怒涛の1月が終わった。BRICKSのリハが始まって一か月。この一か月で40分近いダンス、アクションなどの身体表現をA、B両チームに振付けした。我ながらとんでもないスピードで教えた。特に毎週土曜のリハは13時から21時ごろまで、一時間毎にスケジュールを組んでほぼ休みなしで、振付を入れまくった。時間を無駄にしてはならない。限られた時間でみんなに覚えてもらわなければならない。舞台は遊びではない。舞台は思い出作りの場所ではない。ただ朦朧としながらも作り上げた作品で、笑いころげてしまったり、何度も泣いてしまうシーンがあった。そして休憩時間になると、演者たちがいつも助け合いながら振付を自分のものにしていこうとしていた。さていよいよ芝居稽古が始まる。遊びではないし、思い出作りの場所ではないが、心揺さぶれる稽古が待っているだろう。そしてそんな僕たちを是非サポートして頂けたら嬉しいです。(執筆)プロジェクトオーナーBRICKS脚本・演出・プロデュース加世田 剛