ー もっと美味しいラムを食べたい

daikanyama O'KOKでは、日頃よりラム肉料理をたくさんご用意して、みなさまのご来店をお待ちしております。でも、自分たちで育てたら、きっともっと美味しいラムが食べられるはず！都内の牧場で育つ仔羊のオーナー、一緒になってみませんか？

▼ご挨拶

数多のプロジェクトの中から、興味を持っていただき、ありがとうございます。

2014年4月に、代官山の駅前に開業したレストラン「daikanyama O'KOK」と申します。皆様に愛され2周年を経て、3年目の日々を元気に営業しております。

日々、季節の美味しいものを提供しておりますので、是非一度足を運んでいただけましたらうれしいです。

▼今回のプロジェクトについて

弊店では、ご縁があって「有難豚（ありがとん）」という豚肉を何度か提供させていただいてきました。いつも来てくださってる方の中には、知ってるよ！食べたよ！美味しかったよ！という方も多いかもしれません。

ご存じない方のために...「有難豚」とは、ホープフルピッグさんが支援している、東日本大震災で被災した豚たちで、現在は東京の世田谷や八王子などですくすくと育っています。生産者・流通業・飲食店・消費者の「豚の顔まで見える関係」を目標にかかげ、美味しいお肉をとどけていただいています。

この「有難豚」の育つ場所のひとつが、八王子市にある磯沼ミルクファームさん。こちらは名前の通り元来は乳牛たちの牧場ですが、都内とは思えぬ自然に溢れた広大な敷地内では、牛たちにまざって、豚や羊も放牧されているのです。この羊こそが、今回みなさまと一緒にオーナーになりたい「東京放牧ラム」です。

▼このプロジェクトを通して知って欲しいお肉のこと

春に生まれたばかりの仔羊が、6月に八王子市の磯沼ミルクファームさんに到着します。そしてここでのびのびと育っていくのです。

みなさんは肉を食べるときに、その家畜たちがどうやって育ったかなどを考えたことはあるでしょうか？

ホープフルピッグさん、磯沼ミルクファームさんでは「アニマルウェルフェア」を非常に大切にしています。ごく簡単に言ってしまえば、家畜たちが、健康に幸せに、広々としたところでのびのびと育てる場・状況づくりということです。

★参考：家畜福祉の原則『５つの自由 Five Freedoms』

①「飢えと渇きからの自由」（健康と活力の為に必要な新鮮な水と飼料の給与）
②「不快からの自由」（畜舎や快適な休息場などの適切な飼育環境の整備）
③「痛み、傷、病気からの自由」（予防あるいは救急診察および救急処置）
④「正常行動発現の自由」（十分な空間、適切な施設、同種の仲間の存在）
⑤「恐怖や悲しみからの自由」（心理的な苦しみを避ける飼育環境の確保及び適切な待遇）

来年2月までの9ヶ月間、のびのび育つ子羊たちを間近にみて、上記のようなことも少し考えていただけたらうれしいな、と思います。

 

▼来年2017年3月1日に「テーブルキュイジーヌ」で食べます

daikanyama O'KOKには、オリジナルの立食形式のパーティー「テーブルキュイジーヌ」というものがあります。これまで不定期に開催していたのですが、2周年の2016年4月から、毎月1回、テーマを決めて開催することにしました。

お店のシンボルともなっているアルゼンチンからやってきた白い大きな机。こちらを店内ど真ん中に並べ、大きなお皿に見立てて料理を並べることにより、目で見て美味しい、もちろん食べて美味しい、そんな食にまつわる時空間をつくりたい、という試みです。

2016年4月：2周年スペシャル

2016年5月：仔羊1/2頭まる焼き

2016年6月：チーズの王様 パルミジャーノレッジャーノ

2016年7月：初鰹 from 気仙沼

2016年8月：東京野菜収穫祭

2016年9月：代官山の秋刀魚祭

2016年10月 - 2017年2月：未定

2017年3月：東京放牧ラム

来年3月1日、一緒にすくすく育った東京放牧ラムを食べませんか？

▼資金の使い道

東京放牧ラムは、9万円/1頭です。

2頭のオーナーになることを目指した目標金額設定です。

他は、育ちを見守るために牧場へ行くスタッフの交通費等へ当てさせていただく予定です。

▼リターンについて

【東京放牧ラムペアコース】2月後半に精肉され、代官山に届き次第提供を開始する東京放牧ラム中心のコース料理、ペアご招待券です。

【＋3/1テーブルキュイジーヌご招待】上記にくわえて、2017年3月1日に開催予定の「テーブルキュイジーヌ」へのご招待が含まれます。

【東京放牧ラム＆有難豚スペシャルコースアップグレード】上記にくわえて、コース料理を東京放牧ラムだけでなく有難豚も混ぜたスペシャルなものにアップグレードできます。

【仔羊命名権】上記にくわえて、共に育つのを見守る仔羊の名付け親になってください。  

▼最後に

ここまで読んでくださってありがとうございます。

先日、磯沼ミルクファームさんへお邪魔してきたのですが、コーヒーのにおいがする、とても静かで、やさしい空気の流れる場所でした。牛の牧場というと、モーモーないているのを想像するのではないでしょうか？この牧場、おどろくほど静かで、なんでだろうと思っていたら、ホープフルピッグ代表の髙橋さんが教えてくださいました。

「みんな幸せなんです」

モーモー言うのは、何かに不満があって、何かを訴えたい声だというのです。確かに、人間の赤ちゃんで考えたら、その通りですよね。おむつを替えて欲しくて泣き、お腹がすいたら泣き、さみしいと泣きます。

興味を持った方は、ぜひ一度、八王子まで一緒に行きましょう。

しあわせな場所で育つ羊、共に育っていくのを見守りませんか？そして2月には、おいしくいただきましょう！