に向けて活動している大事な仲間です。こちらのプロジェクトも応援・拡散のご協力をお願いできれば幸いです。廃棄される輪島塗漆器を活用したランプシェードの商品化にご協力ください!@さて、能登・赤崎集落は今まさに夏。梅雨が明けてからは天候も安定し、毎日美しい風景が見られます。日本海に沈む夕日を眺めた後、しばらくすると満天の星空に包まれます。天国のような場所に是非あそびに来てください。みなさまのお越しをお待ちしています!【能登の古民家宿 TOGISO】https://togiso.jp/ もっと見る

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