自己紹介
千葉県鴨川市にて、自然と人間の共存をテーマに農薬や、肥料を使わずに、月の巡り自然農法で作物を作っている五膳貪と申します。
日本の自給率が40%以下と知ったことをきっかけに農業をはじめました。
作物を作り始めて18年になります。
現在は自然農法を広めるために寺小屋をはじめ、自給の大切さやそこから得る感動を皆さんと共感しながら、家族と共に味噌や醤油、鶏を飼うなどして自給自足を目指して生活しております。
このプロジェクトで実現したいこと
「レンコンが全滅!!」獣害でメチャクチャにされた蓮田を甦らせるチャレンジをさせて頂きたいと思っております。
私は千葉県鴨川市の曽呂と言う地域の棚田にて農薬や肥料を使わずに自然農法でレンコンやお米を育んでおります。
棚田は山からの水が綺麗で、自然に囲まれた素晴らしい場所です。
その反面、イノシシや鹿、猿などによる獣害が跡を断ちません。
そんな中、今季は例年にはない南房総を襲った天災による干ばつにより、山の餌が通年よりなくなってしまったイノシシ達が餌を求めて棚田に降りてきたのです。
生きることに必死になったイノシシ達が電柵も薙ぎ倒し、1ヶ月も経たない間に来季の種ハスまでレンコンを全て食べられ全滅してしまいました。
獣害対策は電柵だけではありませんでした。
電柵をいくら調節しても入って来てしまう為、電柵のなかに網をはり、対策をして来ましたがそちらも薙ぎ倒され
イノシシ対策は夜にも及び、毎晩暗闇の中いつイノシシが来るのかわからない状況下で電気をつけての対策をしている中でも、まるでプールの中にいるような水しぶきの音が毎晩聞こえて、翌朝の被害に落胆すると行った状況でした。
蓮田もメチャクチャ!!
イノシシはレンコンだけに終わらず、レンコン栽培の為に綺麗に作った蓮田もメチャクチャにして暴れていったのです。
まるで重機が通ったかのような跡を見ると落胆しかありませんでした。
レンコンに使うはずだった資金も、獣害によりレンコンの収入がなく底がつき、来期のレンコン栽培はやめなければいけない状態まで来ております。
しかし、レンコンを美味しいといつも注文してくださるお客様の為にも、応援してくださる皆様の為にも来期確実に収穫を迎える為に、イノシシが入れない頑丈な柵を周りに入れる為、来期の種ハスを購入する為、メチャクチャにされた蓮田を元に戻す為に、
皆様にご支援頂けたらと思い、クラウドファンディングをチャレンジすることに致しました。
プロジェクト立ち上げの背景
能登半島の震災の影響がまだ残っている中で恐縮では御座いますが、いつこの千葉県にも災害が来てもおかしくない状況や、自給率40%以下のわが国日本の状況。
無農薬、自然農法の作物達を出来るだけ多くの方達に手にとって頂くことが、これからの日本の未来に繋がってくるとの思いもあります。
出来るだけ多くの作物をつくり、みなさんにお届けすることが、今私達の最大限にできることではないかと思っております。
今回このような形で皆さんにクラウドファンディングとして応援を依頼したのは、農薬や肥料を使わずに作る私達の「大地レンコン」を来季もなんとかやり続けたい、農薬や肥料を使わなくても美味しいレンコンが出来ることの大切さをこれからも伝えていきたいと思ったからです。
今年の干ばつでの影響は獣害だけでは止まらず、お米にも影響を与えるほどです。
私達は薬寿米と言うお米も作っておりますが、棚田で作る為、干ばつにより水不足になり、美味しいお米はできたのですが、例年より収穫量が減っています。
例年より半減したお米や、獣害で全て食べられてたレンコン、蓮田をメチャクチャにされた影響により、元に戻すのに資金がかかるレンコンをやめようかと思って、悩んでおりました。
しかし、そのことを周りの皆さんにお話しすると、「応援するから辞めないで」
「みんな美味しい大地レンコンを待ってるよ」
「なんとか乗り越えて」など励ましのお言葉を頂くようになり、その中でも、
「クラウドファンディングをやってみたら」のお声がけに、なにもせずに終わるのであれば「やってみよう」と思いました。
このクラウドファンディングをきっかけに農薬や肥料を使わなくても、使わないからこそ、レンコンそのものの味がある「大地レンコン」を皆様に知ってもらえたら、
自然環境にも、人にも優しい作物達が広がるきっかけになって頂けたら、
そして又、私達もレンコンを育むことができるのではないかと、希望へと変わっていきました。
現在の準備状況
猪による獣害がひどい為、蓮田の整理からしなくてはいけない状況です。
重機を入れて、畦(蓮田を歩く道)を直し、畦シート(蓮田から水が漏れないようにする板)を外し、又設置し直す作業。
猪が入らないように、丈夫な柵で周りを囲む必要があります。
かも対策で埋め込んだ鉄パイプに柵を張り、囲む作戦で対策をしていきたいと思っております。
こおすれば、猪は入ってくる確率が大変少なくなります。
猪の檻も作成設置したいと思っております。
柵を壊して乗り込んでくるのを未然に防ぐためにには、檻を使い罠をかけなくてはいけません。
種ハスの準備。
通常では、毎年種ハスを残し収穫をして、それを植えて又収穫すると言った循環になっておりますが、種ハスも全て食べられてしまった為、種ハスを購入しなくてはいけません。
リターンについて
スーパーでは市販されていない自然農法による「大地レンコン」を新鮮な形で、皆様にお届けさせていただけたらと思っております。
これがレンコンの本来の味だと思っていただけることに確信を持っております。
又、実際の棚田で作る蓮田に来て頂き、掘る体験もしていただけたらと思っております。
収穫された新鮮なレンコンも美味しいですが、ご自身で掘った鮮度や感動に勝る美味しさはありません。
スケジュール
今期シーズンのレンコン作付けは4月を予定しております。
収穫は10月からになるので、10月以降12月までに返礼品として出荷したいと思っております。
収穫体験も10月から12月の間で、スケジュールを合わせて行いたいと思います。
資金の使い道
資金は100万円を目標にご支援を募集させていただきます。
周りに施す柵、設置作業、修正
25万円
蓮田整理ユンボ工事、準備作業
25万円
畦シート、工事
15万円
猪檻作成2個
20万
猪電柵一式
15万
(機会本体2個、電柵紐、電柵棒)
となっております。
100万円を超えるご支援をいただけるようでしたら、種ハス代やポンプなどにも使わせて頂ければと考えております。
最後に
ここまで読んでいただき誠にありがとうございます。
今期で私達の「大地レンコン」は辞めざるおえない状況に差し掛かっておりますが、こうして、皆様に本文を読んでいただいた事、興味を持って頂いたことが糧になり、なんとか、美味しいレンコンを皆様の食卓やレストラン様に届けられ続けたら幸いと思っております。
今まで応援してくださった方々、これから応援してくださる方々に心から感謝をし、最高の「大地レンコン」をお届けしたいと思っております。
又、鴨川市の素晴らしい大自然にご案内できること楽しみにしております。
長々とお付き合いして頂き誠にありがとうございました。
応援の方、よろしくお願い致します。
五膳貪
最新の活動報告
もっと見るレンコンの季節がやってまいりました。
2024/11/03 17:10こちらの活動報告は支援者限定の公開です。
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