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「みんなとつながる上毛かるた」改良版の制作と普及活動の支援プロジェクト!

群馬県人ならみんな知ってる上毛かるた。そのSDG sなアップデート版、見えるひとも見えない人も見えにくい人と共に遊び、対話し、世界を共有するための「みんなとつながる上毛かるた」の制作のための研究・普及活動への支援をお願いいたします!

現在の支援総額

735,500

21%

目標金額は3,500,000円

支援者数

66

募集終了まで残り

終了

このプロジェクトは、2024/02/01に募集を開始し、 66人の支援により 735,500円の資金を集め、 2024/03/31に募集を終了しました

社会課題の解決をみんなで支え合う新しいクラファン

集まった支援金は100%受け取ることができます

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現在の支援総額

735,500

21%達成

終了

目標金額3,500,000

支援者数66

このプロジェクトは、2024/02/01に募集を開始し、 66人の支援により 735,500円の資金を集め、 2024/03/31に募集を終了しました

群馬県人ならみんな知ってる上毛かるた。そのSDG sなアップデート版、見えるひとも見えない人も見えにくい人と共に遊び、対話し、世界を共有するための「みんなとつながる上毛かるた」の制作のための研究・普及活動への支援をお願いいたします!

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ヒューマンビーイング展 の付いた活動報告

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今日も、三輪代表からのメッセージです。 2月14日「触れる彫刻と触れない彫刻」 私は現在群馬県立館林美術館でさわれる彫刻展を開催しています。第一展示室という体育館のような大きい空間に畳を80枚しいて作品を30点余り展示しています。これらの作品は私が見えなくなってから作った塑像作品です。見えていた頃の記憶と手の感覚を頼りに、まさに手探りで表現を模索しながら作っています。 それとは対照的に第2・3・4展示室にある私の作品は、見えていたころの木彫20点余りを展示しているのですが、これには触ることができません。より正確に申し上げると、触ってほしくない作品です。これらの作品はすべて檜から彫りだし、細部まで神経をとがらせて造形し、日本画の微妙な彩色を施して仕上げたものです。 性格が異なる2つの作品群ですが、見えていた頃の木彫の作品も、見えなくなってからの最近の塑像の作品も私自身の生き方を投影しているものだと思います。 ただここで厄介な問題が起きました。見えない人に作品を鑑賞していただくには、触れる彫刻であれば手っ取り早いのですが、触れない彫刻作品は本気の対話型鑑賞で鑑賞するしかありません。2月17日の見えない方を招いてのワークショップでは、触れる鑑賞と触らない鑑賞の2部で構成することにしました。 群馬県の鑑賞サポーターは、私を含め実績があまりありません。見えない人の鑑賞もサポートする、インクルーシブ・ボランティア・ビギナーです。うまくいかないのは当然と了解したうえでどこまでできるがやってみたいと思います。ワークショップの後で、みんなでだめだしをして次回の糧としたいと思います。 ここでこれから私が研究を深めたいと思う「触察」が相当の肝になると思います。言葉で説明しきれない作品についての説明を、触ることのできない作品の為の代替え作品として、3Dスキャンや立体コピー・3Dプリンターなどの技術が大活躍すると思います。鑑賞者とサポータがお互いに触って言葉をかけあうことで鑑賞がどこまで深まるかは今後の大きな課題となるでしょう。 「みんなとつながる上毛かるた」は触察の研究の必要性を私に気づかせてくれました。


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三輪代表から、昨日の上映会・トークについてのメッセージが届きました。2月11日 「手でふれてみる世界」 こんにちは三輪です。昨日岡野晃子さんの映画上映が群馬県立館林美術館でありました。岡野さんの映画「手でふれてみる世界」は今の時代に作らされた映画だと思います。この映画は全国20か所以上で上映されているようです。群馬県では初めての上映でした。お客様も思いのほかたくさんいらしていただきました。皆さん本当にありがとうございました。 私が去年から取り組んでいる文化庁、障碍者等による芸術文化活動推進事業の取り組みとしてインクルシブアートコーディネーター育成事業があるのですが、簡単にいいますと障害者の方が美術館に行って鑑賞するためのサポートの養成事業なのです。サポートをするためには言葉で作品の内容を伝えるほかに「触察」という鑑賞方法があります。美術館では触れることが出来ない作品を鑑賞するための手段も研究していかなければならないのですが、この話を論述してもそうそう実感として伝えきれないことが多いのです。岡野さんの映画を見ることで見えない人が展覧会を鑑賞する必要性と具体的な取り組みを皆さんに実感として頂けると思います。 面白いものでこの映画はオメロ触覚美術館の館長夫妻のお話しなのですが、不思議に岡野さんの人格がにじみ出ているように感じます。私は画面が見えないのでユニバーサル対応の音で映画を楽しむしかないのですが、それでも岡野さんの謙虚な性格を感じることが出来ます。見せ所を強調するのではなく、より自然さを大事にして撮影している岡野さんの姿が見えるようです。 これは怖いことだと思います。私が館林美術館で出品している過去の木彫の作品は人を寄せ付けない空気がみなぎっているようです。最近の作品は鑑賞者との距離が30cmくらい縮んだと人に言われます。確かにその通りなのです。木彫を彫っていたころの私は一匹狼の自己完結型でした。最近は見えないがゆえに団体戦になりつつあります。それが30cmという感想になったのだと思います。 岡野さんは今後も肩に力を入れず、大声で叫ばず、優しく人に寄り添って生きていくのだろうと思います。素晴らしいです。